シアターキューブリックでは先週末、劇団初の試みとなりますワークインプログレス公演(公開稽古公演)を行いました。
お越しいただいた皆さん、遅くなりましたがこちらでもお礼を申し上げます。二日間ともお足下の悪い中、誠にありがとうございました!
鹿児島日置市にて、今週金曜(小中学生向け芸術鑑賞ステージ)・土曜(一般公開ステージ)に上演される『島津の疾風』を、東京にて一足お先に稽古場公演として上演し、一先ずの完成したお芝居を披露しました。そしてたくさんのご意見・ご感想を頂き、ステージ後には座談形式にて役者達のトークや質疑応答なども交えながら、よりよい鹿児島公演にしていくための交流の場を設けさせて頂いたのです。
なにしろ「ほぼ全編薩摩弁(一部標準語あり)」「劇団市場最大規模の劇場」「50分に凝縮されたスピーディーな芝居」。。。
再演作品とはいえ、島津のご当地・鹿児島での上演にあたっては、それこそ“日和見的な芝居づくり”になってしまうことは許されないのではないか…という思いもありました。
東京での上演後、数々のご意見、励ましのお言葉を頂き、まずそれ自体がとても有難かったです。
ご意見によって新たな発見もありましたし、これまでやってきたことの確信を得られたこともありました。
ワークインプログレス終了後、さっそく月曜・火曜と皆で稽古し、「いけそう!」という実感が湧いてきたところであります。
既に“かごんま”に今日到着している緑川・漢那らより、あちらの様子や、劇場の様子が続々と送られてくるので、否が応でも気分は鹿児島モードになるというもの。鹿児島はおろか、九州初上陸なんですけどねワタクシ。
さあ、あとは夜明けを待つのみ。
――いざ、鹿児島へ。