ヘタレ創作ヤログ~人生これでいいのだ!!

原点に立ち返った、創作ヤロウのブログ!
「負け組プータログ!!」からタイトル再変更。でも、今まで通り幅広くいきます~

ニューヨーク州は広かった~シラキュースシティは寒かった…

2011年12月25日 23時06分40秒 | 人生楽しや~我が90年代
大分ご無沙汰してます。

早速ですが、回顧録の続き。


「イエーイ、今年から俺もNY市民だぜぃ」と勘違いもはなはだしかったわけだけど、まあ一応NY州ではあるSyracuse市を裏表で牛耳るパーティー大学(まあ日東駒専レベルよ)のSyracuse Universityに編入したおいらがまず驚いたのは、午後8時の明るさw
日本なら午後3時くらいの明るさなのよ。
慣れるのにしばらく時間がかかった。。。

で、初日は留学生向けオリエンがあって、その後に日本人会の会合があり、そこで俺はHideという日本人と知り合った。
彼はキーボードが得意な一年生で、「一緒にバンドやりましょう!」と初日で意気投合。
テンプルで不満がたまっていた俺は、シラキュースで音楽に没頭したのだった!(ってほどでもなかったか)

Van Halenの「Right Now」は、Hideがスコア(銀盤用)を持っていたのでまずはこの曲のコピーから。
ギターは、Hideの友人だったコリアンのSungが担当、ドラム&ベースなし(打ち込み)の無茶な3ピースで、3回ライヴのようなものをやりました

ノリは、1回目の時が一番よかったな。
3回目は最悪で、PAやってた女の子が映画学科で俺と同じ授業を受けていたやつの友達で、彼女いわく「サイテーだった」とのこと

まあ、そりゃそうだわな~
リハーサルスタジオなんて近くになかったし、練習はHideの寮の部屋でやってたし。
何よりも経験不足だった(練習も)。

音楽に関しては結局、3回目の後新しいメンバーでやろうということになって、コリアンのシンガーとギタリストが加入し、俺はドラマーにまわされ、次の学期から再始動しようということになった(実はこの時俺は辞めるつもりだった)。

音楽の話はこれくらいにしておいて、映画はというと、さすがに専攻が映画だと、自主制作やろうなんて話にならなくて(ある意味「にっかつ」でもそうだったな)作ったのは授業用の2本のみ。
しかもその2本目が、現時点での最後の作品。

1本目はサイレントで白黒、カメラもBolexの手巻き16mmと、制限された中で作ったものだったんだけど、新しい話考えるのも面倒だったから、再び「DREAMER」の焼き直しをやった。
US版「DREAMER」www
タイトルは「Man with Movie Script」だったと思う。
これが、学期末の教授陣へのプレゼン&レビューで予想以上に評判が良くてね。
正直驚いた。
担当講師からはあまり評価されてなかったから。
その次の学期に同じ授業をとっていた日本人の留学生と組んで「Never Shown」というサイコスリラー(の予定だった)を撮った。
これはシナリオは講師から絶賛されていたんだけど、肝心のキャストが全く決まらなくてね。
撮影が全然進まなくて、急遽シナリオを変えて、というか撮影できるようにその場の流れで撮影したものを編集した、って感じで作ってしまった。
まあ、サイコスリラーではなくなったけど、「サイココメディ」というジャンルで勝負した唯一の生徒として脚光を浴びたのは事実w
2年最後の作品は、公の上映会で上映したんだけど、大爆笑をいただきました

自分の映画について語るのは、今回がラストだねぇ。
次からは、日本帰国後の新たなメディアとの出会いから、ってな感じ?

つづく