所長「ジュリエッタが出たそうじゃな。」
助手「そうですね。2010年のジュネーブショーでデビューですから、ようやくって感じではありますが。」
所長「これの前のって、147じゃったな。ずい分と長いコト売っとった気がするの。」
助手「147のデビューって2000年なんですよ。翌年には日本に入ってきましたから、10年以上も売ってたコトになりますね。」
所長「ほぉ、そんなになるかの。」
助手「147って156の世代って気がするじゃないですか。で、156が159に変わって、次は147の番だと思ってたんですが、それからでもすでに7年ですよ。」
所長「159が出てからもう7年か、ひと世代分飛んでしもとる感じじゃな。」
助手「ですね。159の後継の話も出始めてますしね。ジュリアって名前になるらしいですよ。」
所長「ほぉ、そうか。じゃがそれを言うなら147の後継の話もずい分と前から出とったがの。もっともその頃は149って呼ばれとったんじゃが。」
助手「でしたよね。でもジュリエッタの場合は、GMとのゴタゴタがありましたし、遅くなったのは仕方がないんでしょうけど。」
所長「おー、そういえばそんなコトあったのぉ。すっかり忘れとったわ。」
助手「GMがフィアットと資本提携して、最終的にはフィアットを買収するって話だったのを、一方的に破棄して話題になりましたよね。」
所長「そうじゃったのぉ。確かそれでGMから大金をせしめて、フィアットは息を吹き返したって感じじゃったのぉ。」
助手「そのあと、GMは経営破綻して、フィアットはクライスラーに資本参加したワケですから、ホントわからないモンですね。」
所長「あれって莫大な借金は引き継がんカタチで、事実上クライスラーを傘下に治めたワケじゃろ。ここんトコのフィアットの狡猾さはフォルクスワーゲン顔負けじゃな。」
助手「イタリアの巨人、復活って感じですね。ところでなんでフィアットの話をしてるんでしたっけ。」
所長「ん、なんじゃったかのぉ。」
助手「あっ、そうそう、147の後継がなかなか出なかったって話から、フィアットとGMの話になったんですよ。」
所長「ああ、そうじゃったのぉ。」
助手「で、ようやく出たジュリエッタですけど、どうですか。ボクはかなりカッコいいと思うんですが。」
所長「綺麗なクルマじゃの。ミトと一緒で8Cなんちゃらのモチーフを受け継いどるんじゃが。」
助手「8Cコンペティツィオーネですよ。いい加減覚えて下さいよ。」
所長「おう、それじゃ。で、ミトよりサイズがデカくなった分、伸びやかになっとるしの。」
助手「ミトは結構腰高な印象を受けますよね。」
所長「前後のライトも落ち着いた感じにしとるし、今の路線でのほぼ完成形なんじゃないかのぉ。」
助手「えらく褒めますね。」
所長「価格が高めなのと、色があんまり選べんのが気に入らんがの。」
助手「お約束の赤の他は白、黒、グレーの無彩色ばかりですからね。」
所長「落ち着いたダークグリーンなんかが似合いそうな気がするんじゃがな。」
助手「わかる気がします。でも実際に売れるのは赤ばっかりなんでしょうけどね。もういい加減、バカのひとつ覚えみたいに赤を選ぶのをやめてもいいと思うんですけどね。」
所長「わからんでもないが、このクラスのクルマで赤を選べるのってアルファぐらいじゃろ。そう思うと貴重な存在かもしれんぞ。」
助手「まあ確かに赤と言えば、フェラーリのみたいなスポーツカーか、女性向けのコンパクトカーの両極端になってしまいますからね。」
所長「イタリアと違って、日本では赤は女性が好む色ってイメージがあるからのぉ。」
助手「そうそう、そうなんですよね。ボクも子供の頃は赤とかピンクは女色で、青や緑は男色って思ってましたしね。今でも赤色のクルマって気恥ずかしい気がしますよ。」
所長「じゃろ。じゃがそのクルマがアルファロメオじゃったらどうじゃ。」
助手「誇らしいかもしれませんね。」
所長「そういうコトじゃ。」
助手「それにしても最近のアルフアいい感じですよね。」
所長「あ、・・・うん、そうじゃの。」
助手「あれ、どうしたんですか。」
所長「うーん、いいと思うんじゃが、最近なんかモノ足りない気がしてたんじゃ。」
助手「どういうコトですか。」
所長「どう言うたらいいんじゃろうか。まああくまでもワシの好みの問題なんじゃけど、最近ちょっと前のアルファの方が魅力的に見えてしまうんじゃ。」
助手「ボクも156とかの方が好きですよ。」
所長「いや、もっと前じゃ。」
助手「ジュリアとかですか。」
所長「行き過ぎじゃ。75とか33とかじゃ。」
助手「ああ、あの世代ですか。まぁ国営時代の設計ですから、そりゃ純血のアルファなのかもしれませんけど、信頼性なんかは雲泥の差でしょ。」
所長「メカニズムもそうなんじゃが、あの頃のアルファってもっと妖しさみたいなモンがあった気がするんじゃ。」
助手「妖しさですか。」
所長「アルファロメオって昔から魅力的なクルマの代名詞みたいに言われとる反面、壊れやすいとか、錆びやすいとか言われて、手が出し難いクルマじゃったじゃろ。」
助手「そう聞きますね。」
所長「じゃが、それらをひっくるめて買っとったモンがおったワケじゃ。それだけ魅力があったってコトじゃろ。」
助手「それはそうかもしれませんけど、その頃が今よりいいとは思えませんけどね。」
所長「もちろん品質を落とせって言っとるんじゃなくって、その頃のアルファにあった妖しさを表現できんモンかと思うんじゃ。」
助手「具体的にどんな妖しさなんですか。」
所長「うーん、散々考えたんじゃが、今のアルファって綺麗にまとまり過ぎとる気がするんじゃ。」
助手「まあ確かに綺麗ですけど、それのどこがダメなんですか。」
所長「前はもっとアクが強かったって言うか、不可解なデザインがあったじゃろ。」
助手「不可解、ですか。」
所長「例えば、75のサイドのモールがリアバンパーのところで跳ね上がってたり、やたらとトランクに厚みがあったりと、微妙にバランスを崩しとるって感じがせんか。」
助手「ああ、確かに。なんでもっと素直にデザイン出来ないのかって思ってましたね。」
所長「初めは違和感を感じるんじゃが、見慣れてくるとそれが味に見えてきて、段々病みつきなってくるって感じがするんじゃ。」
助手「それはあるかもしれませんね。」
所長「なんて言うか日本車なんかでは、決して辿り着けんモンって言うか。」
助手「文化の違いなんでしょうね。」
所長「それが156、147辺りから日本でもずい分と身近な存在になったじゃろ。品質が上がって、ディーラーが整備され、ドイツ車なんかとそう変わらん感覚で買えるようになったんじゃが、それと引き替えにそれまであった妖しさとか危うさみたいなモンがなくなってしまった気がするんじゃ。」
助手「なんとなくわかるような気がしますね。」
所長「そう考えて今のジュリエッタを見るとじゃな、個性もあって綺麗なデザインじゃし、商売的には何にも問題ないんじゃろうけど、ワシからしたらどこかモノ足りなさを感じてしまうんじゃ。」
助手「わからなくはないですけどね。でも前にブレラが出たときに、ボクが似たようなコトを言ってたら完全に否定されたんですけど、覚えてますか。」
所長「そんなコトあったかのぉ。」
助手「でしょうね。」
参考資料
アルファロメオ・ジュリエッタ(フィアット グループ オートモビルズ ジャパン株式会社)
アルファロメオ147(フィアット グループ オートモビルズ ジャパン株式会社)
アルファロメオ75(『GAZOO.COM』トヨタ自動車株式会社)
アルファロメオMiTo(轟クルマ文化研究所)
アルファロメオ・ブレラ(轟クルマ文化研究所)
Yahoo!グループ轟クルマ文化研究所
アルファロメオ ジュリエッタ
フィアットグループ・オートモービルズ・ジャパンは、2月4日から販売するアルファロメオの新型『ジュリエッタ』の、1.4リットル・ターボマルチエアエンジンを搭載した3車種が、第4次補正予算案に盛り込また「エコカー補助金(環境対応車導入普及促進対策費)」の対象車種になったと発表した。
エコカー補助金制度で、少数輸入車に対する簡素化した認証制度「PHP」を使って輸入された自動車についても対象となったため。
対象車は「ジュリエッタ・スプリント」「ジュリエッタ・コンペティツィオーネ」、新型ジュリエッタの導入記念として限定75台販売する「ジュリエッタ・コンペティツィオーネ・アルフィスティ」の3モデル。
欧州のCO2規制で用いられる公式燃費値(NEDCモード燃費値)について2015年燃費基準と2010年度燃費基準25%超過を達成している。
国会で2011年度第4次補正予算案が可決・成立するとこれら3モデルの新車を購入すると補助金10万円が支給される。
<記事:引用>
アルファロメオ・ジュリエッタのDM一式。
左上が封筒、右上がカタログ、右下がサービス案内です。
そして左下は…
ジグソーパズルなんだけど、1ピース足りない!
これは気持ち悪い(笑)
完成させたい欲求に駆られます。
ディーラーに足を運ばせようって作戦ですね。
これ考えた人、凄いかも。
プジョーを点検に出した帰りアルファロメオ店で、
発売されたばかりの、NEWジュリエッタに試乗してきました。
展示車はトップモデルの白いクアドリフォリオ・ベルデ、
235psの1.8L直噴ターボ6速マニュアル、
18inchホイールに真赤なブレンボ4potキャリパー・・・・・そそられます。
個人的には、斜め後ろからのスタイルが気に入りました。
1800mmのワイドボディーは後姿も迫力・・・・・・
シートの座ると、ダッシュボードがかなり高くフロントスクリーンが小さい、
・・・視界は大丈夫なのか?少し不安に、
コクピット周りはお洒落、ゴルフより色気があります。
後席は私が座ると足元には余裕がありますが、
頭上高が低く178cmの私では髪の毛が触ります(狭さは感じません)。
荷室もゲートが高く、持ち上げがやや面倒ですが、広さはクラスとして十分。
試乗車は廉価版のスプリント、
エンジンは170psの1.4Lターボ、6速ツインクラッチAT、
(147のセレスピードから大進化)
ファブリックシートにホイールは16inchブレーキも2potとおとなしく・・・・・
エンジンを掛けるとアイドリングは静か、
シフトレバーをドライブに入れスタート、新型ATもスムースに繋がります。
勇ましいイタリアンでは無く、走行音も静かで小声で会話でき、
足回りもソフトで内装も含め高級感があります。
ただハンドルはシャープでキビキビさすがアルフウ・・・
ブレーキの効きも鋭く、国産車に慣れているとビックリかも、
試乗前心配した、フロントの視界は全く問題ありませんでした。
信号待ちで停止すると数秒でアイドルストップ、
ブレーキを放すとスムースに再スタート、エコロジーにも配慮。
この車にはD.N.Aが搭載されていて、通常はNノーマルモード、
Dダイナミックモードをテストすると、アクセルレスポンスも鋭く、
シフトも引張り気味に、パワステのアシストが減り、重いハンドルに・・・・
楽しいですが、街中では使い難いかな?(女性ではハンドル重過ぎ)
全体としては本当に良く出来ています。
ライバルはVWゴルフ、プジョー308、BMW1シリーズでしょう・・・・
十分比較検討できると思います。
試乗後スタッフから、
「売れ筋は中間のコンぺティオーネですが、私はスプリントで十分では・・・」
私も装備に納得できれば、スプリントはお勧めと思いました。
土曜日。尾車氏とともに、ちょこっとだけクルマを見に行ってきた。
まずは、最近登場した「アルファロメオ・ジュリエッタ」に試乗。
試乗グレードは「Competizione」(6AT:税込車両本体価格358万円)だった。
バミューダトライアングル風のフロントグリルは、そこはかとなく、セクシー。
5ドア車でありながらも、リヤドアハンドルのデザイン処理で、3ドア風に仕立て上げられたサイドビュー。
リヤシートにも座ってみたが、ヘッドルームの余裕は少なかった。とはいえ、大人4人のドライブに、十分実用的なスペースを持っている。
エンジンは、近年の欧州車お得意の「小排気量+ターボ」。1,368ccのエンジンは170psを発揮するという。なお、貰った簡易カタログには、燃費の記載は無かった。
積雪路での試乗だったが、VDCの効用もあってか、まるでAWD車のように安定して走る。
全幅1,800mmと幅の広いクルマだが、最近こういうクルマが多くなってきたので、私の方が慣れてしまった。なので、公道(一般国道)で幅の広さを持て余すようなことはなかった。パーキングは試してませんが・・・
ステアリングは、ドイツ車のように直進方向にずっしり据わっている感じではなく、どちらかといえば軽めの味付け。
「アルファD.N.A」はスバルでいえば「SI−DRIVE」のようなもので、「Dynamic」「Normal」「All weather」の3つのモードを持つ。味付けの違いは明確で、「Dynamic」モードでの発進では、雪道ではやや前輪が暴れがちになるほどであった。
「アルファTCT」と呼ばれるデュアルクラッチATトランスミッション。VWのDSGと較べると、若干反応が鈍いような印象も否めないが、そのフィールはおおむね良好。
踏力ではなくストロークで効かせるタイプのブレーキには、若干の慣れを要するかもしれない。油断すると、「カックンブレーキ」になってしまう。
なんといっても魅力的なのは、そのインテリアのデザインと作りである。それは何よりも、色っぽさに溢れていて、まさにスペシャルティな味わい。こういうインテリアが、スバルBRZにも欲しかったなう・・
また、3連ダイヤル式の空調の操作性も、なかなか良好であった。
そして、私がいつも注目している「スペアタイヤ」は、しっかり標準装着。この点は、個人的には◎である。
アルファロメオ・ジュリエッタ。とても色っぽいクルマである。私のようなオヤジが乗ると、なにかいやらしくいかがわしい感じになってしまいそうなので、ゼヒ女性に乗ってもらいたいと思う。
続いて向かったのは、BMWのお店。新型3シリーズを、見学させていただいた。
黒を基調に、赤ステッチが散りばめられたインテリア。これは、近年の流行なのかもしれない。
いやあ、それにしても、3シリーズはデカくなってしまった。私がクルマ好きになった頃の3シリーズは、カローラとかカリーナくらいの大きさだったのだが、今や初代デボネア並の大きさである。
モデルチェンジの度に、デカくなる、近年のドイツ車。いかがなものであろう。「コンパクトで、上質」というコンセプトが、かつての3シリーズの最大の美点だったと思うのだが・・・
ついに三代目ジュリエッタが日本デビューする。
庶民派アルフィスタが待ちに待ったときである。
ということで発売前だが実車を見に行った。
展示されていたのは、1.4リッターのコンペティツィオーネと1.75リッターのクアドリフォリオ・ヴェルデだ。いずれも6速マニュアル。
ゴルフやBMW、アウディなどのドイツ勢とガチンコでぶつかるCセグメントで名車147の後継として期待感が半端ない。いつもフィアットしかないディーラーにもアルフィスタで賑わいを見せている。
一番の印象は「意外にでかい」。147からするとかなり大きい。アウディのせいでCセグメントは肥大化傾向にあるのは確かだが、もうちょっと小さくてもいいんじゃないか?MITOとの差別化上仕方がないのか。
概観は「美しい」の一言。ジュウジアーロから脱却し、8Cの流れを組む流線型。MITOとも似てるようで微妙に違う。
内装はスポーティな感じだが意外に地味。イタリアンな感じがあまりないなあ。
クアドリフォリオ・ヴェルデのメーターはMAX300km/h。本気か?
とにかく試乗したいのだ。待ち遠しい。エンジンは官能的なのか?新しいプラットフォームは評判通りなのか?電動パワステでいいのか?TCTかマニュアルか?
しかしだ。。。
ここまで、待ったらもうちょっと待ってもいいんじゃないかとハタと思った。ダウンサイズされたエコなアルファはこれからいつでも乗れるんだ。
今こそアルファ伝統のV6に乗っておく必要があるんじゃないか?
そう思った俺は、横にあったアルファ147GTAの見積もりをもらって帰ったのであった。
ところで最近の6速マニュアルってバックがローの隣にあるのね。左前の奥。知らんかた。間違えそうだな。

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