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2012/05/25更新

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植村直己物語 (1986) 140分

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グリーンランドのシオラパルクに滞在し、3000キロの犬橇単独行を成し得た植村直己は、久しぶりに東京に戻って来た。彼は駅の階段で偶然出逢った女性と馴染みの店で再会した。そして数日後、その女性野崎公子に自分の著書をプレゼントする。それを読みながら、これまでの植村の人生を知る公子。明治大学山岳部で落ちこぼれだった植村は、卒業後4万円だけ持って、横浜より移民船で渡米した。だが、労働ビザが無いため、不法労働で国外追放され、フランスのシャモニーに渡る。そこで働きながらヒマラヤのゴジュンバ・カンII隆明大隊に参加、同峰初登頂に成功した。その時団体登頂は合わないと感じた彼は、その後、モンブラン、マッターホーン、キリマンジャロ、アコンカグアなどを単独で登った。1970年5月には、日本人として初めてエベレスト山頂に立った。


DVD★★★☆


実は明日明後日で鳥取〜豊岡方面へ毎年恒例のおっさん団体旅行へ向かうのですが、21日に豊岡市の植村直己冒険館を見学するんです。たぶんこの会の会長さんが山登り好きなので、彼のご意向かと(笑)ってことで、DVDを持っている私は久々にこの映画を見ました。劇場公開時も映画館で見てるんですね。なので「なつかシネマ」のジャンルです。

オープニングシーンが圧巻です。ウィンダムヒルの・・・って、覚えてます?ウィンダムヒル。25年前は本当に流行りましたね。そのウィンダムヒルの素晴らしいギターの音色をバックに、犬ぞりで氷原を疾走する西田敏行演じる植村直己の姿を捉えています。

物語は彼が残した書物を原作に、彼がマッキンリー冬季単独登頂に成功し行方不明に成るまでですが、正直言えば物語的にあまり面白いものではありません。しかし、どこでロケをしたかまではわかりませんが、登山シーンや犬ぞりシーンなど、大自然に立ち向かう彼の姿を美しくとらえています。

この映画がつくられた当時はもちろん彼の奥さんもいますし、彼の本質にはなかなか踏み込んで表現することは難しかったとは思いますが、やはりめちゃ変人ですし、なんといっても冒険家は生きて還ってこそ讃えられるべきことなので、やはり敗北者だという気もします。もっとも彼がマッキンリーから無事帰還したとしても、結局はそれ以降の大冒険で亡くなるような気もします。

25年前の映画なので、もう亡くなってしまった俳優さんをたくさん見ることができます。
古尾谷雅人、竹脇無我、藤木悠、山田辰夫、池部良、小沢栄太郎、山岡久乃、乙羽信子などなど。

3788616さん
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