Oceangreenの思索

主に、古神道、チベット仏教、心理学等に基づく日本精神文化の分析…だったはずなんだけど!

善光寺と深見

2009-10-19 | 大本および深見
ものすごく久しぶりに、善光寺を訪れる事ができた。
父が、用事のついでに、落としていってくれたのである。

本当にありがたいと思う。

***

深見は善光寺に来たことがある。
もう何年も前、
“皆神山神業”の時だ。

長野オリンピックよりは、
前だったか、後だったか…

神業とは、深見が神さまを降ろして神示を受け、
そのご利益を会員さんに分けるとして、
神法(ご利益を与える呪術、まじないのようなもの)を行う
イベントである。

深見が神さまを降ろすまで、エラい時間がかかる。
参加した会員さんは何日でも祈りながら待ち、
深見の神降ろしを手伝うのである。

神業で、深見が
神さまから教わったと称して話した事は、
「他言しません」との誓約書を取られているのだが、

その後、会誌に載せられたことは、
誰でも入手可能な情報になっていると思うので、
書いても平気だろう。

***

深見によると、皆神山は、
お釈迦様のお墓だそうだ。

単純に、わたしを守護していたお釈迦さまの霊が現れたのを
勘違いしただけじゃないか、と思うが…

まあ、皆神山に関しては
またの機会に譲るとして。

その後、深見は善光寺も参拝したらしいのである。
会員を集めてではなく、個人的に。

次の日に行われた
戸隠での“神業”で言っていた。

それによると、深見が参拝したさい善光寺如来さまは、
『こんな金儲け主義で御利益主義のところはもうイヤだ』
と言って、

深見について行ってしまったそうなのである。

う~ん。

だから善光寺には、もう、
参拝しない方がいいそうなのである。

う~ん。

***

集団心理とはおそろしいもので、中にいると、なんか信じてしまうのだ。
上の人に白い目で見られたくないし…

それで最初はその通りにしていたのだけど、
段々、ストレスが溜まってくる。

長野で善光寺さんを侮るということは、
地域の多くのイベントや団体を侮ることに繋がるのである!

コミュニティ自体を侮っているも同然である!

深見のところをやめてから、
最初の頃に怒りを爆発させていたのは、
“善光寺に如来さまがいない訳ないじゃない!”
という事だった。

それに、善光寺は大衆信仰の寺で、
大勧進や大本願や、善光寺事務局の寺じゃないのだ。

大衆の善光寺なのだから、
例え運営側が金儲け主義に陥ったとしても、関係ない。

***

その後、調べていくにつけ、
駒弓神社のこととか、彦神別さまの事とかが出てきて、

深見に本当に霊能があるなら、なんで駒弓神社の事が出てこなかったのかなあ、
というのも、非常な疑問になった。

大体、深見が信仰する諏訪の神さまの
御子神なのだし。

善光寺如来さまは、
奥の院も若麻績氏も斎藤氏も、
そして長野市民も、
見捨てたのだろうか…(笑)

わたしを深見から引き離したのは、
善光寺如来さまと彦神別さまなんじゃないかと、
今は疑っている。

***

深見は、今年の夏にも長野に来た。

母が出掛けたきり帰ってこなかったため、
電話で追及したところ、明らかになった。

内容を聞き出すことはできなかったけど、
わたしは腹が立ったため、
会場周囲の、小さな地区の鎮守さんを全部まわった。

決して、深見に害をなそうとした訳ではない。
深見が悪さをしないように祈っただけである。

それに深見は、地区の小さな鎮守さんには
“ご神霊はいない”とバカにしていたのだから、
その通りなら、なんの効果もない筈である。

問題ない!

***

今日はよく晴れて、
紅葉の始まった善光寺は、とても美しい。

こんなに美しいところに、
如来さまがいない筈がない!

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