kaoのタイルクラフト

タイルクラフトのオリジナル作品を紹介(^-^) そ・れ・と
気まぐれですが…日々の出来事を呟いてま~す(^-^)/

霧島温泉へ

2016-02-14 14:30:23 | 旅行

2月10,11日、鹿児島の霧島温泉へ行ってきました

先週、桜島の爆発的噴火が発生して警戒レベルが2から3に引き上げられたということもあって、少し心配しながら

羽田発8:15の飛行機に乗り込みました

お天気も良くて、見えてきた桜島は、噴煙も上がってなくて穏やか…先週の爆発でかぶった火山灰で白くなっているところも見えましたが…ホッと安心

 

10時過ぎほぼ定刻通り無事着陸空港から霧島連山もくっきり眺められました

 

バスで市街地にでて、昼食は郷土料理の鶏飯セット

・自家製揚げたてさつま揚げ

・白湯鶏飯

 さつま若しゃもをじっくり3日間煮込んだコラーゲンたっぷりの香り豊かなスープ!鶏肉も美味しかった

・キビナゴ刺身

 青く輝いているキビナゴ、食べるのが惜しいくらい綺麗酢味噌をつけて

 

鹿児島空港へもどって、そこから路線バスで霧島温泉へ

霧島の茶畑を過ぎると随分山深くなって、2,30分位走ると温泉街へ

17時過ぎにホテルに到着!

 

客室に入ると、いろいろな陶器の置物が飾られていて思わずパチリ

  

  

 

神々が降り立ったとされる霧島

「薩摩の殿湯」とされる300年の歴史を持つ温泉は、さすがです!

湯あたりも柔らかで硫黄もあまりきつくなくちょうど良くて極上の温泉でした

普通は帰るまでに2,3回入るところ今回は、4回も入りました

 

夕飯はカメラを忘れて撮れませんでしたが

「料理長おまかせ懐石」食前酒は、ハイビスカスのカクテル…ピンク色が可愛い

蟹、伊勢海老、黒豚&カンパチのしゃぶしゃぶ、黒毛牛陶板焼き、お造り、お寿司、茶碗蒸し…お品書きはなかったので詳しくは書けませんが、とにかく品数おおくて、新鮮で美味しかったです

もちろん芋焼酎(千秀)もロックで頂いたのですが…これが最高!一口飲んで顔がほころびました

翌朝、桜島が見えることを期待していたのですが…春霞でうっすらとしか観えませんでした

 

宿をあとにして、路線バスに乗って霧島神宮へ

バス停近くにも湯けむりが勢いよく吹き上がっていました

 

 

バスにゆれること15分位で、霧島神宮に到着

天孫降臨の神話の主、ニニギノミコトを主祭神として祀る神社。その歴史は古く、平安時代に編纂された「延喜式」にも記されています。

もともとは高千穂峰付近にあった社殿は噴火による消失で何度も移り、現在の社殿は島津藩手吉貴公の寄進で300年ほど前に建てられ、老杉に囲まれた何とも荘厳で清浄な空気に包まれた神社です。

  

  さざれ石

 神木の杉 樹齢約800年と推定され、南九州の杉の祖先ともいわれている

  「西の日光」とも言われている色彩豊かな装飾

 

行った日はちょうど建国記念日、日本の建国を忍び、国を愛する心を養う日で、第一代桓武天皇ご即位を祝い皇室国家の益々の弥栄を祈願する祭儀「紀元祭」が行われていました

 

 

勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めている「九面太鼓」も奉納されて、ちょうど観ることができました

  

霧島神宮の宝物として保存されている九つの面と、伝え継がれている天孫降臨の神話をもとに国の始まりの荘厳さと勇壮さを太鼓を使って表現しており

霧島市指定無形文化財に指定されています。体の芯に太鼓の音が響いてきて、とても厳かな気持ちになりました!

 

隣接する展望台には、坂本龍馬とおりょうさんの新婚記念の碑(看板)が建っていました

 

売店でぜんざいを食べて、休憩

梅の花がほころんで、池には湯けむりがあがっていました…さすがです~

 

青い空に朱塗りの鳥居が鮮やかで思わずパチリ

 

神宮を後にして、バスのロータリーまで戻って来ると天狗の面が…先程の九面太鼓を見たあとなので、納得!

 

 

また路線バスを乗り継いで、鹿児島空港へ

少し早めに着いたので、ゆっくりお土産でもみようかと想っていたのですが…anneちゃんの顔がちらついてきて、一便前の飛行機に変更!

急に慌ただしくなって急いでおみやげを買って飛行機に乗り込みました

 

春霞の桜島を眼下に見ながら、鹿児島にお別れ

途中、綺麗な雲海が見えました

 

霧島温泉、極上の温泉でした

 

 

 

 


大正ロマンを感じて

2015-11-27 17:29:02 | 旅行

11月25、26日の一泊二日で伊香保温泉へ行ってきました

10月31日に圏央道桶川北本IC~白岡菖蒲ICが開通!これによって、東北道、関越道、中央道、東名高速が直結

という事で、東北道から圏央道を通って関越道へ…とても楽になり、伊香保へも気軽に出かけられるようになりました

途中、新しくできた菖蒲パーキングで昼食、お土産やさんもとても充実していて、トイレも綺麗食堂もいい感じで大満足!

丁度チェックインの時間に宿へ着いて、まだ明るかったので近くにある石段街を散策

400年前にさかのぼる伊香保温泉、この時に石段は作られました。今の石段は昭和55年から5年をかけて大改修したもので、御影石がしかれています。

全部で365段…宿からだったので途中から、でも150段くらいは登って、登りきったところに伊香保神社がありました

 石段の所々に干支のモチーフ

  

   

お参りして、おみくじを引いたら、前回と同じ「小吉」…年に2回おみくじを引いて、いずれも同じ結果というのが、ここ3、4年続いています

いつまで続くものか…来年も2回引いてみることにします!同じことを言われるとやはり信じてしまいますよね~

温泉まんじゅう発祥の店で、お饅頭を頂いて宿に戻りました

 

伊香保には、「黄金の湯」と「白銀の湯」があって、もともとは「黄金の湯」だけで湯の中に含まれている鉄分が酸化し、独特の茶褐色になるため、黄金の湯と呼ばれ、昔から湯治場として人気を博していました。

「白銀の湯」は、近年湧出が確認され、その温泉は1分間に110リットルという豊富な湧出量で、色が無色透明なので「白銀の湯」と名付けられたそうです。

 この旅館にも2種類の温泉があり源泉かけ流しの「黄金の湯」は40度に満たない感じのぬるい温泉で、少し物足りなくて「白銀の湯」のほうが少し熱めだったのでそちらの方と交互に入って…

雨でもやった山あいの幻想的な風景を見ながらホットひと息

少し早めの夕飯を頂いて…

・食前酒 梅酒

・座附 蛸柔らか煮 エリンギ橙酢 栗寄せ 柿チーズ 衣かつぎ

 

・御椀 海老真薯 松茸 三つ葉

 

・造り 季節の三点盛り あしらい一式

 

・鍋物 鶏つみれ鍋 葱 春菊 牛蒡

 

 

・煮物 鰈唐揚げ みぞれ餡掛け

 

・焼物 豚ロースト 八丁デミソース

 

・酢の物 つぶ貝 北寄貝 芋がら 諸胡瓜

 芋がら酢の物…初でした!なかなか美味しかったです

・留椀 上州名物 お切り込み

 

・香の物 盛り合わせ

・食事 舞茸ご飯

・デザート みかんプリン

 

 夜、露天風呂へ入ったら、雨から雪に変わっていて…これもまた「あり」だったかな~

部屋に置いてあった竹細工の照明も癒されました 就寝

 

翌朝、中庭には昨晩の雪がうっすらと残っていました

 

 

雲海を見ながらの温泉もちょっと贅沢気分

 

 

まだ少し残っていた紅葉で彩られた山と黒い藁屋根にうっすら積もった雪と雲海の景色がステキ

 

 

充実した朝食も満足~お水が美味しいのでご飯もお茶も美味しかった

 

予定では、榛名山の方へ行ってみようと想っていたのですが…宿の人に聞いてみると昨晩の雪が結構積もっていて、ノーマルタイヤだと危ないかもということなので変更して

近くの「竹久夢二伊香保記念館」へ

 

庭園も広く赤いもみじがまだ枯れないで待っていてくれました

 

館内は、撮影禁止だったので、写真は載せられませんが、いろいろ楽しめました

まずは、ビデオで伊香保と夢二とのつながりを解説…明治44年伊香保に住む少女からのファンレターにより伊香保を知り、その後大正8年に初めて伊香保榛名の地を訪れる。以来、伊香保の気候・風土・人情に心を寄せ、度々訪問

晩年には「榛名山美術研究所」建設という大きな構想を抱くが、志半ばで病に倒れ、昭和9年信州富士見高原療養所にて永眠。数え51歳

 

大正時代に作られたアメリカ製のオルゴールのジュークボックスの音色、スイス製のオルゴールの音色を聞きながら大正時代のロマンを感じ

ドイツ製のオルゴールの「宵待草」の音色を聞きながら、生前酔った父親がこの歌を歌っていたのを思い出して、思わずウルウル

大正期に作られたピアノ(スタンウェイ ベーゼンドルファー)のまろやかな音色も心に響きました

オルゴール…あまり興味なかったのに、思わず購入してしまいました…演出に負けたかな~

 

記念館には、夢二の絵画・スケッチ帳・デザイン画・装丁本・日記・書簡・原稿など、一万六千有余の資料があり二ヶ月に一度の割で次々と公開されているとともに

李朝・英国の家具・オールドノリタケ・モリムラドール・ハンデルランプ・和洋ガラス・時計・オルゴール・古伊万里など歴史を物語る美術品の数々が収められていて、大正時代のロマンを満喫しました

 

20代の時に伊香保へ来て、夢二の作品に触れて、その色使いのセンスの良さに感動して画集を購入

その頃、趣味で刺繍を少し作成していて、この人の作品を刺繍にできないかと考えていた自分が蘇ってきました

あの時は、美人画の方に惹かれていたのですが…今回は半衿図案、楽譜表紙絵などデザイン画に心惹かれました

やはり夢二の色使いは素敵です

 

旅行は、お天気が良いほうが楽しいけれど、今回の旅は、あいにくのお天気の御蔭でいろいろな収穫がありました

今年の旅行は雨の日が多かったかも…雨の日の旅行でいろいろなことを感じ取ることができてこれもまた「あり」かなと思えた一年でした

 

 

 

 

 

 

 


西九州6島巡り 最終日

2015-10-03 16:49:46 | 旅行

9/23 今日は、最終日…5島目「天草下島」へは、フェリーで渡る組と漁船に乗ってイルカウォッチングをしながら渡る組に分かれます。

フェリーの時間の都合で少し早め 7:40宿を出発!口之津港へ向かいます

私は、イルカウォッチング組へ

有明海の入口に位置する「早崎海峡」に生息している約200頭の野生のイルカ

今日は、出会えるかどうか…少しワクワクしながら漁船に乗り込みました

船は、熊本県天草下島へ向けて走行 潮風を受けながら、しばらく陸地の段々畑等の景色を見ていました

  

 

だんだん天草下島に近づいてきてしまって…今日は会えないのかと想った瞬間、イルカが来てくれました!

想像していたのは、1,2頭位だったのですが、群れで現れて思わず「ワォ!」と叫んでいました

呼吸をするために海面に上がり「シュポッ」と潮を吹き上げて潜る…しばらくして又海面に現れる

今度は、どこから現れるのか…ワクワクしながらのイルカ探し 感動しました!

野生のイルカ達 ホントに可愛い! 撫で撫でしたくなりました!

一緒に泳ぎたくなりました!何かエキサイティング!興奮してました!

  

  

 

最後に船の方へ向かってきてくれて…いつまでも見ていたかったのですが、時間があるのでここでお別れです

五和町「二江港」に着いて、ここでフェリー組と合流しました

まだ少し興奮冷めやらぬ状態で、次は穏やかな「羊角湾」を望む崎津の漁村に建つ教会「崎津天主堂」観光へ

明治以来3回の建て直しが行われた現在の教会は、昭和9年 ハルプ神父により創建されました。

長崎の鉄川与助によって施工された教会は、尖塔の上に十字架を捧げた重厚なゴシック様式で、その堂内は畳敷きになっています

また正面の祭壇がある場所は禁教時代に厳しい「絵踏み」が行われていたところでもあるそうです

この教会は「海の天主堂」とも呼ばれ教会が建つ漁港一帯は、平成8年日本の渚百選「キリシタンの里 崎津」に選ばれ

平成13年には、日本のかおり風景100選「河浦 崎津天主堂と海」

平成23年には、天草市崎津の漁村景観が「国の重要文化的景観」にも選ばれています

バスの駐車場から教会まで徒歩10分位 途中の民家の軒先には「しめ飾り」が飾ってある家が何軒もあって

ガイドさんの話によると「うちはキリシタンでは無い」という事を示す為にお正月のしめ飾りをそのまま飾っておく風習があるという事です

キリスト教の激しい弾圧のあった地…天草を感じ取った気がしました

  

 

次は、天草上島へ

途中、天草は「デコポン」の産地の様で、リアルな「デコポンのオブジェ」が…

 

左手に有明海の景色を眺めながら、天草パールラインへ

一号橋から五号橋の間の国道266号および重複する国道324号の約15kmのルートは、天草で真珠の養殖が盛んなことから「天草パールライン」と名付けられ日本の道百選にも選ばれています。

車海老の養殖が行われていました

 

 

天草五橋の五号橋(松島橋)を渡って天草パールセンターへ

両側の海に大小さまざまな島が浮かぶ風景は、天草松島と呼ばれ日本三大松島の一つに数えられています

 

ここで「たこ飯膳」のお昼を頂きました

マダコは、天草全域で水揚げされていて「干しダコ」等に加工され人気だそうです

天草四郎の像があって…その向こうには、天草四号橋その奥に三号橋が眺められます

 

四号橋(前島橋)、三号橋(中の橋)を渡り

クリーム色の二号橋(大矢野橋)を渡って、天草四郎のふるさと「大矢野島」へ

 

高さが15mという「日本一大きな天草四郎像」

 

「三角ノ瀬戸」に架かり、天草五橋の中で最大の支間を誇る長さ300mの天草一号橋(天門橋)を渡って三角港へ

 

雲仙「普賢岳」が綺麗に見えてました

 

 

竿がたくさん並んでいて有明海は、海苔の養殖も有名

 

天草街道、57号線、3号線を通って、旅の最終観光地、熊本城へ

3合線沿いに、九州新幹線用車両基地および車両工場がある熊本総合車両所がありました

 

熊本城…ここも修学旅行で訪れていて、立派な石垣に感動して当時の人たちに想いを馳せた微かな記憶がある所です

日本三名城のひとつ熊本城は、名将「加藤清正」が幾多の実践の経験を生かし、慶長6年(1601年)から7年の歳月と、心血を注いで築城したもので

大小天守閣をはじめ、櫓(やぐら)49、櫓門18、城門29を数え、城郭の広さは約98ha(東京ドーム21個分)、周囲約5.3kmにも及ぶ豪壮雄大な構えで、清正流石垣と呼ばれる優美な石垣と、自然の地形を巧みに利用した高度な築城技術で知られています

天守閣、本丸御殿一帯は西南戦争開戦3日前に原因不明の出火で焼失。

現在の天守閣は、昭和35年に総工費1億8千万円をかけて、鉄筋コンクリートで外観復元されたもので、大天守は地上6階地下1階、石垣の上から高さ約30m、小天守は地上4階地下1階、高さ19m。

内部は「熊本博物館分館」となっており、1階は加藤家時代、2階は細川家時代、3階は西南戦争関連の資料が展示されています。

最上階は展望所となっており、熊本市内はもとより遠く阿蘇の山並みを見ることもできます。

 

 

飛行機の時間、シルバーウィークの混雑などを考えて、ここでの所要時間は、50分

こんな広い敷地、ゆっくりなんか見ていられません…

熊本城が、別名「銀杏城」と呼ばれる由来の樹「大銀杏」、清正公が築城の際にお手植えになったと伝えられ清正が亡くなる時に「この銀杏の木が天守閣と同じ高さになったときに、何か異変が起こるであろう」と予言し、それが奇しくも明治10年の西南戦争のときであったとも言われています

現在の木は西南戦争で燃えたあとに、芽吹いた脇芽が成長したもので、130年でこれだけの大きさに成長したものです

 

足早にまずは、平成20年4月20日より一般公開されている「本丸御殿大広間」へ

往時の本丸御殿には、藩主の居間、対面所(接客の場)や台所の機能が備わっていましたが、今回、大広間(対面所)、数奇屋(茶室)と大御台所を復元

   大広間

   昭君の間

 茶室  

 

次は、創建当時から残る唯一の多層櫓で、本丸の西北隅、20mの高石垣の上に建つ3層5階地下1階、地上約19mの櫓で、天守並みの構造と大きさをほこる「宇土櫓」へ

中に入って、最上階まで登ってみました

  

  

 

 

熊本の郷土菓子「いきなり団子」(さつま芋と餡を小麦粉の生地で包んで蒸したもの)を買って

頬当御門(門より隣の大きな楠が良かったみたいで…)

 

西大手櫓門を抜けて、二の丸広場で天守閣と宇土櫓を撮影して

 

  

バスに戻り、先程買った「いきなり団子」を頂きました…素朴な甘さが美味しかったです

福岡空港には、出発時間の1時間30分位前に無事到着

お土産を買って、夕飯に長崎ちゃんぽんを食べて、青島ビール(チンタオビール)を飲んで飛行機に搭乗

予定より少し遅れて20:25福岡空港を飛び立ちました

羽田空港へ21:40位に到着 家路に着きました

 

久しぶりのAnneちゃん!

息子と元気にお留守番してました~


西九州6島巡り 2日目

2015-09-30 18:17:00 | 旅行

8:30 宿をあとにして、平戸大橋を渡って再び佐世保港へ戻り九十九島パールリゾートへ

遊覧船 パールクイーン号に乗って九十九島を遊覧しました

2001年のボランティアによる調査の結果、九十九島には208の島があると確認されたそうです

潮風をうけながら、約20位の島を巡ってきました

海の色がグリーンだったり、いろいろな形の島々や奇岩の景色を楽しむことができました

   

   オレンジのいかだは牡蠣の養殖

   黒いボールみたいのは真珠の養殖

  

  

 

お昼は、佐世保で生まれ愛されているという「レモンステーキ」!

写真撮影を忘れてしまいました

薄切りの肉にレモン風味の醤油ベースのソースをかけたステーキで、レモンの輪切りと一緒に頂きました

さっぱりとして美味しかったです

 

再び佐世保港を通って

  

 

途中、太平洋戦争の時に口火が切られた暗号文「ニイタカヤマノボレ 1208」が発信されたと言われている「針尾無線塔」を見ながら

 

300mの正三角形の頂点に立つ136mの塔は、大正7年から5年の歳月を費やし建設されたそうです

 

大島大橋を渡って、4つ目の島、大島へ

かつて炭鉱の島であった大島町が、炭鉱の閉山に企業誘致を行った結果として、設立されたのが大島造船所

 

大島酒造で焼酎造りの説明を聞いて「磨き大島」と「529」を試飲

いも焼酎の方が好みで「磨き大島」は美味しかった何本も購入している人もいました!

 

 

次は、グラバー園、大浦天主堂見学

 再び大島大橋を渡って

 

 

渋滞情報によると高速下りたところが渋滞しているという事で、しばらくは海沿いの一般道を南下して長崎市街へ

 

これがあの長崎市公会堂!と思ってシャッターをきったら、調度バスが…

 

これが、3000人収容の大型船かな~

 

修学旅行で来た時、再び訪れたいなと思ったグラバー邸、大浦天主堂!再び来ることができました

約50分位しか時間がないのでグラバー邸のみを見学

1863年に建てられた、現存する日本最古の木造洋風建築。正面玄関を設けないクローバー形の建築は、南国のバンガローをイメージさせます。

住宅内には、グラバーと妻ツルの写真、犬の彫刻が施された愛用のステッキ等が展示されていました

 

 

 

長崎の街を望む

遠くに鉄塔3本のシンボルのあの稲佐山が!

その手前には、三菱重工長崎造船所の岸壁で組み立てられ、日本に初めて設置された電動クレーン「ジャイアント・カンチバークレーン」

 

記憶の中のグラバー邸はもっと大きかった…やはり○○年分古くなっていて、こんな感じだったかなーと…

あの時見つけられなかったハートの石は、今回はしっかり見つけられました

(当時はパンフレットに記載されてなかったのですが、今はしっかりマークが記されていました)

 

 

長崎の伝統的お祭り「くんち」に奉納される龍踊りの白龍、青龍、各町の奉納踊りを先導する「笠鉾(かさぼこ)」と呼ばれる豪華な飾りなどが展示されている「長崎伝統芸能館」を通って

 

 

私が、初めて教会の中に入った場所!大浦天主堂へ

正式名称は、「日本二十六聖殉教者天主堂」で1597年日本で最初に殉教した日本二十六聖人たちに捧げられた教会

そのため、この天主堂は殉教の地である西坂に向けて建てられています。

 

中に入ったら…やはり記憶より小さく感じました

椅子に座って10分間の説明を聞いてバスへ戻りました

本日の観光も無事終了、宿泊地雲仙に向かいます。

 

1634年江戸幕府の鎖国政策の一環として長崎に築造された人工島「出島」

扇型になっており面積は、約1.5ヘクタール。1641年から1859年まで対オランダ貿易が行われていた。車窓から少し見えました

  

現在は埋め立て工事とビル建設によって、出島の周囲は全て陸地になって小さくなってしまっているそうで…あっという間に通り過ぎました

 

途中、諫早にある老舗カステラ店「杉谷本舗」に寄って、いろいろな味のカステラを試食

結局、定番の蜂蜜風味のカステラを購入しました

 

橘湾に沈む夕日が綺麗

 

活発に噴気を上げている雲仙地獄。周囲には硫黄の臭いが漂います。

「おいと地獄」「大叫喚地獄」など、約30箇所ほどの地熱地帯があります。

キリシタン殉教の舞台になったことでも知られ、殉職碑もたてられています。

今日のお宿は、雲仙地獄のすぐそばにある旅館。

美空ひばりさんが療養のために宿泊されていたそうで、ひばりさんがおった折鶴が3羽ショーウィンドーに飾られてありました

夕食もとても美味しかったのですが…献立を書いたものを置いてきてしまって、何点か写真も撮り忘れ

 

にごり湯温泉にゆっくり入って旅の疲れを癒しました


西九州6島めぐり(長崎、天草、九十九島の景観)1日目

2015-09-27 12:56:53 | 旅行

久しぶりのブログ…金木犀の香りにつつまれて、季節は夏から秋へ

9月に入って体調をくずしてしまい…タイルの方もあまり手をつけていない状態

今年から始まったシルバーウィーク!以前から予約していた2泊3日の旅行には何とか(もともと気管支が弱くて、咳は少し残っていましたが)行ってこられました

長崎、天草は高校の修学旅行で行った以来…○○年ぶり!大好きな福山さんの故郷という事もありとても楽しみにしていました

9/21(月)8:20羽田発の飛行機で、10:10頃 福岡着 近藤正臣さんも同じ便に

ここから添乗員さんと合流して、バスでまずは、有田へ

今日は、長崎港に中国人を乗せた約3000人収容の大型船が入港していて、バス約200台で観光しているとのことで、その影響が少し心配というお話

シルバーウィークという事で渋滞情報を聞きながら、やはり高速は混雑している様でしばらくは一般道で移動

昼食は、有田ポーセリングパークの予定でしたが、混雑という事で…筑紫野インターから高速にのって基山PAでお昼に…

先日TVでタモリさんがうどんを美味しそうに食べていたので、牛肉うどんを食べました

予定より約1時間遅れで有田ポーセリングパークへ到着

団体さんは、30分くらい前に出発したということで、人混みがあまりなくて良かったです

このパークは、シンボルであるツヴィンガー宮殿を中心に広々とした庭園・有田焼体験工房・登り窯・展示館・飲食店・お土産売り場などの施設があり「酒・器」のテーマパークで、いろいろ見るところはあったのですが、30分位しか時間が取れなかったので、ドイツのツヴィンガー宮殿をモデルに建設された宮殿の前で写真撮影して、あとは、ガイドさんおススメの隣接する宗政酒造(株)「有田蔵」で製造されたお酒が試飲できる「蔵」へ

焼酎の「のんのこ」を試飲して有田焼を見学しました。

   

 

次は、田平天主堂を見学する為、平戸方面へ

途中、佐世保港に浮かぶイージス艦や米軍基地、造船所等をバスの車窓からみながら、田平天主堂へ

 

 穏やかな海が陽の光でキラキラ

 

田平天主堂は、ド・ロ神父やラゲ神父の尽力で出津や黒島から開拓移住した信徒たちが、中田藤吉神父の指導と鉄川与作の設計・施工で建設。重層屋根構成で、正面には八角ドーム屋根の鐘塔をもつ。「日本二十六聖殉教者」に捧げて献堂されました。

堂々とした煉瓦造の教会は、壁面に2色の煉瓦が使用され深みがあり、平戸瀬戸からの景色によく映えています。

聖堂内側のステンドグラスは、ドイツ人マキシミリアノ・バルトズにより2年かけて制作され、とても美しいものでした

  

 

中は、撮影禁止だったので…外で窓の隙間から見えていたステンドグラスをパチリ

  

 田園風景の中、曼珠沙華がアチラこちらに赤々と咲きほこっていました

 

次は、平戸大橋を渡って西九州1島目の「平戸島」へ そこから生月大橋を渡って2島目「生月島」イキツキシマへ

ブロンズ像では日本一の大きさの観音様、生月大魚藍観音

舘浦(たちうら)漁港を見下ろす高台にたっており、高:18m 基壇:3m 重量:150t

海難者および魚介類の霊を追悼し、漁船の航海の安全を祈願して、昭和55年に建立されました。

手には魚の入った籠を持っていて、頭には小さな観音様がありその額には、直径2.5cmの本真珠が白く輝いています。

  

 

 

一日目の観光最後は、雄大な柱状節理の断崖が続く「塩俵の断崖」

穏やかな東シナ海と美しい景観に感動!車で行ける最西端の地に自分が来ているのだと水平線を見ながら感慨深くなりました。

遠くには、滅多に見えることのない五島列島も観ることができて、お天気に恵まれてホント良かった

  

 

本日の宿は、平戸温泉

目の前には千里ヶ浜の美しい景色が広がっていて、夕食は、大広間で「ぶりの解体ショー」や「平戸の民芸ショー」を見ながら頂きました

ヒラメのお造り、先程のぶりの生き造りなどホント新鮮で美味しかった甘いお醤油は、初めてで驚きました!

天然温泉の美人湯に入って、就寝

翌朝、朝日を受けてオレンジに染まる景色をパチリ

  

 

 

 

 

 

 


新緑の箱根へ

2015-05-22 15:36:04 | 旅行

新緑の鮮やかな季節!先週(5/15~16日)箱根へ行ってきました

箱根山は、噴火警戒レベル2の状況…キャンセルも考えたのですが、規制範囲外は問題ないとの報道を信じて、箱根の温泉に入りたい一心で(腰痛も少し不安だったのですが)行ってきました

2月に行った時と同じ経路で、仙石原へ

ロマンスカーは、平日でサラリーマンの人も多くまずまずうまっていました

登山列車は…前回は海外の観光客も多く混雑していて、けっこうそれで疲れてしまいましたが、今回はゆったり乗れて景色も楽しめました

 

紫陽花は、まだかたそうな蕾の状態で…残念

強羅駅に到着し、タクシーで仙石原の宿へ

急に霧が立ち込めてきて…前回の仙石原もなぜかこんなお天気だったような

「今日は、結構火山性地震も多くて、朝からヘリコプターが飛び回っていた」と運転手さん

「でも体に感じたのは、ついさっきの一回だけで、しかも横揺れはなくズンと感じる一瞬だけでね」

「風評被害でマイッテマス…」心なしか元気がない感じ…そうなんだあと話を聞きながら、宿に到着

先日、「鶴瓶の家族に乾杯」で三枝さんと鶴瓶が訪れた旅館…偶然にも予約してあった旅館だったのでびっくりです!

TVで拝見していたせいか、そう此処、ここ!みたいなちょっと盛り上がりました

お部屋は、別邸の「ブナ」の間…宿のブログを見ていたら、それぞれの庭に植えられている樹木の名前が部屋の名前になっていて、鍵のホルダーは、その木で作ったものになっていたそうです!知らなかったー

木の感触が味わえる月見台からは、新緑が美しい庭が眺められて、清々しい気分になります。

今まで宿泊したお宿の中で、一番良かったかも

 

夕飯の前にさっそく温泉に、白濁の源泉かけ流し!ここまで来たかいがありました

お料理も旅の思い出のひとつ!忘れないように写真に撮って

皐月料理

・食前酒  いちごのお酒

・先付け  若草豆腐、小丸海老、花びら百合根、キャビア、白ソース

・前菜   細魚昆布〆、木の芽寿司、天豆雲丹焼き、蛤みぞれ焼き

                 地鶏もろみ焼き、焼青唐、新牛蒡たたき、牛そぼろ、花山椒

 

・お椀  白魚真薯、山伏茸、実大根

 

・造り

 

・煮物  玉地蒸し、鮑、姫ちんげん菜、雲丹、蟹餡、山葵

 

・焼物  いさき香草焼き バジル、セージ、赤パプリカ、馬鈴薯

              イタリアンパセリ

 

・中皿  和牛ロースステーキ 法蓮草ソテー、エリンギ、人参

              グリーンアスパラ  和風だれ、柚子胡椒

 

・揚物   稚鮎、車海老、薄衣揚げ、馬鈴薯岩、沢蟹、鮎蓼、抹茶塩

・変り鉢   富士鱒、クリームチーズ、トレビス、グリンピース

       山葵正油、防風、レモン

 

・留め椀   赤出し

・鯛御飯   香の物

・水菓子

鯛御飯は、残ったものをおむすびにしていただけました

地元の利き酒3種をいただいて、ほろ酔い気分でまた温泉に

夜から朝方にかけて、火山性地震を4、5回感じましたが、タクシーの運転手さんが話してた通り、ズンという一瞬だけのもので…これは貴重な体験でした。

翌朝、TVのニュースをみたら、ビックリ!昨日は、火山性地震が今までで一番の471回だったそうで…何事も無くてよかった~

お天気は、あまり良くなかったのですが…鶯が、庭に遊びに来てくれて、とても上手にさえずってくれていたので、朝から何だか上機嫌

居心地も良かったので、チェックアウトの11時近くまでゆっくりしていました。

タクシーで強羅駅まで戻って、駅の近くにある箱根強羅公園を散策

つつじが見ごろの頃かな…と想っていたのですが、ほとんど終わってました

バラは、まだ蕾のほうが多くて…時期的に中途半端でした

    

   

少し小雨まじりの霧がかかってしまって、見通しが悪かったのですが、クラフトハウスで体験をしている間にすっかり晴れてきました

クラフトハウスでは、吹きガラス・陶芸・サンドブラスト・とんぼ玉・ドライフラワーの体験教室でオリジナル作品を作ることができます。私は、とんぼ玉のビーズをつなげてブレスレットを作成

生年月日からラッキーカラーを出して…紫、紺、シルバーとわりと地味カラーで

ちょうど紺と紫と白が混ざったビーズを見つけて、シルバーの素材のビーズを一つとあとは好みのビーズで明るくして

オリジナルのブレスレットができました鞄のストラップにしています

トンボ玉のビーズ、たくさんあってとても綺麗だったのですが…作るのに夢中で写真を撮るのを忘れました

こんな感じです

 

 

小雨もすっかり上がって、明るくなってきました

  

次は、熱帯植物園へ

  

  

ブーゲンビリアのハウスもありました

  

  

 

ハーブ園

  

 

いろいろな植物があって結構楽しめました

  

 

お昼は、お蕎麦…お店のおすすめの胡桃汁、大根おろし汁そしてお決まりの蕎麦汁の3つの味を楽しめるものを頼んで…胡桃汁が美味しかったです

登山列車で箱根湯本に戻って、買い物をして(留守番しているanneちゃんの顔がちらついているので…)予定していた電車よりも2時間位早いロマンスカーで帰ってきました

 

来慣れた場所だったので、あまり疲れることなく新緑の箱根、満喫できました!

良質の温泉に入れて、ホント癒された~

 

帰ってきて、「勇気あるね~」「よくご無事で~」なんて言葉をかけられて…

行っている間は、全然危険な感じは無かったので、観光客も少なくて前回よりも快適に過ごせたのですが…複雑

自然があっての私たち!これだけ科学が発達していても、まだまだ分からないことだらけで…

とにかく平穏無事を祈ることしか出来ません


桜 in 京都 二日目

2015-04-12 21:53:35 | 旅行

心配していた雨もなんとか大丈夫そう

8:00  ロビー集合!そこから四条の街を15分くらい歩いてバスに乗車

嵐山、嵯峨野へ向かいます。車の渋滞を考えて少し余裕をもって組んであったらしく…すんなり着いたので、ゆっくりできそうです

桂川を渡月橋の方へ歩いて…桜がちょうど見頃でした。

  

約3時間のフリータイムは、ガイドさんおすすめの天龍寺と大河内山荘を散策することに

天龍寺は、後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏が夢想国師を開山として創建した禅寺。夢想国師による庭園は、国の史跡・特別名勝第一号に指定、平成6年世界文化遺産に登録されました。

  

  

「大方丈」本尊は釈迦如来坐像

  

北門から外へ出ると竹林の道に抜けます。

嵯峨野の竹林の中で最も有名なのが、野宮神社から大河内山荘へと至る道という事で、まさにその道を通って大河内山荘へ

程よい光が差し込んで、気持ちが凛として清々しい気分になりましたステキな道です

 

大河内山荘は、百人一首で著名な小倉山の南面に、時代劇の名優大河内萬次郎が、昭和6年から64歳で逝去するまでの30年の歳月にわたり、消えることのない美を求めてこつこつと創り上げた庭園だそうです。

  

  

  

 

晴れていれば、霊峰比叡山も見えたそうですが…残念今回は雲に隠れていました。

遠くに古都の風光を見下ろせたり、ほんのり桜色に染まる嵐山、眼下には保津川の清流も見ることができ飽きることのない贅沢な庭園でした。

鶯もちょうど鳴き始めお寺の鐘も聞こえてきて、雨上がりで苔の色も鮮やかでホント来てよかったと満足茶室で抹茶を一服して心が安らぎました。

大河内さんのセンスの良さに脱帽です!

再び竹林を歩いてもどり

お土産屋さんを見ながら集合場所へ

嵐山からトロッコに乗るためにトロッコ嵯峨駅まで観光客の多い道を避けて歩きます。

今回のツアーの団体は、2台のバスだったのですが、それぞれで約42名くらいいたので、ガイドさんを先頭にぞろぞろと移動するのも大変です

駅に着くと、何故かD51が展示されてました

  

嵯峨駅を出発して、次は嵐山駅…この駅が変わっていてトンネルの中にありました

トロッコ列車は、亀岡駅までの約25分間、山間の保津川渓谷に沿ってゆっくり走り、途中、屋形船に手を振ったり亀岡駅の手前からは桜のトンネルの中を走ったりして…桜と渓谷の美しさを満喫しました

  

  

亀岡駅からバスに乗って、哲学の道へ

南禅寺まで自由行動という事で、ちょうど春の特別公開中の椿で有名な「霊鑑寺」を拝観することに

 

   

後水尾天皇遺愛の日光椿  珍しい黒椿

  

   

  

 花びらが散る珍しい椿

何種類もの椿を観ることができて良かったです

哲学の道をゆっくり歩いて、南禅寺へ

   

 

 

 

 南禅寺からバスに乗って、旅の最終地、円山公園、祇園白川へ

桜のシーズン中という事で、どこも混雑していて、なかなか指定の駐車場にバスも止められません

知恩院の門の前あたりで、バスを止めて慌てて降りました…道も混雑を避けて山道を通ったり、地元のベテランの運転手さんだからこそ、できることで…個人でレンタカー借りて回っていたら、こんなにスムーズにはいかないだろうなと感じました

時間があまりないという事で…急げば二つとも観られたのですが、ゆっくり歩きたかったので、円山公園はパスして知恩院の門を背に祇園白川へ

  

  

桜は、少し遅かった感じでしたが…柳のアオと桜のピンクのコントラストも素敵でした

京の風情を感じながら、でも集合時間もあるのでそこそこに戻ることにして

降りた場所にバスがくるはずだったのですが…止められないという事で、青連院の方へ歩くことに

バスが待っていたのは、ちょうど青連院の前で、昨年来た樹齢800年の楠のある寺院です。またその立派な楠に会えることになって、とても嬉しかったです

あとは、帰りの新幹線の時間までに無事に京都駅に着くのみに…結構皆さんハラハラしながら乗っていたのですが、裏道のお蔭で1時間位の余裕をもって着くことができました。お土産と夕飯のお弁当を買って

18:56 ひかり480号で京都駅を出発

21:40 東京駅到着

二日目は、結構歩いたので、もう足がじんじん!

雨上がりの京都もしっとりとして、桜の色や苔の色も鮮やかでとても素敵でした

見所がたくさんあって、何回行っても飽きることのない都です

 


2015 桜 in 京都

2015-04-12 16:58:13 | 旅行

今年も桜を見に4/5~6、一泊二日で京都へ行ってきました

7:33 ひかり503号で東京駅を出発

10:11 京都駅到着 「京の桜10名所めぐり」という事で…

バスに乗ってまずは、醍醐寺(太閤の花見で有名な三宝院)へ

 

太閤しだれ桜    クローン桜

天気予報は雨…でもなんとかもってくれてました

  

唐門、門全体が黒の漆塗りで、菊と桐の四つの大きな紋には金箔が施されています。

 

  

 

少し遅かった感はありましたが、秀吉の愛した庭(庭園は写真撮影禁止)と桜を堪能しました

昨年は、写真が容量オーバーであまりupできなかったのですが

今回は、容量を加工することができる様になったので、沢山載せることができます

次は、平野神社へ

桜は生命力を高める象徴として平安時代から植樹され、現在では約60種400本の桜があり、平野神社原木の桜も多く、長い期間(約1ヶ月)様々な種の桜を愛でることができるそうです。

  

  

 

祭神は4柱で、一番北の第一殿から順に1殿1柱ずつ祀られています。

第一殿:今木皇大神(いまきのすめおおかみ)源気新生、活力生成の神

第二殿:久度大神(くどのおおかみ)竈、台所、食事の神

第三殿:古開大神(ふるあきのおおかみ)邪気を振り開く平安の神

第四殿:比売大神(ひめのおおかみ)生産力の神

 

3番目は、昨年も訪れた平安神宮へ

桓武、孝明両天皇を祀り、平安京大内裏の正庁を模した応天門、大極殿など朱塗りの建築が美しく、神苑は約3万平方メートルの池泉回遊式庭園で東、中、西、南の4苑にわかれ、それぞれの四季の花が見事です。紅枝垂れが多く色鮮やかでとても綺麗でしたほんのり桜の薫りが立ち込めて…雨のせいか・な・

  

  

  

結構雨に降られてしまいましたが、昨年も来ているので不安もなく見所をゆっくり味わえて、良かったです。

一日目の最後は、清水寺!修学旅行以来だったので…約○○年ぶり

お土産屋さんが立ち並ぶ参道を登り詰めると、東山の音羽山を背に仁王門、西門、三重塔(いずれも重要文化財)が迎えてくれ、桜を背景にした懸崖造りの本堂は、断崖の上にせりだし、市街地の眺望も最高でした。本尊は千手観音。

  

  

  

時間が結構あったので、ぜんざいを食べて少し休憩

 

 

二年坂から八坂の塔をパチリ!京都らしい風情が感じられる街並みです

雨上がりの京都もまた素敵でした

一日目の観光は無事に終わり、宿泊するホテルがある四条へ

夕飯は、各自でということで、祇園先斗町へでて予約してあったお店へ

  

 

風情のあるお店が連なっていて、京都の雰囲気を十分味わえる場所です

お店の中は、古民家を改造してある感じで、龍馬とか幕末の志士を思い出させる雰囲気鴨川を眺めながら京懐石を味わいました

  

菜の花の辛子和え  竹の子真丈    お任せ3種盛り合わせ

 

  

桜鱒のパン粉焼き  鯛の桜蒸し    鱚のゆば衣揚げ

 

  

本日の押し寿司  抹茶と黒蜜のプリン   風の森「ALPHA」

お酒は、奈良の生原酒で、フルーティで微炭酸なのか口に含むと少しピリッときて爽やかさも味わえて美味しかった~途中から隣の部屋に舞妓さんが来て…ウ~ン京都!

ホテルに戻って、明日の天気を心配しながら就寝


大人の休日♡

2015-02-25 16:36:59 | 旅行

2/22~23日、1泊2日で箱根に行ってきました

新宿から13:40発の小田急ロマンスカーで箱根湯本に15:06到着

ここから登山電車に乗り換えて、約40分強羅駅へ

初めてスィッチバック電車に乗りました!スイスのベルニナ鉄道を参考にしているそうです。

自然の景観を極力損なわない、温泉脈に悪影響を与えない等の条件をのむために山肌に沿った急曲線で軌道を敷設するしか方法がなかったため半径30mという急な曲線の所もあり、建設工事の大変さをしみじみ感じました。

ちなみに半径30mの曲線上では、3両編成の登山電車の先頭と最後部の車両の向きは120度ほど角度が付くそうです線路の両側には、紫陽花の花が沢山植えてあって…花の咲く季節にまた乗車してみたいと想いました

強羅駅からタクシーに乗って仙石原の料亭旅館へ16:20頃到着

 

すぐ隣がゴルフ場で、静かな小ぢんまりした旅館です

少し休んで早速温泉に入って疲れをとり、夕食は立春の懐石料理

1時間以上かけてゆっくりと美味しい料理をいただく…贅沢な至福の時間を味わえました

 

「立春の懐石」

・食前酒 金柑酒

・先付 菜の花 雲丹和へ 割り醤油 

・前菜 焼き竹の子すし 子持ちわかめ 黒豆黄身あげ 金棒海老 鰯梅煮 お多福豆塩蒸し たらの芽新引き ゆり根茶巾

 

・煮物椀 おこぜ葛叩き かもじ葱 散らし木の芽

 

・向附 旬魚盛り合わせ 天城産山葵

 

・焼肴 まながつお柚子焼 はじかみ

 

・焚合わせ 蟹ひろうす 丸大根 友地あん しゅうとめ 針ゆず

 

・合肴 黒毛和牛フィレ肉 京かんざし 行者大蒜 ラディッシュ 山椒ぽん酢

 

・酢肴 白魚 胡麻鱠 独活酢掛け 防風

 

・食事 釜炊き御飯 香の物 

・留椀 赤出汁

 

・水物 いちご擂り流し パイン ブルーベリー ペパーミント

 

ゆったり温泉に入って就寝 

宿についてから降り出した雨が、嵐のように一晩中ゴーゴー唸っていて明日がとても心配

翌日、美味しい朝食をいただいて旅館を出るときには、心配していた雨もあがって青空に

タクシーで仙石原にある「ポーラ美術館」へ

 

初めて入館したのですが、自然に囲まれたガラス張りの広々とした空間で、展示作品も見応えあるものばかりあっという間に2時間位たってしまいました。お昼を食べながら少し休憩して、登山電車に乗るため強羅駅へ

予約していたロマンスカーの1時間前に箱根湯本に戻ってきたので、時間までお土産屋さんを散策平日でも大学生は春休みに入っていて結構若者も多く…中国では、春節期間中ということで中国人の観光客も沢山いて賑わっていました

とても充実した大人の休日を満喫! 次回は緑の綺麗な季節にまた訪れたいと思っています


神々のふるさと山陰へ二日目

2014-12-22 16:52:47 | 旅行

朝、外を見ると正面に瓦屋根と海の景色が飛び込んできました

美保湾という湾の中なので穏やかな感じで、海の色が綺麗

よく見ると銅像が小さく見えていて…皆生温泉開発の祖「有本征太郎翁」の銅像だそうです

今日は、たっぷり100分出雲大社観光!

8:00宿をあとにして、山陰道を西へ

途中、雨、雪が降っていたり晴れていたり曇ったり…いろいろな場所があって、変化に驚きながら

出雲大社に到着

縁結び、福の神として名高い「出雲大社」は、日本最古の歴史書といわれる「古事記」にその創建が記されているほどの古社で、明治時代初期まで杵築大社と呼ばれていました。

主祭神は、大国様として馴染みの深い「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」で、「古事記」に記される国譲り神話には、大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲り、その時に造営された天日隅宮(あまのひすみのみや)が出雲大社の始まりといわれているそうです。

石、木、鉄、銅とそれぞれに違う素材を使った4つの鳥居があり、バスで一の鳥居をくぐって二の鳥居の手前で曲がって駐車場へ

ここからは、ガイドさんがついて説明を聞きながら出雲大社の観光です。

バスを降りたら雪がちらつき始めて、とにかく寒い!

神楽殿へ向かう道の入口付近に「君が代」にでてくるさざれ石が祀ってあります

この石は、石灰質角礫岩で長い年月の間に溶解した石灰石が、多くの小石を集結して次第に大きく生長したもので

誠に目出度い石です岐阜県春日村で発見されたものですが、平成11年こちらに奉納されたそうです。

神楽殿へ…建物は昭和56年に造営され、祭典、祈願、結婚式などが行われます。大広間は270畳敷の広さをほこり、神社建築には珍しく正面破風の装飾にステンドグラスが使われています。正面には日本最大級の大しめ縄が(長さ13m、周囲9m、重さ5t)一般の神社のしめ縄とは逆向きなのが特徴だそうです。

 ここで集合写真を撮ったのですが、いきなり吹雪!寒かったー

ガイドさんから参拝のやり方を聞いて、一般の神社では「二拍手」ですが、こちらは「四拍手」、二礼四拍手一礼という事で、間違えないように唱えながら参拝して、拝殿に向かいます

途中、宮司さんがいらして見覚えのある顔を見た瞬間、軽く会釈をしてしまって…ま、宮司さんなのだから、たとえ知らない人でも会釈したっておかしくないだろうくらいに思っていたら…

後で添乗員さんが、今年話題になった権宮司の千家国麿さんは、此方にいらしているのか…地元の人でも滅多に見たことがないという話をした時、メンバーの人が今日いらしてました!と…それを聞いて要約さっきの方がそうなんだと確信して、思わず嬉しくなりました。

TVで拝見した緊張した硬い感じとは全然違って、ホントに物腰の柔らかい優しそうな方だと印象がグッと良くなりました

松の参道(道が3本に分かれており中央は皇族や勅使が歩かれた参道で、一般の人は左右の道を歩きます)を歩いて手水舎で両手、口を清めて銅の鳥居をくぐると拝殿です。

現在の拝殿は、昭和34年に総檜造りで再建されたもので、銅鳥居の下の中央に立つと、拝殿が左にずれていることが分かります。これは御本殿の御屋根を拝することができるようにと配慮されているからだそうです。拝殿の大しめ縄は、長さ6.5m、重さ1t。

 

家内安全を願いながら参拝して、奥にある八足門(やつあしもん)へ(この頃は雪から雨に変わっていました)

 

門の鴨居部分に「瑞獣」や流麗な「流水紋」などの美しい彫刻がほどこされていて、左甚五郎の作と伝えられています。

一般の参拝はここまでで、本殿を正面から参拝できます。(雨も上がってきて空が明るくなってきました)

本殿と八足門の間には桜門があり、正月5カ日は八足門が解放され桜門前まで入ることができるそうです。

平成12年に八足門手前3ヶ所から、3本の柱を金属の輪でくくった直径3mの柱が発見され旧大神殿の謎は実在性が高まりました(写真手前に見える赤い円形が柱跡地)

 

古代の本殿は、高さ16丈(48m),一丁(約109m)もある長い階段を持つものであったと推測されています。

 

現在の御本殿は、大社造りと呼ばれる日本最古の神殿建築様式で、高さ24m、延亨元年(1744)に3年半の歳月をかけて完成したものです。

60年に1度,厚さ1mのひわだ(ヒノキの皮)葺きの屋根を葺き替えてご遷宮を行います。現在の御本殿では4回目で昨年、昭和28年以来平成のご遷宮を行ったのは、まだ記憶に新しいです

八足門の隣にあるお守り売り場で、来年の運勢を思いながら「おみくじ」を引いたらとても良い年になりそうなので、ホッ

 

十九社…旧暦10月の神在月(全国的には神無月)に全国から八百万(やおよろず)の神々が集まり、7日間の神議り(かむはかり)の間、ここに宿泊されます。東西とも十九の扉があり、ご滞在中の期間は全ての扉が開かれるそうです。写真は西の十九社で屋根を葺き替えたばかりで赤茶色で鮮やかでしたが、東の十九社は古いままで屋根に苔が生えてました(青空が見え日が差してきました)

ガイドさんの説明も一通り終わり、最初に訪れた神楽殿に戻って来ると、ちょうど白無垢の花嫁さんがいて微笑ましい気持ちになりました

 

 

神楽殿の前に国旗掲揚塔があって、その高さは47m!古代の御本殿の高さが48mということなので、想像しながらしみじみと見上げてました。今日は、こんなお天気なので掲揚されてませんでしたが、国旗の広さはなんと畳75畳分、重さ49kgもあるそうです

観光センターへ行き暖かいお茶を頂きながら、冷えた体を温め、ここで集合時間まで自由時間

寒かったので出雲ぜんざいでも食べに行こうと外に出て少し歩いたのですが…寒さと強風で歩く気力がなくなりまた観光センターへ戻ってしまいました出雲大社の境内もパワースポットということなのでもう少し散策しても良かったのですが…どこにも行かずにここでお土産を買って時間をつぶしてました

この短い時間に曇り、雪、雨、晴れ、強風と変化するお天気にでも地元の方は、全然動じてなくて…感心

まさにいろいろな神様が降りてきていることを体感した感じがします

バスに戻って、出雲空港へ ここで運転手さんと添乗員さんとはお別れです。定刻より5分ほど遅れて12:45羽田空港へ向けて出発

来た時よりも大きな飛行機なので座席も結構空いてましたほぼ定刻通り13:55ごろ羽田へ到着

メンバーの方とお別れして、それぞれ家路につきました

一泊二日と短かい旅行だったのですが、初めての山陰は、違った日本の顔を見られた感じで、またいろいろなところへ行ってみたいと思えた旅でした