タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

  <タイトルは「庭仕事」ですが、残日録には他の分野も含まれています>

<鉢棚上の小花⑥ (エゾウラジロハナヒリノキ&ほか) (6月28日)>

2013年06月30日 | 園  芸

P1280033P1280035P1280076_3P1280092_3 エゾウラジロハナヒリノキはハナヒリノキの変種で、高山ではなく普通の山地に生え、緑白色で先が五裂する壷状の花をつける。株もとから多くの新芽を出し伸び上がるので一定の株立ちの樹形を保ちにくく、庭木としての価値は少ない。
 エゾウスユキソウは北海道固有種で、筒状の頭花は、綿毛に覆われて白い花弁に見える苞葉に囲まれ、中央が雄花、周囲が雌花。五月の植え替えの用土が適切でなかったのか、今季は例年に比べて生長が著しく劣り、全体に小ぶりな草姿になっている。花はロッケリーで撮影した。
P1280097P1280088 イワギキョウの白花と青花を並べたかったが、残念ながら青花はいつの頃か消滅、白花はまだ蕾が出ていない。写真はチシマギキョウ。
 イワギキョウはチシマギキョウより花が小さく、五つに分かれた裂片に毛はないが、チシマギキョウには長毛がある。エゾウスユキソウとチシマギキョウは、鉢で枯らした場合の備えとしてロッケリーにも植えてあるが、亡くなった母が管理していたロッケリーまで手が回らず、雑草がはびこり気が急くことが多い。石組みの基礎も大幅に変更しようと思いつつ手が回らない状態が続いている。


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<鉢棚上の小花のはずが…⑤ (エゾイソツツジ)>

2013年06月29日 | 園  芸

P1280065 この時季は、弟子屈町川湯の硫黄山(アトサヌプリ)の山麓一帯で、ハイマツの間の空間をエゾイソツツジの花が埋め尽くす。当然、我が家の鉢棚上の石付エゾイソツツジも開花してよいはずだが、残念ながら、丈が伸びるのを抑制するため毎年新芽を摘むので、花芽は付いたことがない。
 二十六日、田舎家の波トタン塀の撤去を終わらせた後、仁伏でタモギタケを採り、釧路への帰路、いつも見慣れたアトサヌプリではなく三つ並んだ山のうち一番右のサワンチサプが見える位置で花の写真を撮った。
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 三年に一度くらいは花を咲かせたいが、付けた石の大きさとの兼ね合いを考えるとあまり丈を伸ばしたくない。なかなか難しい選択を毎年強いられている。年齢的に鉢物の世話ができるのもあと十年くらいか。持って生まれた几帳面な性分が邪魔をするが、あまり窮屈な手入れから解放されてよいかも、と思ったりしている。
老前整理の観点からすれば、石付類は整理の時期にあると考えるべきだろう。


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<波トタン塀大改修(まず撤去)余録 (タモギタケ) (6月26日)>

2013年06月28日 | 故  郷

P1270980P1280001P1280008_3 二十六日、田舎家の波トタン塀大改修作業のうち、波トタンと枕木を撤去する第一段階は、降雨のため六時から八時までの二時間で終了。道具を片付けて九時にジムニーは釧路に向かったが、野上峠を越えると雨は霧に変わり、川湯では曇りの天候だった。
 時間はたっぷりあるので、曇りならばと、ジムニーはタモギタケを採りに国道391号を川湯で右折した。いつもの場所に駐車、いそいそと準備をして森に入った。
 
前回(6月22日)の幼菌は既に成菌となって誰かに採取されいたが、広い森の中を隅から隅まで採り尽くすことは不可能だし、新たに次々と幼菌が出るので、ヤチダモの倒木を探して歩けばあちこちにタモギタケを見つけることができる。
 キノコに詳しい女房は、ありふれたタモギタケよりも、ホシアンズタケとかアミヒラタケやタマチョレイタケなどを見つけ喜んで写真を撮っていた。アミヒラタケとタマチョレイタケは幼菌は食べられるそうだが、今回見つけたのは巨大な成菌で食不可。
 昨日の労働の疲れが残っているのでキノコ採りはほどほどにして森を後にした。珍しく塘路で昼食、市内に入り買い物をして我が家に帰着。


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<田舎家敷地西側の波トタン塀を大改修(まず撤去) (6月25・26日)>

2013年06月27日 | 故  郷

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 亡父は昭和六十三年に釧路で私の家族と同居する前に、隣家との境界(西側・南側・北側/東側は歩道に沿ったブロック塀)に、旧日本国有鉄道から払い下げを受けた線路の枕木を支柱に波トタン塀をめぐらしたが、設置から三十年の時を経、枕木の腐食による倒壊及び傾斜が目立ち、特に西側は緊急に大改修が必要な状態になった。
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 二十五日は、現場に十時三十五分に到着後すぐに、波トタンと貫を女房と裏表に別れて取り外しながら、逐次、スコップで掘って枕木を引き抜く作業を行い、昼食を挟んで午後四時三十分に十五本の枕木を片付け終わった。重量50㌔/㌘の枕木を引き抜くのは難作業だった。五時半に温泉につかって、夕食後早めに就寝。
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 二十六日は、袋に入れて納屋に保管してあった庭土を、昨日引き抜いた枕木の穴にネコグルマで運び入れ、平らにならしているうちに雨となった。作業は六時から八時までで終了とし、道具を片付けて帰路についた。この次は折を見て、長さ25.4㍍に1.8㍍間隔で十五本の鉄管を打ち込み、貫を渡して波トタンを張る作業が待ち受けている。


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<「検索からのアクセス」に応えて「タモギタケ」(6月22日)>

2013年06月22日 | 自  然

P1270851P1270855 <二十一日夜>「雨降ったしそろそろタモギタケが」と私、「気温低いからまだ無理かも」と女房。
 <二十二日朝>「タモギタケ、行くぞ」と私。朝食後、急遽支度をし、ジムニーは弟子屈町仁伏に向けてブルンと元気よく出発。
 仁伏はタモギダケが豊富で、四年前には
お盆過ぎに大発生している。独特の味と香りを女房は嫌うが、私には少年の頃からの大好物。現地到着。いつもの場所に駐車し、入林後じきに大群生に遭遇。
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 タモギタケは特に珍しいキノコではないが、六月下旬になるとなぜか心が騒ぐ。採り場は広範囲にわたるため、適季に採取に適した個体と出会うのは多いとはいえない。発生は春と秋の二回。


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<鉢棚上の小花④ (エゾツツジ&コケモモ) (6月21日)>

2013年06月21日 | 園  芸

P1270739 このエゾツツジとキバナシャクナゲを組み合わせた鉢を見ると、いつも開花期の違いの是非を考えないではいられない。今季は、キバナシャクナゲは五月中旬に一花のみ咲いて散った。そのとき、エゾツツジの蕾はまだ固かった。淡黄色と紅紫色が同時に咲けばどんなに見事だろうかと思うのである。ま、詮のない夢想を楽しむしかなかろう。
P1270743P1270756 コケモモは鐘形で淡紅色の花を咲かせ、球形の果実は朱色に熟すので、鉢は茶色ではなく青色を用いたかったが、買い集めた多くの化粧鉢は老前整理で素焼き鉢を残してほとんど捨てたため、不本意ながら現在の鉢を用い続けざるをえない。ま、加齢による体力の衰えで鉢植えの手入れができなくなる前に、ロッケリーの一隅にコケモモ専用スペースを作るつもりなので、鉢はこのまま、ということ。
 光沢のある濃緑色の葉が密生するが、冬期間の積雪で春に雪腐れ病が発生し葉は茶褐色に変じることがある。この春も、株の中央部、株全体の三分の一が被害を受け、鉢からこぼれるように茂っていた常緑の葉がなくなり、鉢はいささか寂しくなった。雪をかぶり寒さから保護されているはずが、雪腐れとは解せないが、如何ともしがたい。適切な用土と適切な肥培で体力をつけるしか方法はない。


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<鉢棚上の小花③ (クロマメノキ) (6月20日)>

2013年06月20日 | 園  芸

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 クロマメノキは、高山帯といっても、千メートルに満たない低山でも見られる。山では0.5㍍くらいの樹高だが、ロッケリーでは10㌢/㍍、鉢では5㌢/㍍程度にしかならない。
P1270630P1270716P1270709 繁殖力旺盛で、ロッケリー
(写真上段)では他の高山植物を圧倒し生育範囲を広げる。淡い紅色を帯びた緑白色の扁壷状の花も球形の果実もイワツツジよりやや小ぶり。果実の色は、イワツツジの紅色に対して藍黒色であまり目立たないが、甘みがあって美味。自生地で適量採取可能で、良い果実酒やジャムを作ることができる。
 たまたまカメラを構えているところに外来種のセイヨウオオマルハナバチが飛来。日本人は、自分の都合で国内に持ち込んだくせに、在来種の生存を脅かすが故に自然界から駆逐すべしと唱える。ホモ・サピエンス・サピエンスは生命誕生以来最強の外来生物ではないのか。ハチよりもまず己自身を駆除すべし。


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<鉢棚上の小花② (イワツツジ)(6月19日)>

2013年06月19日 | 園  芸

P1270638P1270625 イワツツジは、高山植物のような様態を呈しているが、低山の針葉樹林内に生える樹高5㌢/㍍の小低木で、小さな筒状鐘形の花に似つかわしくない、直径10㍉/㍍くらいの球形の果実を付ける。
 ロッケリーの石組みの間に好んで根を伸ばし周囲に広がるが、鉢植えでは意外と扱いが難しい。微粒子の多い用土に対して厳しく反応し、生長が阻害される。名称とは違い、岩場ではなく腐食した針葉樹の切り株に生えていることが多いので、鉢土は、小粒の火山礫に腐葉土をたっぷり混入するのがよい。
P1270674 写真下段は、ロッケリーの基礎石組みの間の空隙に根を伸ばし、節々から出た新芽が新鞘を分岐させる典型的な姿である。逞しさというよりも、通気がよく水はけが早い場所を根が好むということだろう。
 鉢でもロッケリーでも目立たない草のような小木だが、熟した朱赤の球形果実は見事である。数年前に伐採・抜根したオンコの木の下で、イワツツジはマイズルソウとの生存競争に敗れた。通常の土壌では他の植物に比べて生育上分が悪い。鉢植えの土壌に神経を使う所以である。


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<鉢棚上の小花① (ミヤマオダマキ) (6月18日)>

2013年06月18日 | 園  芸

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 ミヤマオダマキは特に珍しい高山植物ではなく、繁殖力も旺盛で、亡くなった母がロッケリーに植えた数株が今ではこぼれ種で増殖し、庭のあちこちに広がった。敢えて小鉢に植えるまでもないが、なぜか気になって白と青を鉢棚に上げている。


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<田舎家の草刈り余録(キノコ&山菜) (6月12日)>

2013年06月17日 | 自  然

48_2P1270425_2P1270414_2P1270408P1270418 田舎家の草刈りは、行きも帰りもキノコのおまけ付き。
 <写真右>(11日/8:30) 国道391号を野上峠方向へ向かって北上中、女房が標茶町五十石手前の道路脇でヒラタケが群生する枯れ立木を発見。<写真上段(左)>(12日/15:24) 釧路市内の街路樹のナナカマドの洞に発生したヒラタケ。<写真上段(右)及び下段(右)(左)>(12日/10:15) 弟子屈町川湯の山林で見つけたアミガサタケ。
P1270437_2 <写真左>
(12日/11:30~14:00) タモギタケはまだ出ていなかった。草刈りの疲労が残っているので、TNWBFではなくTNRB1R2へ向かい、時刻が少し早かったが十一時三十分に昼食。狭い範囲の採り場だが、イケマ・ワラビ・ウドを採取し帰路についた。ウドはこの時季が最後、ワラビは七月初旬まで採れるが、気温が高い中で深い藪こぎを強いられるので今回をもって終了とする。今季は、低温続きながら、四月のギョウジャニンニクから始まり六月下旬のワラビまで、山菜採りはおおむね順調だった。七月初旬のフキ採りが終われば、次にキノコのシーズンに入る。


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