タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

  <タイトルは「庭仕事」ですが、残日録には他の分野も含まれています>

<ヒワの仲間たち (09年)>

2009年03月31日 | 自  然

P1020491 小鳥は動きが敏速で警戒心も強いので、これまで安物のデジタルカメラでは無理と撮影を諦めていたが、この春は、庭だけでなく山野でも、忍耐強く挑戦してみた。
 ルミックスDMC-TZ5<光学10倍ズーム>は安価な割に優れものだと思うが、小さな対象を距離を置いて撮影すると、あまり大きくは拡大できない。ま、ピントは合っていないが、ヒワを三種、ブログ用の写真として撮影できたのでよしとしよう。
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 上段はカワラヒワ(2月24日、写真右の上方はアトリ)、中段はマヒワ(3月10日、写真<左>は雄)、下段はベニヒワ(3月29日、写真<右>は雌)。


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≪ 辞任の機会を逸した小沢一郎 ≫

2009年03月31日 | 政治経済

P1020439P1020495 公設第一秘書・大久保隆規が、二十四日、政治資金規正法違反容疑で起訴されたとき、『北海道新聞』は、二つの大見出し「目に涙『納得いかぬ』」(3月25日付・第37面〈第1社会〉)と「『国策』批判揺らぐ検察」(同日付・第36面〈第2社会〉)を掲げ、小沢(写真<右>は同新聞、3月25日付・第1面から転写)の記者会見を大きく報じた。
 小沢の涙をどう解釈するかは人によって様々だろうが、政界では小沢の<嘘泣き>は夙に有名である。実情を知りたければ、野中広務『私は闘う』(文藝春秋)と大家清二『経世会死闘の七十日』(講談社)の二著を読むがよろしい。
 小沢は、民主党代表を辞任する機会を三度逸した。一回目は大久保逮捕。二回目は大久保起訴。三回目は共同通信社等の情報メディアによる世論調査結果。小沢が清廉潔白を主張する根拠は、タテマエと本音を区別し、「政治資金規正法はタテマエに過ぎず、それによる政治家捜査はすべきでない」(3月30日付『毎日新聞』第2面〈総合〉)という自分勝手な信念だけである。本音の暗闇部分を明らかにしない者を「政権交代のため」に代表として支える民主党は、雑多で無責任な寄り合い集団に過ぎない。
P1020494P1020493 共同通信社による三月七・八日と二十五・二十六日の全国電話世論調査(円グラフ<左>は3月9日付『北海道新聞』第1面、<右>は3月27日付、同新聞・第1面から転写)で示された国民の厳しい認識は、小沢が本音の部分を隠し続けることに対する批判である。
 民主党には、いずれ辞めざるを得ないだろうと、敢えて猫に鈴を付ける者はいない。千葉知事選の応援に出る幕のなかった小沢(写真上段<左>は、同新聞3月30日付・第2面〈総合〉から転写)の選択の幅は狭まった。もはや検察の捜査がどうの、世論の動向がどうのといった段階ではない。小沢続投で政権交代は難しかろう。代表が引き際を誤った代償は大きい。


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≪ ウォーキング余録(フキノトウとベニヒワ)≫

2009年03月29日 | 自  然

P1020438 三月二十九日の釧路は、日本海から気圧の谷が近づいていて、曇り時々小雪の冴えない天気だったが、午後から一時間半のウォーキング兼買い物に出かけた。
 三月は比較的気温が高めだったので、フキノトウは路端の斜面のあちこちに顔を出し、珍しくもないが、季節のものだから、武佐若草公園で写真を撮った。昨年の撮影は中庶路の小川の縁、今年は街中の公園。ま、生育環境はいささか異なるが、フキノトウに違いはなかろう。
P1020433P1020435 アキタブキは雌雄異株で、糸状と星形の花冠をもつのが雌株(写真<左>)、星形の花冠のみをもつのが雄株(写真<右>)。
 いつも机上にある、梅沢俊『新北海道の花』(北海道大学出版会) に「雄株は花後まもなく枯れ、雌株は1m近く伸びて果実が熟すと冠毛が風を受けて運ばれる」と記されている。
 フキノトウには申し訳ないが、本日の大収穫は、ベニヒワを撮影したことである。
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 ベニヒワは、ハンノキの種子を好んで食べるが、この日は公園のエゾノコリンゴの木の周囲に群れていた。写真<左>と<右>が雄(額が暗紅色で胸が紅色)、<中>が雌(全体に褐色味が強く、胸は赤くない)。光学十倍ズームで遠くからの撮影は無理か。


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≪ 最近見られなくなった相撲の決まり手 ≫

2009年03月29日 | スポーツ

P1020416 相撲の<決まり手>は、俗に<48手>といわれるが、これは正式に決められた数字ではない。江戸時代の文献や行司の口伝によると、いわゆる<48手>を含め300くらいの名称があった(3月13日付『讀賣新聞』第20面〈広告〉参照)といわれている。
 大正十四年に財団法人日本相撲協会設立後も放置されたまま、昭和三十年にようやく<68手>に整理統合された。
 現在は正式に、<82手+5>(5は非技)と定められている。82手といっても、当然ながら使用頻度の差は大きいが、私が少年の頃から馴染みだった<決まり手>のうち、<うっちゃり>と<吊り出し>がめっきり少なくなったのは寂しい限りである。
P1020449Photo_2 写真中段<左>(月刊誌『大相撲』第36巻第4号〈読売新聞社〉から転写)は、平成二年春場所二日目、北勝海(西横綱)・ 水戸泉(東小結)。水戸泉の体が割れる前に右足の踏み越しがあり、判定は<うっちゃり>ではなく<相手勇み足>となった。<右>(17日のNHKテレビ画面を転写)は、今場所三日目、把瑠都(東関脇)・ 豪栄道(東小結)。最近は、粘り腰のない力士が多く、土俵際の攻防が少ない状況にあって、反り身の豪栄道の<うっちゃり>は見事。
P1020450P1020417 写真下段<左>(『別冊相撲』第7巻第2号〈ベースボール・マガジン社〉から転写)は、昭和五十三年名古屋場所十四日目、貴ノ花(初代、西張出大関)・ 三重ノ海(東大関)。貴ノ花にとって通算600勝の記念すべき吊り出し。写真上段及び下段<右>(同テレビ画面を転写)は、今場所十二日目、把瑠都(東関脇)・ 栃煌山(西前頭2枚目)。かつての起重機・明歩谷(昭和44年引退)の吊りを彷彿させる堂々たる一番だった。


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≪ 山本山、巨体を持てあます ≫

2009年03月28日 | スポーツ

P1020409 大相撲の山本山(西前頭13枚目、尾上部屋)は、春場所十二日目(三月二十六日)、嘉風(西前頭4枚目、尾車部屋)と対戦し、小兵(身長178.0㌢、体重140.0㌔)力士の俊敏な動きに翻弄されて体重248㌔を持てあまし、送り出された(写真は、26日のNHKテレビ画面を転写)。嘉風が山本山の突進をかわし、後ろに回り込んだのが勝因。
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 山本山は、嘉風が最後に後立て廻しを引いたことに不服(反則行為ではないか)そうだったが、「相撲規則」の<禁手反則>の項に、「前立て廻しを引くこと」とあるが、後立て廻しについては何の規制もない。ま、山本山にとっては格好がよくなかった。


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≪ 小沢氏公設第一秘書起訴と新聞の扱い ≫

2009年03月27日 | 政治経済

P1020439_2 小沢・民主党代表の資金管理団体「陸山会」の違法献金事件で、東京地検特捜部は三月二十四日、<陸山会会計責任者>兼<小沢氏の公設第一秘書>の大久保隆規容疑者を、政治資金規正法違反の罪で東京地裁に起訴した。逮捕時に讀朝毎北四紙は、判で押したように「小沢代表の進退問題」を取り上げたが、その時点でどのような根拠があったのか借問したい。
 今回の新聞報道は、説明責任を果たさない小沢氏(写真は、3月25日付『北海道新聞』第1面から転写)の続投に疑問を呈しながらも、民主党の選択の危うさを懸念し、併せて、検察の異例な捜査を批判する、というのが主な論調だが、『北海道新聞』の民主党寄りの姿勢は今始まったことではない。「納得いかない」のは国民であって、「目に涙」とは笑止千万。
●『讀賣新聞』≪第1面≫ 小沢代表が続投表明/民主党内も容認、西松献金 小沢氏秘書を起訴/虚偽記入/支部分含め3500万円 ≪第2面≫ 民主 残る不安 ≪第3面≫ ダミー献金 認識焦点 ≪第4面≫ 強気と弱気の3週間 ≪第11面≫ 企業献金 規制に穴 ≪第38面≫ 「影響力変わらない」/岩手の業者冷ややか ≪第39面≫ 小沢氏秘書起訴 ダミー献金「悪質性」強調/検察、異例の説明 
●『朝日新聞』≪第1面≫ 小沢氏秘書を起訴/3500万円虚偽記載の罪、小沢氏続投を表明、捜査の意義 説明を(解説) ≪第2面≫ 「表金」捜査 評価と異論 ≪第3面≫ 「続投」の裏 晴れぬ民主 ≪第4面≫ 小沢続投 与党は歓迎 ≪第37面≫ 天の声 耐えぬ土壌/小沢氏秘書起訴 東北の公共事業
●『毎日新聞』≪第1面≫ 小沢代表 当面続投/公認秘書の再逮捕なし「辞任理由なし」判断、大久保容疑者を起訴/否認のまま政治資金規正法違反 ≪第2面≫ 続投 民主内から批判 ≪第3面≫ 「表献金」立件 検察賭け ≪第5面≫ 与党、反応控えめ ≪第31面≫ 東北の工事 小沢氏側「天の声」/ゼネコン各社供述
●『北海道新聞』≪第1面≫ 小沢代表が続投表明/西松献金 潔白重ねて主張、大久保秘書ら起訴/虚偽記載「重大で悪質」東京地検 ≪第2面≫ 与党 居座り批判 ≪第3面≫ 民主 危うい賭け ≪第4面≫ 小沢代表続投 民主北海道は指示 ≪第36面≫「国策」批判 揺らぐ検察 ≪第37面≫目に涙「納得いかぬ」/秘書起訴 小沢氏会見


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≪ 三寒四温と庭 ≫

2009年03月27日 | 園  芸

P1020430P1020431 三寒四温は本来、中国北部や朝鮮半島の冬季に生じる、シベリア高気圧の周期的変化に伴う気象現象だが、日本では、冬から春にかけて低気圧と高気圧が交互に日本列島を通過する際、寒い日が三日暖かい日が四日、という周期的変化が繰り返されることを意味し、本格的春が到来する前触れとみなされている。
 釧路では、低気圧の接近により気温が上がって、十九日夜半から明け方までと、二十二日午後に雨が降った。風も強かったため、家屋の北側の雪がほとんどなくなり、昨年晩秋に土中に埋めた鉢物(写真中段<右>はミネズオウ)がほとんど顔を出した。
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 二十四日の釧路は、低気圧(天気図は、3月25日付『讀賣新聞』第1面から転写)の通過後、晴天ながら南西の風がやや強く、最高気温は前日の8.9℃から3.8℃に下がった。<月の出>は三時五十八分(五時一分撮影)、月齢27日、<日の出>は五時十九分(五時三十三分撮影)。
P1020421P1020427 二十六日は、日中は晴れたが、夜半に北海道を通過した低気圧(天気図は、3月27日付『讀賣新聞』第1面から転写)が雪をもたらし、二十七日朝の庭は一面銀世界だった。前日満開だった福寿草も雪をかぶり、給餌台に入りきらないスズメは、雪上にこぼれた餌をアトリと一緒に啄んでいた。
 二十七日の北海道は、西高東低の気圧配置で、釧路は午前中晴れ、午後から天候が崩れ夕方まで雨と雪の予報である。すんなりと春爛漫とはいかない。


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≪ 品川守・元北海道局長有罪判決 ≫

2009年03月25日 | 政治経済

P1020407 国土交通省北海道開発局による官製談合事件については、灌漑排水事業をめぐって、平成二十年五月十三日、元農業水産部長で団体役員の森繁、同局農業設計課長の永井良房、同局農業調査課長の表雅英の三人が札幌地検特別刑事部に偽計入札妨害容疑で逮捕、六月三日に三人が起訴、他に四人が略式起訴(6月4日付『讀賣新聞』第33面〈道総合〉参照)された。
 永井・表両被告は、有罪確定前に六月二十日付で懲戒免職処分となり、八月二十八日の判決公判で、森・永井両被告は懲役1年6月(執行猶予3年)、表被告は懲役1年2月(執行猶予3年)を言い渡された。
P1020208_3P1020212_2 道開発局の談合事件は、開発局関連法人を介して成り立っていることが明らかにされており、建設業者はこの法人から多くのOBの天下りを受け入れている(写真上段は、平成20年7月4日付『北海道新聞』第29面〈第1社会〉から転写)。
 農業水産部以外でも同様の談合が行われていることは当然予想されたが、六月十六日、河川事業を行う建設部の談合に関連して、国土交通省本省の現職、品川守・北海道局長(写真<左>は、3月13日18時16分のNHKテレビ画面を転写)が逮捕されたことは,当人が談合防止の旗振り役だっただけに、国土交通省にとって衝撃だったろう。
 七月四日に競売入札妨害罪容疑で起訴された品川被告に対する、翌年三月十三日の札幌地裁の判決は、懲役1年2月(執行猶予3年)だった。これを受けて、国土交通省は三月二十四日、「品川守・元北海道局長(59)=現大臣官房付=を懲戒免職」(3月25日付『毎日新聞』第30面〈社会〉)に、他に九人を停職などの懲戒処分にした。自らも監督責任を問われ訓告処分を受けた鈴木英一・開発局長(写真は、3月13日18時16分のNHKテレビ画面を転写)は、これまでに同じお詫びコメントを何度出したことか。
 北海道開発局は、二月二十七日に官製談合再発防止策を公表し、鈴木局長が幹部職員を集めて官製談合との決別を宣言している。ま、ぐぁんばってくれたまえ。


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≪ 北見市議会、副市長半減案否決 ≫

2009年03月24日 | 政治経済

Photo 神田孝次・前市長の辞職に伴い、昨年十二月二十一日に投票、即日開票された北見市長選(JR北見駅付近の写真は、北見市のHPから転載)で、民主党・社民党・新党大地推薦、前民主党道議の小谷毎彦氏が、神田氏を三千七百六十五票差で破って初当選したことはまだ耳に新しい。
P1000930  小谷氏は、「約九年半にわたる神田市政の是非を争点に掲げ」(平成20年12月22日付『北海道新聞』第1面)、神田氏は、「市役所庁舎の移転や北見赤十字病院改築を柱とする都市再生計画の実現」(同新聞)への賛否を争点としたが、結局、市民の生活に直結した大規模断水やガス漏れ事故への対応のまずさが予想以上に神田氏のマイナス要因となった。
 しかし、当選したとはいえ、小谷氏は、選挙戦でもっぱら神田氏批判を訴えただけで、北見市の将来への展望を市民に示してはいない。北見市民のすべてが民主党・社民党・新党大地の支持者ということはあり得ない。いくら選挙の公約であっても、勝利に浮かれて強引に市政運営を変えようとすれば、副市長選任問題のように、摩擦が生じるのは当然だろう。
 市長就任後三か月にもなるのに、副市長不在は異常事態だ。端野・常呂・留辺蘂との合併の経緯を反故にし、旧三町の住民の心情を忖度しないまま、副市長半減を性急に押し通そうとするのは、当選時に述べた「対話を重ね、市民が本当に安心して暮らせるマチにしたい」(同新聞、第2面〈総合〉)という抱負に反している。「いずれは減らすという暗黙の了解」(3月17日付、同新聞・第4面〈総合〉)が待てないようでは、選挙戦で批判した「強引な神田市政」と同じではないか。
 案の定、市議会は十九日の定例会本会議で、市長が提案した副市長(定数四)を半減する条例改正案を圧倒的多数の反対で否決(3月20日付『讀賣新聞』第29面〈道総合〉参照)した。市長が単に「説明不十分」という認識では、再提出しても無意味だ。


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≪ 幌呂原野から見た阿寒の山なみ ≫

2009年03月23日 | 自  然

P1020340 三月二十一日、釧路の<月の出>は午前2時39分、<月齢>は24日、東寄りの空で午前五時三分に撮影した。<月の出>は毎日少しずつ遅くなって、二十七日に<朔>となる。
 わが国では、明治五年にグレゴリオ暦(太陽暦)が採用されたため、日本人の生活習慣はそれまでの太陰太陽暦から乖離し、今では、月の満ち欠けと日常生活との関わりは希薄となった。
 春分・秋分を中日とし前後各三日を合わせた七日間に行われる仏事を<彼岸会>というが、通常は神道の場合も、祖先を供養する行事として墓参りの習慣が定着している。我が家では、中日(二十日)の混雑を避け、二十一日に墓参りをした。
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 この日は、気温があまり上がらず北西の風が冷たかったが、晴天で、幌呂原野から阿寒の山並みを遠望することができ、おまけに、エゾアカゲラの撮影に成功したのは望外の喜びだった。後頭部が赤ければ雄だが、この写真では不明。
 写真中段<左>は阿寒富士と雌阿寒岳。カメラを右に少しずつ移動させ、写真下段<左>は雄阿寒岳。私にとっては、眺めても登っても、単調な活火山の雌阿寒岳より、原生林に囲まれた雄阿寒岳の方が魅力的である。


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