10 月 26 日に文部科学省が発表した「問題行動・不登校調査」結果によると、2016 年度に全国の国公私立小中高校と特別支援学校が認知した苛め件数は、前年度比 43. 8 % 増の 32 万 3808 件で、過去最多を大きく更新した。
苛めの手口で最も多いのは「冷やかしやからかい。悪口や脅し文句」で、次いで「軽くぶったり遊ぶ振りをして叩いたり蹴ったりする」だと言う。苛めは私が少年の頃にもあったし、手口も変わらない。件数が大幅に増えたのは、認知方法が変化したことによるのではないかと思われる。
初期段階行為の積極的認知は、発生件数の増加を伴うが、「未然防止、早期発見、早期対応」の観点からは好ましいことである。大いに進めるべし。