タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

北海道内の「道の駅」防災拠点化整備の進捗状況

※ 画像はクリックで拡大できる。
※ 挿入見出しは、2月7日付『讀賣新聞』第 35 面を参照。
※ 挿入画像上段は、北側の駐車場から撮影した厚岸グルメパーク。
※ 挿入画像下段は、南側の道道123 号路肩から撮影した厚岸グルメパーク。

 近年、大規模災害の避難場所や救援拠点として、「道の駅」を活用する動きが広がっている。しかし、国土交通省の調査によると、拠点として整備された「道の駅」は、全国で約4割、北海道では2割にとどまる。

 釧路管内では、摩周温泉、しらぬか恋問、厚岸グルメパークの3個所のみ。いずれも 24 時間無料で使用できるトイレと広い駐車場を備え、道路や観光などの情報発信も行われているが、問題がないわけではない。

 厚岸グルメパーク( 厚岸町住の江 2 2 )が、住の江丘陵公園の南端、海抜 21 、国道 38 号(根釧国道)及び道道 123 号(別海厚岸線)沿い、厚岸町役場から 500 、と立地条件に恵まれているのに対して、しらぬか恋問(白糠町恋問 40 3 )は、海岸近くの国道 38 号(釧路国道)沿いの海抜3㍍ 、白糠町役場まで13 も離れていて、大津波など大規模災害時に防災拠点として機能するかどうか危ぶまれる。

 防災拠点に適さない「道の駅」でも、最低限の防災設備を備えることは無駄ではないが、ま、大きな期待を寄せるのは無理だろう。

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