<手招きするように垂れ下がるハンゴンソウの葉> 地際から直立する茎に互生する葉は垂れ下がり、人の掌が「お出でお出で」をするように見えることから、死者の魂を蘇らせる「反魂」の手招きに例えたという説があるが、定かではない。学名 Senecio cannabifolius種名 ハンゴンソウ分類 キク科キオン属 特定外来植物に指定されているオオハンゴンソウとは別種。北海道と本州中部以北に分布、山地の湿った草地や林縁に自生する多年草。葉は1〜3対が羽状に深裂し、葉柄は茎と同様に赤みを帯びる。画像は、若い個体なので、茎の赤みが出ていない。