十月二十八日早朝の釧路管内は、上空を寒気が覆い、晴天。放射冷却現象によって冷え込み、十二月上旬の寒さとなった。最低気温は、釧路市内で-3.2℃、阿寒湖畔では-6.0℃、日中の最高気温もテレビの天気予報で10.0℃と低かったため、予定していたヤマメ釣り(徹別川の竿納め)をどうしようか迷ったが、風がほとんどないので、何とかなるだろうと決行した。少し遅くなり、九時ちょうどに出発。すっかり雪化粧した雌阿寒岳を眺めながら徹別川のいつもの場所に向かった。
釣りは、10時30分~12時30分の二時間。釣果は、女房と二人合わせて、10~13㌢の小振りなヤマメが百匹を超えた。今どきは深みに入っているはずだが、まだ緩やかな瀬で予想外の当たりがあり、寒さを忘れるくらいだった。
山は、九月の気温が高く十月に入って急に下がったため、美しい紅葉が見られない。コクワ(サルナシ)のグリーンの実がまだ残っていたり、フキノトウの花が咲き始めていたりするのを見ると、初夏の低温多雨、夏から秋の猛暑、晩秋の寒気と降雪は、やはり異常気象だったかと振り替えざるを得ない。冬も異常な寒波や大量の降雪があるのかもしれない。除雪機の整備を入念にやっておこう。
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