タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

2015年度・釧路総合振興局管内「エゾシカ」農林業被害

※ 上掲画像は、4月 27 日午前8時 50 分、道東自動車道・釧路西 I C で信号
待ちの間に、金網が張られた動物侵入防止柵沿いを移動するエゾシカを車
窓から撮影した。

 4月9日に釧路市生涯学習センターで開催された平成 28 年度「エゾシカ・ヒグマ対策連絡協議会」の発表によると、2015(平成 27)年度の釧路総合振興局管内のエゾシカによる農林業被害は 12 4700 万円で、前年度より1億 3600 万減少したが、それでも全道の被害額の 30 % を占めた。

 とりわけ、釧路市・釧路町・厚岸町・標茶町・白糠町では1億円を越え、今後もエゾシカを適正な生息水準まで減らす、有効な対策の継続が求められる。

 被害額内訳は、牧草 78 % 、根菜類11% 、デントコーン5% 、林業 4.5 % など。林業の場合は 人工植樹林のみの数字で、実態把握が困難な国有天然林は含まれないため、実際には報告された数字よりはるかに被害が大きい。

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