タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪両親の墓参りの帰路にオオワシとタンチョウが≫

P1160104 二月二十二日午後、釧路市北斗霊園に両親の墓参りに出かけた帰路、道道53号(釧路鶴居弟子屈線)の北斗の湿原で、女房が大きな鳥が見えたというので、車を釧路湿原野生生物保護センター(写真上段の施設には、鳥インフルの関係で、現在、中に入れない)入り口に止め、歩いて戻ってみたところ、カラマツの上部にオオワシが羽を休めていた。カメラを抱えてそっと近づきシャッターを押しながら前進したが、残念ながら、やや手前で飛び立たれてしまった。
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 オオワシが飛び去った後、道路の反対側の湿原で、コーッコーッとタンチョウの鳴き声がする。そーっと藪を覗くとタンチョウが数羽歩き回っていた。
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 観光客がひしめき多くのタンチョウが集まる給餌場とは違い、一面にヤチボウズが広がる閑静な谷地でタンチョウを見るのは、いつもと違った趣がある。野生の生物をわれわれ人間が目にするのは、本来、このような場面ではないだろうか。餌を与えて呼び寄せるのはもう止めにすべきだ。タンチョウを観光の具にしてはならない。

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