気ままな旅


自分好みの歩みと共に・・

10数年ぶりに、杏の木に実がなった

2017-06-12 18:20:50 | エッセイ

 梅雨宣言がされて数日が過ぎた。

 どう言う訳か我が家の庭にいまだ来ず。「チャンス到来」と妻は張り切る。「植木屋さんを入れないで好きなようにやらして・・・」と自分の仕事の合間を縫って大はりきり。こっちは応援ができない身体だ。 「自分の歳を考えなさい・・」と、言うだけの私。去年柿の木と同じく植木屋さんに剪定して貰わなかた杏の木があるのを私は知らなかった。しかも開花してるのも気ずかなった。狭い庭なのに・・。 ここ10年程前からは庭の植栽の高さは低木に伐採していて花も咲かない木であった。

 妻の声に呼ばれて行ってみると、低木になった杏の枝に熟した実がなっていた。全盛期の頃は200~300個位は実った。友人に分けて果実酒やジャムを作ったものだ。

 低木にしたとは言え一階の屋根近くには枝が伸びている。 収獲するのに脚立を物置にかけ傾斜した物置の屋根にのらざるをえなく、後期高齢者を過ぎている妻に「止めろ」と言わず「気をつけろ」と言い、熟した実を下で受け取るだけの身勝手な私だ。 久し振りの収獲に感激し重量を計ってみると何と3.3kgもあった。 ほとんどが直径が4.5cmもあったのには驚いた。 

 着替えてふたりして、砂糖の代わりにはちみつを買いにスーパーに出掛けた。戻り、早速ニジャム作りに励みました。

 庭木の剪定も妻が、杏の実の収獲も妻が、容器と蜂蜜を買いに妻が、運転も妻が。荷物持ちも妻が。天候にも助けられ、梅雨が来る直前の収獲でした。妻曰く「次からは、やはり植木屋さんに頼みましょう。伐採具も車に積んで捨てなくてすむから・・・」と余程疲れて懲りたようだ。歳には勝てぬ!

終わり