車泊で「ご当地マンホール」

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萬古(ばんこ)神社 in 四日市市陶栄町

2017年01月19日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・三重県

陶器と磁器の間の性質を持つ半磁器で、耐熱性に優れた特徴を持つ「萬古(ばんこ)焼」。四日市市の代表的な地場産業で、特に土鍋の国内シェアは、7~8割を占めると言われています。

「萬古(ばんこ)焼」の歴史は江戸時代中期、桑名の豪商・沼波弄山(ぬなみろうざん)が現在の三重県朝日町小向(おぶけ)に窯を開いたことに始まります。弄山は自身の作品がいつまでも変わらず残るようにと「萬古」または「萬古不易」の印を押しました。それが萬古焼の名前の由来といわれています。」ばんこの里会館HPより(詳細はHPを参照してください)

四日市市陶栄町に鎮座される「萬古(ばんこ)神社」、御祭神は『埴安彦神(はにやすひこのかみ)・埴安姫神(はにやすひめのかみ)・火産霊神(ほむすびのかみ)』

さらに萬古焼に縁の深い方々 『沼波弄山・森有節・山中忠左衛門』の御霊。 萬古焼関係者の方々の御霊が祀られます。

「昭和10年(1935)万古協同組合と同商工協同組合によって創建。」

御本殿左右より神域を守護されるのは萬古焼きの狛犬さん一対。上目遣いの顔がなんとも愛嬌が有って、思わず手元に置きたくなるような不思議な魅力の一対。

拝殿

拝殿前左右より神域を守護されるのは、昭和10年3月奉納の狛犬さん一対。見開いたギョロ目がまるで水中眼鏡でもかけているような・・・初めて見るタイプ。

拝殿屋根留め蓋、たてがみをなびかせる飾り瓦の獅子一対。

萬古焼を地場産業として広め、四日市萬古焼の父と呼ばれた『山中忠左衛門』の碑。

大正時代に、登り窯から石炭窯へと萬古焼の技術革新に貢献した『森太郎右衛門翁像』。(昭和52年4月吉日 阿倉川:唯福寺より此の処に移築)

献納「萬古焼:灯篭」

奉納「萬古焼:恵比須・大黒」

田中七草:句碑【  更紗文  あかき古陶や 春ふかむ  】

参拝日:2011年4月10日

 


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