部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



袖付きアイザック、完成・作製記をUPします。
5月の静岡ホビーショーの第24回モデラーズクラブ合同作品展で、”倶楽部デイフォルメ屋”展示企画のUC祭参加用に作製しました。

HGUCキットを幅詰め・幅増しすることでSD化しましたが、HGUCはもともとZZ用なので、袖の部分だけ他のキットから持って来ました。

特徴のある記号が多い機体のため、どう作ってもきっとアイザックに見えるのだと思います。それに甘えて、設定を正確に再現できてはいません。かなりオリジナルアレンジが入っていますが、ご容赦ください(汗)
また記号が強い割には、仕上がりは地味な機体になりました。


■RMS-119 アイザック















素立ち写真ばかりで申し訳ありません。シールド、ザクマシンガンの作製完成にはたどり着けませんでした...(滝汗)



■作製

1.初めに
 使用したキットは基本はこれになります。

 HGUCアイザック、BB戦士ザクⅡ。あとは袖部分をHGUCギラ・ズールから。
 今回はこれ以外は軸受けの市販パーツの使用だけで、他のキットは使用していません。

 
2.頭部
 アイザックの特徴のある頭部を、かなりアレンジを入れながら作製しました。
 基本はBB戦士ザクⅡにHGUCのレドームを取り付けて、あれやこれやの記号となるパーツをプラ板で作って、アイザック風にでっち上げ(!)ています。

 BB戦士の頭部を裏打ちして頭頂部を削り込み、モノアイの支柱を取り去り、モノアイの上に1.2mm+0.3mmプラ板を貼って...という工程は基本の砂ザクと同じです。


 レドームはHGUCのモノを根元でカット。


 プラ板で約2mm幅増し。横方向は幅増し無しです。上部に乗せるレドーム本体は無加工なので、円周で1mm分隙間が出ますが無視してます(汗)


 鼻の延長を1.2mmプラ板2枚で実施。
 モノアイ支柱をハイザック系の位置にプラ板で作製。
 鼻の(口の?)周りの特徴あるフィンをプラ板で作製。
 頭部の円筒形カメラはプラパイプを頭部に差し込む簡単作製。また、パイプに対して径の合うプラ棒を準備し、塗装時にはその先端をカメラ色に塗装して、最後に差し込んでます。


 特徴的な縦長カメラおよびブレードアンテナはかなり大型にデフォルメして作りました。

 素直にプラ板を箱組&切り出しで作ってます。

 動力パイプは本当は片側2本なのですが、ディフォルメでそれをやるとうるさくなり過ぎるのと、取り付けスペースも無いことから、オラ設定で1本に留めてます。またそのパイプの頭部側受け部分も、取り付け場所の都合で設定とは随分違う形になっていますが、雰囲気だけ再現できればと言う割り切りです。
 動力パイプそのものはスプリングと市販のモビルパイプです。最終的には少し細めの径を採用しています。
 最後に、頭部とレドームはエポパテで繋いでます。繋がっている範囲・形状もかなりアレンジを入れています。

 

3.胸部
 胸部はHGUCの幅増しで作製しています。

 まずは奥行方向に幅増し。1.2mmプラ板で3枚分です。
 

 横幅方向に幅増しするため、3つのブロックに分断。内側に1mmプラ板を左右各1枚分、中央のブロックに1枚分挟み込んで、計3mm分を幅増ししています。


 キットの胸のダクト開口部は切り抜いて、幅・高さを方向を広げています。ここにプラ板を重ね合わせて作った自作のフィンをはめ込みして、全体にフィンが目立つようにしています。
 

 全体に整面してエッジを出して、このような感じで仕上げています。


 
4.腰部
 ここもHGUCのキットをベースにしています。

 HGUCの腰パーツの基部を一旦切り離し、胸部に合わせて左右各1mm幅増ししています。

 写真にはありませんが、脚の取り付け軸はこの後でカットして、市販のボール軸受を設置して、脚の接続ベースとしてます。

 フンドシが少し小さいので大型化しました。
 まずはフンドシのパーツから凸部を切り離し。


 フンドシ基部の左右には0.5mmプラ板、前面には1mmを貼り付けて、フンドシを大型化。その上に切り出した凸部分を戻して取り付け。


 フロントスカートの内側に0.5mmプラ板を貼り付け、下部には1mmのプラ板を張り付けて、スカート全体を少し大きくしています。
 またフンドシにはプラパイプを取り付けて、キットパーツの胸部動力パイプが取り付くようにしています。本当は胸部に動力パイプ基部がある設定ですが、ここは都合で適当にアレンジしています。
 


5.肩部
 ここもHGUCキットパーツを幅増し改修することで、全体バランスに合わせています。

 まずは横幅を合計3mm幅増ししています。

 画像では凸部分も幅増ししていますが、最終的にはココは削り落として、あとからプラ板を貼り付ける事で再生しました。
 
 高さ方向は上部を一旦切り離し、合計2mm幅増し。
 下部も1mmプラ板を張り付けて大型化。
 先端の部分も一旦切り離し、間に1mmにプラ板を挟んで横方向に延長しています。

 

6.腕部
 HGUCキットを短縮して使用しています。

 まずは二の腕を短縮。動力パイプパーツを付ける凸凹の少し上くらいでカットしています。
 

 キットの動力パイプを取り付けられるように、元の取り付け凸部分を少しプラ板で高さ増ししてます。
 また、動力パイプにも少し切れ目を入れて瞬着で固め、無理やり取り付け部分とパイプの受けに合うように形状を変えています。


 前腕は手首のところでいったんカットし、動力パイプ部分のところで長さ詰めしています。


 なお、手首の袖の紋様はギラ・ズールからの流用です。パーツを破損しないように注意しながらぐっと広げて、少し幅を広くして取り付けています。


7.脚部
 膝下のパーツを使用しています。
 
 上部を中心に幅が詰まるように、くさび状に幅詰めしています。
 
 八の字立ちをさせる為に、足首との干渉を見ながら裾の内側の形状を調整しています。
 
 脚の外側に取り付くスライスター部分も脚の長さに合わせて長さ詰めしています。この際に元の段差情報を残すようにカットして再構成しています。
 

 あと写真にはありませんが、ソールの底面もいったんカットして2mm程高さを減らすようにしています。


8.バックパック
 胸部幅増しに合わせて、ここも幅増しをして使用しています。

 幅増しのためにキットパーツを3つに分断。


 左右各1mmプラ板で幅増し。


 レドームを受ける基部ですが、頭部にBB戦士を使用しているため、キットの組み方のままではレドームに届きません。そのためプラ板で適当に取り付け軸を作り、長さを調整しています。



9.全体
 工作全体の状況です。
 

 
 ここではレドームを接着剤の瓶で支えていますが、この後で胸部、胴体、脚部、ソールとあらゆる隙間にオモリを入れて、レドームとの重心バランスを取って、自立出来るようにしています。
あと手はビルダーズパーツに置き換えました。

 サフ状態です。

 

10.塗装 
 全体の基本色は以下の内容で調色しています。
 ・濃いグレー:エンジングレー FS16081+パープル+(少量)+青(微量)
 ・薄いグレー:ニュートラルグレーⅡ(ガイア)+上記濃いグレー(少量)+青(微量)
 ・赤:レッドFS11136(だったと思う...汗)
  (メーカして無きモノはクレオス使用)

  すみません。作製時にメモしてなかったので、すっかり忘れています。う~ん、いかんなぁ(大汗)


11.仕上げ  
 全体に地味な機体で、ディテールもあまり追加してないこと、そしてその塗装色から、かなり見た目寂しい状態でしたので、デカールを普段より多めに貼りました。
 特に黄色系のデカールをポイント色に使っています。

 トップコートは全体はつや消し、動力パイプとレドームは光沢コートとし、少しだけ磨いています。

 最後に頭部および胸部カメラにはミラーシートを貼りました。
 (角度によってはやたら光りますね)
 

■あとがき
 ライフワークとなっているザク系SDの第?弾です。基本はグフカス、砂ザクでの手順を踏襲しています。
 かなり地味な機体ですが、UCのep.3の冒頭シーンのカッコ良さに引かれて作製しました。
 静岡HSではご好評をいただけ、ホッとしています。
 ザク系ではこのあとは、最新のHGUCの06R-1Aを使って、以前作った06R-1Aの砂ザクフォーマットでのリニューアルや、それを流用しての06R-2をやって行きたいですね。
 






コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
こんばんは! (もっさり兄)
2013-07-08 23:01:09
こんばんは、お疲れ様です♪
アイザック、いいですね~凄く全体に纏まりがあって、このまま磐梯商品化してくれないかな…ほんと。

全体的に頭身のバランスも凄くよくて、完成を見た感じ、どこを弄ったか解らないくらいに自然で…
ジオン系でここまでの逸品を製作できる人って、そうそう居ないんじゃないでしょうか?
完全に一目惚れです///
 
 
 
Unknown (よたろう)
2013-07-09 12:48:55
こんにちは、レポート楽しみにしてました。
HGからのSD化はやっぱり難しいと最近痛感しているんですが、tiさんのバランスは本当に参考になります。

個人的には脚部のディフォルメ化が課題でユニコーンも試行錯誤の繰り返しなんですが、アイザックの脚部の造形は本当に素晴らしいですね。
ガンダム系の直線的なラインはなんとかできそうですがザク系のラインはチャレンジしたことがないので、ユニコーンがなんとかなったらズール系の機体にチャレンジしてみようと思います。
 
 
 
お疲れ様でした! (akoto)
2013-07-09 18:59:23
静岡HSは、お疲れ様でした!
見に行けなかったのが、非常に悔しく思います(つД`)
来年は、是非ご挨拶に伺いたいと思います!


それにしても、SDザク系は、ti0719さんを始め、倶楽部デイフォルメ屋のメンバーの方々も、
作成されていらしゃると思います。
ザク自体のバリエーションが豊富ということもあるかもしれませんが、
技術的に基本的な事が抑えられれているテーマなのかと、
ふと考えたのですがいかがでしょうか?

もし、そうであるなら、SDプラモデラーにとって、登竜門的な存在に思えました。
ザク恐るべし・・・((;゜Д゜)ガクガクブルブル
 
 
 
Unknown (メンヘラ)
2013-07-09 21:03:10
カッコいいですね、アイザック。
自分もその内ザク系は挑戦しようと思ってるので、部長さんの作例を最大限参考にさせて頂きます!
しかし、ザク系は最早十八番ですね・・・(笑)
 
 
 
ありがとうございます (ti0719)
2013-07-11 22:11:11
>もっさり兄さん
こんばんは。コメントありがとうございます。
お褒めいただき恐縮です。でも結構粗が多くて...(大汗) 写真は百難隠す、ですね(笑)
ザク系は作っていて結構楽しいです。ガンダム系より楽しいかな。もともとジオン派なので(笑)
ザク系は今後も作って行きますので、またよろしくお願いします!

>よたろうさん、
こんばんは。コメントありがとうございます!
お褒めいただきありがとうございます。
脚部はホント難しいですよねー 毎回悩みます。
ザク系では大よそコツのようなものが見えてきたのですが、それでも太さと調整と、各機体持っている記号を消さずに残す、そのカット位置が悩みどころです。
よたろうさんのジオン系SD、楽しみにしています。

>akotoさん、
こんばんは。コメントありがとうございます!
来年、静岡にお越しの際はお声掛けください。
主催者のaspさんはじめ、ディフォルメ屋の皆さんのSDは半端ないですから...ホント凄いですよ。
ザクは曲面が多いので、曲面と直線のディフォルメの見せどころが多く取れて、ある意味、直線が主体のガンダム系よりSD向きかもしれませんね。
(苦手なエッジ出しが少ないのでザクが好き、ってのは内緒です...笑)

>メンヘラさん、
こんばんは。コメントありがとうございます!
アイザックをお褒めいただき恐縮です。
作製記や作例がご参考になれば嬉しいです。
ザク系はF2ザクをベースにすると、とても作り易いのでお勧めです。また、もともとのBB戦士ザクⅡも秀逸なSDで、丁寧に綺麗に作るだけでもかなり満足感が得られますね。
 
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