全英連参加者のブログ

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姫路獨協大学

2015-04-19 04:00:00 | 気になる 大学研究

 4月12日の「平成27年3月末申請の大学の学部等の設置等認可の諮問について」の続き。

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 今回の学部学科等の設置認可申請で一番驚いたのは、姫路獨協大学からのものである。
 平成27年4月現在、同大学には以下の学部・学科と、大学院研究科等がある。

外国語学部
・外国語学科
法学部
・法律学科
経済情報学部
・経済情報学科

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大学院
・言語教育研究科
・法学研究科
・経済情報研究科

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法科大学院
・修了生サポートセンター
医療保健学部
・理学療法学科
・作業療法学科
・言語聴覚療法学科
・こども保健学科
・臨床工学科
薬学部
・医療薬学科

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看護学部(開設予定)
・看護学科

 このうち、「外国語」「法」「経済情報」の3学部を、看護学部開設予定の平成28年4月に、募集停止にする計画だ。
 ・・・在学生が卒業すれば、順次廃止である。
 同大学は、法科大学院もすでに廃止した。上記3学部が廃止になれば、学部の延長線上にある大学院の3研究科(順に言語教育、法学、経済情報)の維持が難しいことは、まあ誰にでもわかる。法律上、大学は学部を持たずに、大学院研究科のみを持つことも可能。でも、学部の廃止が何を意味するか、予想できることだ。
 数年後、姫路獨協大学は医療系大学になる。まさにリストラクチャリングである。関東地方に住む者から見ると、「獨協」イコール「外国語」(と、「法律」)だと思う。正直ビックリである。

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