全英連参加者のブログ

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Star Trek Beyond

2016-10-29 04:00:00 | 全英連参加者 2016
Star Trek Beyond poster image  The USS Enterprise crew explores the furthest reaches of uncharted space, where they encounter a new ruthless enemy who puts them and everything the Federation stands for to the test.

 エンタープライズ号のクルーが宇宙の最果にある未知の領域を探索し、そこで彼らや惑星連邦の存在意義の真価を問う新たな謎の敵と遭遇する。
 (英語はIMDbの作品紹介、日本語は作品の日本公式サイトから引用した。)

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 第3作目となったリブート、スター・トレック
 本作がJ・J・エイブラムスが監督・プロデューサーとしてかかわる3作目のスター・トレック(以下ST)となる。本作でひとまず一段落か、それとも4作目以降も続くのかも気になる。絶対見に行く1本として予定を組んでいた。

 リブートのスター・トレック 特徴は「スピード感」
 オリジナルのTVシリーズの主役艦・エンタープライズは、宇宙という大海原を探検する探検船。リブートSTのエンタープライズは、宇宙を縦横無尽に飛びまわる高速船。本作もスピード感たっぷりのアクション映画である。

 エンタープライズ、破壊
 ネタバレになるのであまり詳しくは書けないが、NCC-1701エンタープライズが最後の時を迎える。

 敵の描き方が、déjà vu
 エンタープライズを攻撃してくる「謎の敵」の描き方が、「劇場版機動戦士ガンダムOO -A wakening of the Trailblazer-」の金属生命体に見えた。
 エンタープライズのクルーがたどりついた敵の本拠地惑星、森の描き方の一部に、なんだかAVATARの衛星パンドラに似ていたところがあったようだ。
 ・・・あくまでも、なんとなくである。

 惑星連邦のヨークタウン基地
 これはスゴイ。これまでにSFで描かれた宇宙基地や都市のどれよりもスゴイ。究極の舞台装置、ガジェットだ。
 マット・デイモン主演「エリジウム」に出てきた宇宙ステーションは、舞台装置としてすばらしいものだった。このヨークタウンはそれ以上。基地という言葉ではおさまりきらない、大宇宙都市。劇中でも人口は何百万単位であることが述べられていた。ここがフィナーレで重要な役割を担う。
 ヨークタウン基地には、「公衆電話」ならぬ「公衆転送装置」がある。遊び心がうれしい。

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 宇宙空間、惑星上、フィナーレのヨークタウン、それぞれの場での戦いと、見所満載である。
 謎の敵に破壊されたエンタープライズ。散り散りになったクルーが再集結し、苦難を乗り越えるまでを描く本作。映画第6作「Undiscovered Country」へのオマージュもあり、見ようによってはリブート三部作最後に見えなくはない。
 でも、最後にNCC-1701-Aが出てくる。Voyageは続くようだ。

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 スポック役レナード・ニモイ、本作が遺作となった、チェコフ役アントン・イェルチンへの献辞がエンドロールにある。
 2人がもうこの世界にいないことを確認して、さびしい気持ちになった。でも、2人の記憶は消えない。

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 IMDbによればカーク役クリス・パイン、スポック役ザカリー・クイントは4作目の出演契約を結んでいる。

 ヨークタウン基地の映像はこちら。(2016-10-28現在視聴可)
 https://youtu.be/eZTnSxW4pOI

 28sec.のところでエンタープライズがヨークタウンに入港する。OSTの3曲目”Night on the Yorktown”が流れる。この曲は非常にいい。

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