全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

「忠誠心」なき閣僚は去れ

2007-02-25 06:44:44 | 気になる 政治・政治家

 ずいぶん大仰なと思った。1週間過ぎたので、感想をまとめよう。

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 2月18日に毎日新聞のウェブサイトに掲載されていたものだ。自民党の中川秀直幹事長が講演で以下のように述べたという。

 「安倍晋三首相が(閣議で)入室したときに起立できない、私語を慎めない政治家は美しい国づくり内閣にふさわしくない。
 「閣僚、官僚のスタッフには首相に対して絶対的な忠誠、自己犠牲の精神が求められる。首相の当選回数や、かつて仲良しグループだったかどうかは関係ない。
 「自分が目立つことを最優先する政治家や、野党の追及が怖くて改革を進められない政治家は、内閣・首相官邸から去るべきだ。首相を先頭に一糸乱れぬ団結で最高峰を目指すべきだ。

 一つ目は、たとえ腹の底でどう思っていても、起立するするべきだし、それができないのはやはり常識がないと思う。黙る黙らないのなんて、常識で黙るんじゃないのか。
 二つ目は、これも当然だろう。 
 三つ目も、何でこんなことを、と思う。

 学級崩壊とあんまり変わらないんじゃないの。この内閣はどうかしているぞ。いわれた総理大臣も情けない。何かすればするほど支持率は下がる。そう思った。

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 20日、閣議前の閣僚が安倍総理が登場したとき、小学生のように起立した様子が報道されていた。いわれて直すんじゃ、またこれはこれでみっともない。前後して総理、官房長官から反論がでた。どうもこの内閣は批判に弱そうだ。説明しなければならないこと(教基法)や場合と、そうじゃないことや場合の見分けがうまくない。

 21日、今度は起立したことについて、国民新党亀井静香代表代行、「日本はいつから北朝鮮になったのか」と中川幹事長を批判。社民党の福島瑞穂党首も会見で「日本は『ハイル・ヒトラー』の世界ではない」と指摘。
 亀井さんも福島さんも、中川幹事長の発言を非難しているが、結果的に総理大臣のリーダーシップのなさが強調されることになっている。

 22日、中川幹事長は言い過ぎ(言葉足らず or しゃべりすぎ)を反省したようだが、後の祭りだ。

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 起立しなくて身内に叱られ、起立したらしたでまた叱られる。何をやってもどうにもならない。。。
 総理は、「一生懸命仕事をしているのになあ」と、思っているかも知れない。でも、何をしても文句を言われる。何かをなしても褒めてもらえない。こんな経験は小学校から成蹊学園で過ごし、代議士だった父上、総理だったおじいさんを持つ人間(おぼっちゃま)には、ボディーブローのように効いてくるのだろう。

 平成19年度当初予算、ちゃんと組めるのか。大丈夫か、この内閣は。


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「バブルへGO!!~タイムマシンはドラム式~」を見てきた。

2007-02-25 06:26:23 | 全英連参加者 2007

 2月16日のエントリ(「バブルへGO!!」)で取り上げた、「バブルへGO!!~タイムマシンはドラム式~」を、昨日見てきた。筋書きはネタバレになるので、ここでは書かない。感想を書こうと思う。

 一言で言って、非常におもしろい映画だと思う。

 ヒマ(2hちょっと)と、お金(1800円)があれば、そして現在30代後半以上の年齢であれば、かなり笑えて、楽しめる映画である。そして、考えさせられる映画である。表面的には当時の社会情勢風俗をよく作り上げていることに眼が行きがちだが、さすがフジテレビ&ホイチョイプロだけのことはあって、最初から最後まであきずに楽しめるストーリーだと思う。1500円(学割)で2時間ちょっと楽しめたのだから、安い。DVDがでたら買いたい。

 ある一定年齢以上(上記)の同僚に勧めようと思う。

 おもしろかった。


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