東海林直人のゴロテマ日本史

語呂合わせでテーマ史を記憶するので「ゴロテマ」です。YOUTUBEのゴロテマ、三省堂刊「ゴロネコ日本史」もヨロシク。

官営事業払い下げ3(古河・川崎)の覚え方◇C近現515

2017年07月13日 07時12分47秒 | 入試対策講座

□近現515.官営事業の払下げ3(古河・川崎古河)◇C

[ゴロ]古かね/インナーの/評価は


古河)(阿仁(あに)・院内)(庫・崎)


[句意]古くさいね、兄のインナー(下着)の趣味を評価すれば、という句。「古か」は「古い」の博多弁。


[point]

1.兵庫造船所川崎に、院内銀山阿仁銅山古河に払い下げられた。

[解説]

1.兵庫造船所(1871年開設)は、1887年、川崎正蔵に払い下げられた。

2.院内銀山阿仁銅山は、それぞれ1884年、1885年に古河市兵衛に払い下げられた。


3.なお足尾銅山は、不良化して1871年に民間に払い下げられていたが、将来性に目をつけた古河市兵衛が、1877年、買い取った。1881年以降の有望鉱脈の発見により、古河財閥の中核鉱山となる。


2017早大・商:「

 この間に豊富な地下資源の開発も進んだ。このハ鉱山部門を中心的に担ったのは、払い下げを受けた政商たちであった。工業化途上の日本国内においてエネルギー需要や金属需要は限られていたので、産出された石炭や銅は輸出に向けられ、重要な外貨獲得商品となった。

 軽工業、鉱山業が早期に成長したのに対し、重工業部門の発展は遅れていた。十分な資本蓄積を持たない後発国において、初期投資が巨額で、技術水準のギャップも大きく投資リスクが高い重工業部門に、民間の自発的な投資を期待するのは困難であった。そのため政府は日清戦争後に軍需関連の造船業などに奨励策を講じるとともに、重工業化の素材的な基礎を提供する鉄の自給化を進めるため、官営八幡製鉄所を設立した。

 ニ重工業育成政策は日露戦後も引き続いて実施され、その財源は増税や外債発行などで賄われた。育成策は一定の成果をあげたものの、機械や鉄鋼などの重工業部門が十分な国際競争力を確保し、貿易収支を大きく改善させるには至らなかった。他方で、外債の累積は育成策の財源となる追加の募債を困難にし、また外債に対する利払いが国際収支を圧迫するなど、日露戦後の経済状況は次第に危機的様相を深めていった。

問C 下線部ハに関連して、「政商」と払い下げられた鉱山との組み合わせとして正しいものを1つマークせよ。

 1.三井-高島炭鉱

 2.三菱-別子銅山
 3.古河-阿仁銅山
 4.住友-生野銀山
 5.久原-足尾銅山」

問D 下線部ニ重工業育成政策は日露戦後も引き続いて実施に関連して、日露戦後の重工業について述べた文として誤っているものを1つマークせよ。

 1.三菱造船所などの造船技術が世界水準に追いついた。
 
2.八幡製鉄所は安価な大冶鉄山の鉄鉱石を原料として生産規幌を拡張した。
 3.池貝鉄工所が世界水準の精度を保つ旋盤を完成させた。
 4.日本製鋼所などの民間の鉄鋼メーカーがあいついで設立された。
 
 5.造船業振興のために、兵庫造船所を三菱に払い下げた。」

(答:問c3、問D5×払い下げは1887年で日露戦争どころか日清戦争前、また三菱→川崎)〉


2016明大・政経:「

 (カ)鉱山業では、三井・三菱(岩崎)・古河などの政商が官営事業払下げを受けてこれを営むようになるとともに、巻上機や排水用蒸気ポンプの導入など、鉱山業の近代化が進んだ。

問7 下線部(カ)に関して、古河が払下げ先となった鉱山はどれか。A~Eから一つ選べ。


 A院内銀山 B佐渡金山 C三池炭鉱

 D生野銀山 E高島炭鉱」

(答:A)〉

        

2012立大・文:「
問4.次の1(三井)が払い下げを受けたのはどれか。次のa~eから1つ選びなさい。

 a阿仁銅山 b生野銀山 c院内銀山

 d小坂銅山 e三池炭鉱」

(答:e)〉

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