東海林直人のゴロテマ日本史

語呂合わせでテーマ史を記憶するので「ゴロテマ」です。YOUTUBEのゴロテマ、三省堂刊「ゴロネコ日本史」もヨロシク。

船成金(2人)の覚え方◇D近現593

2018年01月13日 21時48分31秒 | 入試対策講座

□近現593.船成金(大戦景気)◇D

[ゴロ]船成金(ふななりきん)の/亀さんに/(うち)たのむんや


船成金)(山下亀三郎)(内田信也(うちだのぶや))


[句意]]船成金の亀さんに家の建築を頼むんや、という関西弁の句。詳説の教科書にも出ていないのでDランク。しかし以下のような出題例がある。一橋大に記述出題があったことを考慮してフルのゴロとしては内田信也をあげ、山下亀三郎は「亀さん」のみにして選択肢がある場合の選択のきっかけとした。

[point]
1.船成金では内田信也山下亀三郎が著名である。

[解説]

1.第一次大戦(1914~18)中の世界的な船舶不足のために、15年~18年の4年間、海運業造船業は空前の好況となり、日本は世界第3位の海運国になり、いわゆる船成金がぞくぞくと生まれた。

2.神戸の海運業・造船業は特に好景気で、内田信也内田汽船)、山下亀三郎山下汽船)などの戦争利得者を意味する船成金を生み、神戸が全体として成金色を染まったと言われる。

2015関西大・全学部2/7:「
 第一次世界大戦により、日本の経済は好景気となった。(中略)鉄・船・株で巨富を得た(2)[(ア)川崎正蔵(イ)松方幸次郎(ウ)内田信也]、山下亀三郎らは「船成金」として世に知られた。」

(答:ウ)〉


2015立命館・全学部2/3:「

問q 下線部7船成金と呼ばれた人びとに関連して、船成金ではないものは誰か。もっとも適当な人名を下から一つ選べ。

 あ内田信也  い山下亀三郎
 う勝田銀次郎 え岩崎弥之助」


(答:え)〉


2013明治大学・商:「

 第一次世界大戦は、日本に空前の好景気をもたらした。日英同盟を理由に日本も参戦したが、戦争の直接的な被害をほとんど受けることなく、戦争で手一杯の欧州列強を尻目に中国における権益の拡大をはかった。この時期、日本製品の輸出が拡大し、貿易は輸出超過となった。なかでも、世界的な船舶不足により、海運業および造船業が活況を呈し、a[①内田信也 ②鮎川義介 ③古河市兵衛 ④浅野総一郎 ⑤中野友礼](1880~1971)のような、いわゆる船成金がたくさん生まれた。」

(答:①)〉

2005一橋大・前期:「
 次の文章を読んで下記の問いに答えよ。
 第一次大戦は、日露戦後の貿易収支の悪化と外貨不足に苦しむ日本経済に、「大正新時代の天佑」といわれる空前の大戦ブームをもたらした。(中略)こうして第一次大戦期に産業構造は転換しはじめ、大企業体制が形成されていったが、大戦ブームのなかでc)「成金」といわれる新興企業家が生まれた。(後略)

問3 下線部c)の「成金」について具体例をひとつ述べよ。また、大戦期に三井物産に匹敵するほど急成長し、その後経営危機に陥った商社は何か、さらにその経営危機は経済的大事件に発展するが、それは何かを述べよ。」


(解答例:内田汽船の設立者内田信也(山下汽船の山下亀三郎)。鈴木商店。1927年、鈴木商店の経営破綻で同社に対し融資を行い、その結果巨額の不良債権を背負った台湾銀行が破綻に瀕し、金融恐慌が深刻化した。(63字)〉

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