就職支援 チーム還暦にできること

還暦を過ぎた人間だからこそ伝えられること。
40年前社会人になる時、世の中がこんなに変わるとは思わなかった。

メラビアンの実証

2017-04-02 21:39:33 | 日記
※今から書くことウソですから。真に受けて炎上させないでください。お願いです。

南兵庫大学で就職学を研究している米良非所属講師が発表した研究が話題になっている。

米良講師の研究内容は新卒就職活動の集団面接における企業の採用担当者の心理を分析したもので、
3名の学生を集団面接でどの項目を評価するかを分析したものである。

実験の対象は以下の大学3回生の3名。
被面接者Aは国立大(旧帝大)在学生で服装はカジュアルで髪は茶髪。
被面接者Bは公立大学生で体育会風、非常に元気な印象、服装はスーツを着用しているが靴下が
白色など微妙なコーディネート。
被面接者Cは通称Fランクと呼ばれる私立大学在学生。服装は身だしなみ講座の優等生。真面目で几帳面。

その結果、Aを採用したいと答えた面接官は55%。
Bを採用したいと答えた面接官は38%。
Cを採用したいと答えた面接官は7%だった。
Aを採用したいと答えた面接官の所属する企業はほぼすべてが就職ナビに採用実績校を掲載しており、
そのうち1/3は国立大、公立大、私立大と区分して掲載していた。
それに加えてITベンチャー系企業が13社ありそのすべては社長が東京大学を中退または卒業していた。

Bを採用したいと答えた面接官の所属する企業はほぼすべて中堅と呼ばれるメーカーおよび商社と証券会社であった。
そのほとんどが「仕事がハード」と噂される企業であった。

Cを採用したいという面接官は非常に少なかったがそのほとんどが女性面接官であった。
その面接官はAおよびBを不合格とした理由が「身だしなみが不適切」というものであった。
Cを採用した女性面接官は「男性面接官の目はごまかせても、女性面接官はごまかせません。」という
意味不明のコメントを残した。

また結果には繁栄されなかったが、すべての学生を不合格とした面接官が若干名存在した。
50代以上の男性面接官で共通点として普段から「面接では第一印象に惑わされない。」が口癖だったとのこと。

実はこの実験を行うにおいて当初それぞれの大学に在学する現役大学生で行われたが、
面接での質問への回答能力に著しい差があり実験の検証における有意差の判断が回答能力に左右
されたため有効な検証ができなかった。
そのため回答能力がほぼ同等であると思われる学生を選んだ。

その結果、面接の回答についてAに関しては「国立大学の割に」、Bについては「まあそんなところか」,
Cにおいては「結構やるじゃん」という評価が大勢を占めた。

この当初の実験をA案とし、有効な検証に結び付いた実験をB案と呼んだ。

そのため今回の実験を「米良講師のB案に基づいた実験(メラB案の実験))」と呼ばれることとなった。

この実験の結果、従来面接では最初の1分間で面接官の印象が決まり、そのため学生は身だしなみや元気な挨拶が
最重点であるとされていたが、面接官においてはそれ以上に肩書が重要であることが検証された。

新卒採用においてこの新しい見解が登場したことが今後中途採用にどのような影響をあたえるかを
米良講師は次のテーマとか考えている。

中途採用ではすでに身だしなみは最低必要限なレベルととらえられており、職務経歴書および職務経験が
重要項目とされていたが米良講師は、「中途採用においては本人の『運』が決定を大きく左右するのではないか」
との仮説を立てている。

「俗にいう、その悪い運をウチに持ち込まないでくれ。」ということらしい。

新しい実験に期待が集まっている。


コメントを投稿