CREDIDIMUS CARITATI

聖伝のカトリック信仰を守り抜いた、聖ピオ十世会創立者ルフェーブル大司教の生涯紹介。聖母の汚れ無き御心にブログを奉献。

大人になるとは

2009年01月12日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟の皆様、
そして特に、成人式を迎えた愛する兄弟の皆様、
 おめでとうございます。

 成人するとは、大人になるとは何か考えてみました。

 大人になるとは、もう子供ではないということですから、成熟した責任者ということです。何故なら子供は無責任ですから。子供は受けるだけですが、大人は与えます。大人は新しい生命を生み出し、親になります。子供たちのために、皆のために、国のために、天主のために、考え、祈り、働くのです。

 動物、植物が、成熟したとは、実をつけることです。人間も大人になるとは、成熟したということで、実を結ぶ、自分の受けたもの信仰・真理・生命・伝統・文化を他者に後世に伝える、ということです。

 未来の世代である子供たちに永遠の命を伝え、私たちが受け継いだ遺産を伝え委ねる、これが成熟した責任ある大人の仕事です。

 今日、成人式を迎えた愛する兄弟の皆様に自覚していただきたいことです。何故なら、今日では、子供じみた人々が多く見受けられるからです。何故なら、未熟な人たちは、実を結び、後世に伝えるということを考えない、あるいは、否定しようとするからです。

 何故先進国といわれる国だけ!に、女性の乳癌が多く見受けられるのでしょうか?何故ならそのような国では、女性が避妊薬を飲むからです。実を結ばないように、快楽だけを追求しているからです。今日では、父親が家族のため、国のため、天主のために自分を犠牲とすること、母親が子供たちのために自分を犠牲にするということよりは、今、自分さえ面白おかしく過ごせるならそれで良いという人々があるからです。

 そう考えると、アダルトというポルノを見るような人は、実は、本当の大人らしくない人だと分かります。

 愛する兄弟の皆様、天主は私たちが豊かにたわわに実を結ぶように、成熟するように、実り多いことを望んでおられます。そのために、自分の個人的な楽しみ快楽よりも、天主のために犠牲を捧げる覚悟をしてください。

 自分を天主に与え、家族のために与え、妻のために子供たちのために日本と郷土のために自分を与える覚悟をなさって下さい。

 私たち一人一人が天主から受けた聖なる使命、受けた遺産を伝えるという使命を遂行する責任を自覚して下さい。婚姻の秘蹟で結ばれることを恐れないでください。子供たちという天主からの贈り物を多く受けることを恐れないでください。犠牲を恐れないでください。私たちが受け継いだ遺産を、特に信仰の遺産を大切に伝えてください。私たちから実りを奪う、未熟な子供じみた考えに警戒して下さい。私たちには、カトリック教会のため、日本のため、世界のために、本当の大人らしい大人が必要です。

 願わくは、私たちが人生の終わりに、受けたものを伝えた Tradidi et quod accepi、と言うことができますように!

 数百万というブログとWebの中から、今日、この文章を読んでくださって愛する兄弟の皆様に感謝いたします。

天主の御母聖マリアよ、我らのために祈り給え!

聖母マリアよ、天主の聖母よ、日本の新しい成人式を迎えた愛する兄弟姉妹らを導き給え!彼らのために祈り給え!

文責:トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
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