ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

3月13日からの計画   ドル円はドル高円安波動に入ったか?否か?の確認

2017年03月12日 23時30分21秒 | 日々の売買計画と結果

先週金曜日の米雇用統計発表後のNY時間はリスクオンに反応した。
しかし、ドル円は115.61の手前、ユーロドルは下降トレンドライン、ユーロドルは大台1.07で止められて先週を終えている。
今週は、これらのポイントを明確に超えられるか否か?
その答えは、高値付近で月曜からの時間足がどの様に作られていくのか…?にヒントが見えるであろう。
雇用統計後の急騰は反落するパターンも多く、15日にはFOMCも予定されているので注意していきたい。

USDJPY (日足)
先週は越える事ができなかったダブルポトムのネックライン114.93を金曜日のNY時間に超えた。
しかし、114.93の直上から115.61の間には、多くのチャートポイントが並んでいる。
結局は115.49を高値に利食いが入り、金曜日の日足では上髭を残す陰線を示して越週した。
ネックライン114.93を上抜けたのか…?否か…?
つまりは、C1-5波がスタートしているのか…?否か…?
今週の課題はこれを見極める事であり、115.61を超える事により確定されるであろう。
スイングロングは113.54割れにストップを昇格して保持し、押し目があれば増し玉の予定。

EURJPY (日足)
リスクオンによる上昇は、下降トレンドライン(赤点線)に止められて越週。
時間足で引く事ができる上昇トレンドラインが上手く反応するようであれば、押し目買いをチャレンジ。
しかし、下降トレンドライン(赤点線)までの距離が稼げなければ見送る。

EURUSD (日足)
ダブルポトム1.0493のネックラインを明確に超えられずに揉み合い状態になっていたが、
金曜日の雇用統計発表後のNY時間に上方向へ大きく反応して明確に揉み合いを超えた。
その後、ストップを巻き込みながら1.0698まで上昇。
大台1.0700が意識されて、その直前で利食いが入り越週した形。
揉み合いを上放れたことから短期は上目線であり、押し目買いが正統な考えであろう。
大台1.07を超えれば倍返しの1.0765、下降トレンドライン②、Aゾーンまでが高値の目途。
一方、大台1.0700の達成感からの反落のシナリオも考慮に入れるべきで、この場合は戻り売り。
イベントによる急騰の直後であり、月曜日に時間足がどの様なフォーメーションを形成していくのか…?に注目して行きたい。

 


3月6日からの計画   米連銀総裁の発言によりドル高基調に転換か?

2017年03月06日 01時12分13秒 | 日々の売買計画と結果

リスクオフに向かうかのような嫌なチャート形状でスタートした先週であったが、米連銀総裁の利上げに言及する発言をきっかけにして、ドルが上昇する1週間となった。
今回の発言により、マーケットは3月の利上げをどの程度まで織り込んだか…?
果たして3月15日の利上げは?、並びにその後の利上げの見通しはどうなるのか…?
今週は、短期ドル高基調に転じた流れをそのまま引き継いで上値を拡大できるか?、否か…?に注目したい。

USDJPY (日足)
先週はC1-4の安値とカウンティングされている111.57の手前まで下落が進行した。
しかし、NY連銀総裁の発言をきっかけにして米ドル高基調へと一転した。
114.93を上抜けると111.57レベルでのダブルポトムが成立することになる。
114.93-115.61はここ数か月の間に幾度となく頭を押さえられてきた水準でもあり、
これらを上抜ければ、高値118.65に向けての上昇が現実味を帯びてくる。
一方、再び同レベルに頭を押さえられて弱含み、111.57を割れるような事があれば一挙に崩れる危険性がある。
大きくは、111.57-114.92のレンジは今後を大きく左右する分水嶺であるといえる。
先週の上げに対する半値押し程度の押しは想定されるもの、米ドル高基調が継続されか否かに注目して行きたい。

EURJPY (日足)
下降トレンドライン(赤)に沿って進行してきた下落は61.8%レベルで止められ、下降トレンドラインを大きく上抜ける結果になった。
中期的にリスクオンに転換したか否か…、の判断は時期尚早である。
様子見。

EURUSD (日足)
過去から幾度となく機能している1.0499レベルでサポートされ、下降トレンドライン(赤)を上抜け始めた。
揉み合い状態にあり、方向が見いだせない。
様子見。


2月27日からの計画   リスクオフへの嫌な予感のチャート形状

2017年02月27日 08時22分41秒 | 日々の売買計画と結果

ユーロ円に代表されるように、ここ10日間程はリスクオフの傾向が見られる。
ドル高、円高の傾向が見られ、ドル円ではC1-4波の終点と捉えていた111.57に近づいている。
と同時に、ユーロドルも下降チャネルに沿って下落していて、嫌なチャート形状である。
株式市場は総じて高値更新、又は高値付近を維持している状態であり好調ではあるが、何か危なっかしい。
全体的に嫌な予感を感じるチャート形状である。
年初から順調に推移して来ているだけに、調子に乗っていると思わぬしっぺ返しがありそうで注意したい。

USDJPY (日足)
ダイヤゴナル・フォーメーション(ブルー)の上抜けに対する目標値はダイヤゴナルの始点115.36である。
しかし今回は114.93までの上昇に留まり、僅かに未達のまま下落に転じた。
その後一旦は112.51にサポートされてリバウンドしたが、先週金曜日には112.51を下抜けた。
このことで111.57が視野に入ってきている状態。
112.51、並びに111.57は過去から幾度となく機能してきた重要なレベルで、今週の注目はこれらが上手く機能するか否か?…であろう。
111.57にサポートされた場合、又は、旧下降チャネル上辺(赤点線)にサポートされた場合、これらのポイントから反発して、先ずは112.51を越えられるか?…否か?…である。
上昇に転ずるには短期での上昇波動を形成しなければならず、114.93を超えるまでの道程は長い。
一方、111.57を下抜けた場合は一挙に下方向へのリスクが高くなる。
高値114.93からの下落をabc波動とカウントした場合のc波ゴールは111.44であり、111.57を下回る計算になる。
このケースでは、エリオット波動のC1-4であるとカウントしていた111.57が更新されることでもある。
111.57のC1-4はサイクル的にはほど良い底打ちのタイミングであると考えられたが、崩された場合はカウンティングを修正しなければならない。
いずれにせよ、111.57レベルを下回れば、次は半値押しレベルの109.90が視野に入る。
105台から111台へは一挙に駆け上がってきた経緯があり、大きなチャートポイントが少ない。
ネガティブなニュースに大きく反応し易いチャート形状であり、下方向へのリスク管理は徹底していきたい。

EURJPY (日足)
下降チャネル(赤点線)の中に一旦は戻されたが、下落の波動が形成されて新たな下降トレンドラインが引かれている。
現在は61.8%で止められて越週している。
下降トレンドラインからの乖離を埋める動きが出やすいレベルにある為に、一旦は戻されるか?
下降トレンドラインに引き付けての戻りを売りを検討したい。

EURUSD (日足)
ブルーゾーン(A)からの下落が進行している。
下降トレンドライン(赤)が形成されていて戻り売りが有効な環境。
1.0499は過去から幾度となく機能しているレベルであり、先週も止められている。
今週は、下降トレンドラインに沿った下落が継続するか?…否か?
1.0499、並びに1.04615を下抜けられるか?…否か?に注目し、スイングショートのポジションをコントロールしていきたい。


2月13日からの計画   日米首脳会談終了で目先はリスクオンのムードか?

2017年02月13日 00時43分17秒 | はじめての方へ

日米首脳会談を無事に終了し、今のところネガティブなニュースは出ていない。
このまま月曜がオープンすれば、リスクオン相場となりそうなムード。
特にドル円は、いつ上昇に復帰しても良い時間帯にあることからも、上方向へのリスクが高いと考える。
スイングでのロングポジションはそのままに、増し玉を考える局面か?

USDJPY (日足)
先週は38.2%押しレベルにある111.57のポイントで幾度かサポートされ、時間足ではダイヤゴナル・フォーメーション(ブルー)が形成された。
木曜日にはダイアゴナルを上抜けし、その後、下降チャネル(赤点線)にまで到達して越週している。
ダイアゴナルからの上抜けが機能するならば、来週は下降チャネルを上抜けて、ダイヤゴナルの始点115.36まで早期に戻す可能性が高い。
更に115.61を上抜ければ、高値118.65からの調整波が終了した可能性が高くなり、いよいよC波の高値を試しに行くことになる。

EURJPY (日足)
下降チャネル(赤点線)を下抜けたものの、先週はチャネル内部に戻されている。
先週に付けた安値は特段の意味のあるポイントではないので、サポートされて反発したとは言い難い。
チャネル内から再度下落に転ずる可能性も高く、方向感が掴めない。
様子見。

EURUSD (日足)
上昇チャネル(青点線)に沿って上昇してきたが、ブルーゾーン(A)の上辺で抵抗された。
そして、先週は上昇チャネルを割り込んで、日足の押し安値1.0619をヒゲで抜けた。
来週早々にでもこれを明確に下抜ければ1.0339からのリバウンドが終了した可能性か高くなる。
そして日足での目線は下方向に転換され、中長期トレンドの方向と一致することになる。
その後は短期下降ライン(赤)を頼りにした戻り売りが優位となろう。


2月6日からの計画   トランプ・トランプ・トランプ

2017年02月05日 21時12分45秒 | 日々の売買計画と結果

トランプ米大統領の発言や決定事項に全世界が揺れる日々が続いている。
加えて先週は、日銀の国債買い入れオペ(公開市場操作)も行こなわれ、良く動いてくれた。
総じてドルが先導する相場が続いていて、米時間の前半には大きく動くので目を離せられない。
来週も、色々なニュースが飛び込んでくる事を前提にしたトレードスタイルを心掛けたい。

USDJPY (日足)
先週月曜は窓開けスタートとなり、窓を埋めることなくそのまま下落が継続。
そして、112.51で安値を2回付けていた揉み合い下限を下抜けた。
しかし、38.2%押しレベルの112.05の安値で2回サポートされ、結局は揉み合い状態になっている。
112.51を下抜けたことにより118.45からの調整波が継続中である事が確認され、再び下落リスクが高まっている。
来週は下降チャネル(訂正済・赤点線)に沿って、50%レベルへの続落となるか…?
又は、38.2%押しレベルからの反発となるか…?に注目。

EURJPY (日足)
下降チャネル(赤点線)の上辺から、先週は下落に転じた。
日足では下落方向であるが、120.90にサポートされる可能性に注意したい。

EURUSD (日足)
200MA(緑)との乖離を縮小させる上昇の動きが継続している。
上昇トレンドライン(訂正済・青点線)に沿って、ブルーゾーン(A)にまで上昇してきた。
上値はブルーゾーン、1.0873、下降トレンドライン②、1.0911、200MA。