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映画「10クローバーフィールド・レーン」@ユナイテッドシネマ豊洲

2016-06-28 00:45:17 | 映画感想
2016/6/26、ユナイテッドシネマ豊洲。
6番スクリーン。
7列、70席の豊洲では最も小さいシアターの一つ。
E列中央が埋まっていたので、D列を選択。

109シネマズ木場では、4番と2番(IMAX)での公開。
IMAXは2番(315席)しかないからしょうがないが、4番は8列89席と
木場では最も小さいシアター。

どのスクリーンでやるかはどの程度入るかの予想とリンクしているだろうから、
マネジャーはIMAXでやる必要あるのか、と思っていたりしてね。



ジョン・グッドマン、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・キャラガーJr。



冒頭は、セリフ音声無しで状況の説明。
ミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)が誰かと電話で口論になり、
荷物をまとめて家を出る。

車でどこかに向かう途中、ボブから電話が何度もかかってくる。
ボブは必死にミシェルに戻ってくるよう話しかける。

その瞬間、ミシェルの車は横から激しく衝突され、
ガードレールを突き破って横転する。

目が覚めたミシェルの左腕には点滴、右ひざはサポーターがあり
ベッド脇に手錠で固定されていた。

やがて一人の男(ジョン・グッドマン)が現れ、
事故にあったミシェルを助けたという。

そこには左腕を吊ったもう一人の男、エミット(ジョン・ギャラガーJr)がいた。

ハワードは外は敵の攻撃で人々は死に、外気は汚染されているという。
自分は以前から核シェルターを作っており、今回そこに避難しているんだという。
エミットは、元々ハワードの核シェルター造りを手伝っており、今回の事件で
数日前に逃げ込んできたらしい。

ハワードはミシェルに外を見せることにした。
外に通じる階段の先、2重扉のガラス窓の向こうには焼けただれた豚の死骸があった。
しかし、同時に外に置かれたトラックが、自分の車と衝突したものに見えた。

ミシェルはハワードが自分を拉致したと思い、隙をついてかぎを奪い、外に逃げようとした。

しかし、外から顔の焼けただれた女性がやってきて入れろと叫び、そして死んだ。
ハワードの言っていることは本当だったのか。

ミシェルは、ハワード、エミットとの共同生活を受け入れるが、時間が経つにつれ、
おかしいことに気づいていくのだった。

はたしてハワードは、善か悪か。
そして外ではいったい何が起こっているのか。

**

「10CLOVER FIELD」が意味するところは
最後に明らかにされるが、大した意味は感じなかった。

ましてや、「CLOVERFIELD」とのつながりは
少なくとも名称からは感じられなかった。



ハワードは最初は怪しいと思わせ、徐々に本当のことを言っていると見せていく。
自己中の性格的にはちょっと変な偏屈オヤジなだけなのか、
と思わせといてのどんでん返し。
やっぱりな、と思うか、えーそうなの、と思うか。

実際のところ、過去の真実/事実は分からないが、
それが主人公の不安を掻き立てる仕掛け。
まあ、最初主人公を思いっきりわけわからない状況に置いて情報を小出しにする
JJエイプラムスお得意の手法です。



予告はちょっとまずかったかも。
ミシェルが外に出られたのかどうか、そして何かが起こるのかは結構肝なので。

大型があんなんで落ちるのはどうかという意見もあろうが、あれはあれで良いとして、
個体の方はどうなった。

ウィスキーや女、冷却スプレーなどの伏線が後々効いてくるというか、
そこで使うか、だからああ言ったんだな、なんて感じで
都合よくといえばそうだが、うまく設定されていた。

アップにするのは、観客へのアピールで、例えばウィスキー、例えばマニキュア。
こういう細かいところまで見てねというのか、表現してますよというのか。

日本では「圏外」が普通だが、今作は「NO SERVICE」、
エクスマキナでは「NO SIGNAL」だった。

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