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タワーマンション火災

2017-06-15 22:23:57 | 観察
こういう類の事件事故があると、他人ごとではない、日本は大丈夫なのか、という意見と
日本では起こりえない、という相反するような意見が飛び交う。

件のマンションは1974年の建設で、築40年超。

日本でも1982年に赤坂にあったホテルニュージャパンの火災で30余名の
死者を出す大惨事があったが、火元が9階で7階から10階にかけてが延焼した。

ただ、あれだけボロカスに言われたホテルニュージャパンでも
今回のイギリスのような外壁がまるコゲ状態にはなっていない。

巷間言われているように外壁の補修で可燃性の高い素材が使われたことが
被害を大きくしたと思われる。

ニュース映像ではまるで木造家屋の様に外壁が燃え、溶け落ち、上階に延焼、
外から室内に火が回ってビル全体が燃えていた。

日本では本当にこのような火災は起こらないのだろうか。
住宅火災では一昨年だったか川崎の簡易宿泊所が全焼し、10余名が焼死した。

しかし、あれは木造でしかも違法建築の実質3階建て。
鉄骨鉄筋造りのマンションではない。

消防法では11階以上のマンションは(はしご車が届かないので)
スプリンクラーと防火区画の設定が義務付けられているという。
TVでは防火扉が云々と言っている人もいた。

ただ、いわゆるタワーマンションでもない限り、部屋の中にスプリンクラーが
あるところはそう多くはないだろう。
開放廊下には防火扉はないし、あっても役に立たない。

それよりもここ何十年かの間に建ったマンションは、隣家、上階などへの延焼はまずしない。
これは、TVの受け売りとか、うたい文句でいうのではない。

1989年にはここ江東区の28階建てマンションの24階から出火したが、
燃えたのはその部屋だけ。
当時はしご車が届かないことでかなり話題になったのでよく覚えている。

その他にも近くで実際に起こった火災では、10年ほど前には近隣マンションの火災、
数年前にはうちから見える14階建ての公団(UR)火災。
今年の4月には別のURの14階建ての8階から出火しているし、
今年の5月にも少し離れた(徒歩圏内の)URでも火災が起きたが、
いずれも燃えたのは出火した部屋だけ。

煙は上階や両隣にも入り、上の部屋はかなりすすけるが、延焼はしなかった。
部屋から外に火が噴き出すような火災でもこの程度。

但し、出火した部屋の方が亡くなることもあったし、煙や熱で怪我をする方もおられた。

消火の放水で階下の部屋は水浸しになるし、近隣マンション火災ではエントランスの庇に
水が入り込んでその重さで天井が抜けたりしたが、外壁が燃えるようなことはなかった。

また、階段は棟ごとに2か所以上必要で、ベランダには隣に逃げるための蹴破れる隔壁と、
階下に降りる避難梯子もある。

11階以上には廊下に共用の消火器と消火ホース、(消火用水タンクは屋上)
各戸にも小型の消火器を常備してある。
(煙感知器、火災報知機が各戸に装備されているのは言うまでもない)

だからと言って火事になっても良いとというわけではなく、
火災を起こさないことが肝要なのは言うまでもない。

今回のロンドンの火事の原因はわからないが、当マンションでは、
鍋を火にかけたまま外出しボヤ騒ぎを起こした例が何回かある。

いずれも大事には至らなかったが、日ごろの行いが大事。
ジャンル:
住宅
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