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映画「ゴーストバスターズ」3D字幕版@ユナイテッドシネマ豊洲

2016-08-18 12:57:39 | 映画感想
2016/8/14、ユナイテッドシネマ豊洲。
8番スクリーン。
日中混むと思ったので夕方からの回を選択。

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クリステン・ウィーグ、メリッサ・マッカーシー、ケイト・マッキノン、
レスリー・ジョーンズ、クリス・ヘムズワース。

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ニューヨークのアルドリッジ家の古い洋館には長女にまつわるおぞましい物語があった。
案内人が帰ろうとすると、地下に幽閉され死んだ屋敷の娘と思しき幽霊が現れる。



コロンビア大学で素粒子物理学を教えているエリン・ギルバート(クリステン・ウィーグ)は、
大学の終身雇用の審査中だったが、そこへ、老紳士が現れ、幽霊を調査してくれという。

エリンが共同著者として書いた「過去からの亡霊」をアマゾンで買い、訪ねてきたと言う。
封印したはずの著書が売られている。

エリンがヒギンズ大の研究者で共同著者のアビー・イェーツ(メリッサ・マッカーシー)を訪ねると、
とりあえず調べようということになり、共同研究者のジリアン・ホルツマン(ケイト・マッキノン)と
ともに、その洋館に向かう。
中を調べていると鍵がかかっていたはずの扉が開き、ゴーストが登場。
近寄るエリンにしこたまグリーンのエクトプラズマを吐いてどこかへ飛んで行ってしまう。
エリンは、驚きのあまり「Ghost is real.」と大騒ぎし、
動画がネットにアップされ、学長の知るところとなり、首になってしまう。

アビーとジリアンもろくでもない研究をしていると思われて大学を追い出される。

3人は中華料理屋の2階を借りて、幽霊の捕獲を目指して、
事務員にちょっと変わったケビン(クリス・ヘムズワース)を雇い、研究を続ける。

その頃、地下鉄で働くパティ・トーラン(レスリー・ジョーンズ)は、
線路内の不審者を追い、首つり男の幽霊に遭遇する。

パティはエリンらの研究所を訪ね、幽霊を見たと告げる。
ジリアンの作った幽霊退治の装置を用意し、地下鉄線路内で首つり幽霊に遭遇、
ジリアンのビームは届かないものの幽霊は地下鉄にぶつかって消滅。
幽霊の動画をアップすることはできた。

メディアがこれを取り上げるが、出演したハイス博士(ビル・マーレー)は、
インチキと決めつけたため、4人は幽霊の捕獲に乗り出す。

はたして4人の計画はうまくいくだろうか。
はたまた、突然幽霊騒ぎがあちこちで起こり始めた原因は。
不審な男の正体はこの騒ぎと関係があるのか。

**

結構面白かった。
全編ドタバタという感じではなく、しっかりした展開の中に笑えるセリフも多い。

クリステン・ウィーグがかなりの汚れ役(実際にベトベトに汚れる)
メリッサ・マッカーシーとは「プライズメイド」以来の共演か。
ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズともに今まで見たことがない。

オリジナルメンバーのビル・マーレーはハイス博士。
ダン・エイクロイドはタクシーの運転手。
アーニー・ハドソンは、パティの叔父で葬儀社オーナー。
もう一人のハロルド・ライミスは2014年に亡くなっている。

また、シガニー・ウイーバーがラスト近くにちょっとだけ出ている。
予告であったクリス・ヘムズワースのシーンがかなりカットされている。

**

字幕では「終身雇用」となっていたが、そういう雇用制度が
アメリカの大学にあるのかは疑問。

おそらくは、permanent employment =常用雇用で、
臨時雇用の対義語だと思うので、正式雇用とした。

**(以下、上記の訂正)

クマネズミさんより「終身雇用」についてご指摘をいただきました。
アメリカの大学の教育者の雇用制度として「テニュア」(=終身在職権)
制度があるとのことで、単なる常用雇用とは違うようだ。

浅学にして知らなかったが、テニュア制自体はよく知られている制度らしい。

残念ながら原語のセリフを見つけられていないが、該当シーンの状況から見て、
このテニュアについて議論しているとみるのが妥当だろう。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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Unknown (クマネズミ)
2016-08-30 19:00:02
今晩は。
いつもツマラナイことばかり申し上げて誠に恐縮ですが、「終身雇用」については、アメリカの大学で設けられている「テニュア」のことだと思われます。詳しくは、下記の記事をご覧いただきたいのですが、KGRさんが「常用雇用」とされるもののうち、審査に通るとテニュア(終身在職権)が得られるようです。
日本の大学の場合は、少なくとも准教授になれば、皆定年までその大学に在職できますが、アメリカの大学ではそうもいかないようです。
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/008/gijiroku/04010801/002.htm
クマネズミさんへ (KGR)
2016-08-31 06:38:16
いつもご指摘ありがとうございます。
「テニュア」の記事参照しました。
ずばりその通りのようです。

鑑賞時はこの辺りのセリフが全く聞き取れなかったので
元のセリフを確認できるかちょっと調べてみます。
お久しぶりです (パピのママ)
2016-08-31 11:10:01
邦画の「秘密」にTBを頂戴し、ありがとうございます。
最近は、他の方のブログを見ることもなく、淡々と自分のブログ更新ばかりに没頭しております。
この映画は28年前、男ばかりの「ゴーストバスターズ」を思い出しながら、そういえばTVでも放送されてましたね。
オバサン「ゴーストバスターズ」もそれなりに面白かったです。
TBを他の作品に送りました。嫌でしたら削除下さいませ。
パピのママさんへ (KGR)
2016-08-31 11:49:26
こちらこそ、TBありがとうございます。

TB大歓迎ですので、どんどんお寄せください。

オリジナルへのオマージュもふんだんに感じられる作品でした。
28年という時間、映像技術の進化にも驚かされます。

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