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DVD「パンズ・ラビリンス」

2008-04-04 22:39:59 | 映画感想
前々から見たかった映画。

パンズ・ラビリンス 
ギレルモ・デル・トロ監督。
第79回(2006年)アカデミー撮影賞、美術賞、メーキャップ賞受賞作品。

原題は「El laberinto del fauno」faunoはローマ神話のファウヌス(フォーン)、
ギリシャ神話のパーンと同じものを指すとされる、牧神。

***
 
公式ページの域を出ていませんが、かなり詳しくあらすじを書きました。

***











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***






1944、第2次大戦末期。
内戦後のファシズムとレジスタンスとの戦いが続くスペインが舞台。

オフェリア(イバナ・バケロ)と、臨月の母カルメン(アドリアナ・ヒル)は
母の再婚相手の政府軍のビダル大尉(セルジ・ロペス)の
森の中の軍の駐屯地に行く。

ビダル大尉は、レジスタンス掃討作戦の指揮官で、
平気で相手を殺し拷問する残忍な男だった。

同じ軍人である父の死を名誉に思っており、
カルメンが産むであろう男の子を心待ちにしていた。

カルメンは臨月での移動が元で体調を崩す。

オフェリアは、新しい父には懐かず、おとぎ話にのめり込んでいた。
オフェリアが森で見つけたナナフシは実は妖精で、
オフェリアを迷宮へ誘った。

そこには、牧神パン(フォーン)がいて、
オフェリアこそ人間の世界へ迷い込んだ王女だという。

そして、王女である証を立てるため、3つの試練に立ち向かうのだという。

最初の一つは木の洞に住む蛙から鍵を奪うこと。
オフェリアは見事カエルを退治してかぎを奪う。

しかし、その結果、母に作ってもらった真新しいドレスをドロまみれにし、
自分も泥だらけとなって帰ってきた。

ビダル大尉の雇い人の一人にメルセデス(マリベル・ベルドゥ)がいた。
彼女は、オフェリアとカルメンの世話をしながらも、
ひそかにレジスタンスに通じていた。

パンの2つ目の試練はかぎを使って地下の巣窟から短剣を持ち帰ること。
短剣は難なく見つけるが何も口にしてはいけないという約束を破り、
2人の妖精を失う。

何とか元に戻れたものの、約束を破ったことで、一旦はパンに見捨てられる。

一方、パンからもらったマンドラゴラの根で母の体調は癒え始めたが、
ビダル大尉の知るところとなり、母がマンドラゴラを燃やしてしまったことから、
急に産気づいて子供は助かるが、母は死んでしまう。

ビダル大尉は、レジスタンスの一人を捕え、拷問し、
メルセデスが内通者だと知る。
メルセデスは大尉を傷つけ逃亡する。

その間、オフェリアは再びパン試練を与えられる。
その試練を果たす途中、大尉に追われながら迷宮への入り口で
最後の選択を迫られるのだった。






***





**











***

かなり好みの分かれる映画と思います。
残念ながらスペイン語なのでセリフは全く分かりません。

クリーチャーが可愛くないどころではなく、グロなシーンも多くありますし、
大人も見れるファンタジーなんて思ってた見たら、えらい目にあうでしょう。

いわゆる「ダーク・ファンタジー」とされていますが、
そのレベルを超えるというか逸脱しているともいえます。

逆「テラビシアにかける橋」とでも言いましょうか、
ある意味救いようのない映画です。

特にラストの救いようのなさは、冒頭に観客に覚悟を要求しています。

***

監督のギレルモ・デル・トロ、スペイン語読みなら、ギエルモになるでしょうか、
「ブレイド2」「ヘル・ボーイ」「ヘル・ボーイ2」など暗い映画が得意ですね。

「ヘル・ボーイ2」は今年6月全米公開予定。
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3 コメント

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コメントありがとうございました (YOSHIYU機)
2008-06-17 11:20:01
『ブレイド2』の時は、こんなに良い監督だとは
思いませんでした(笑)
クリーチャーが良かったですね。
おじゃまします (ピロEK)
2008-07-25 23:56:36
おじゃまします。今回はいつもに増して反応が遅くなってしまいましたスイマセン
この話は辛かったです。あの魔法の世界が虚構なのか現実なのか(?)どっちつかずな終わり方だと私は思ったのですが、とにかく辛かったです。
「ヘルボーイ」シリーズは観たこと無いのですが、この監督さんの作品なら期待してよさそうですねぇ観てみようかなぁ。
では、また来させていただきます(レスポンスは悪いですけど)。今後ともよろしくお願いいたします。
ピロEKさんへ (KGR)
2008-07-26 00:48:48
「ヘルボーイ2」にかなり期待しているんですが、
公開されるかどうかよくわかりません。

レスポンスは全く気になりませんので、
いつでもお越しください。

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