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映画「シン・ゴジラ」

2016-08-03 19:51:35 | 映画感想
2016/7/29、ユナイテッドシネマ豊洲。
10番スクリーン。H列を選択。



長谷川博己、竹野内豊、石原さとみ、柄本明、余貴美子、大杉漣、平泉成

**

東京湾で謎の水蒸気爆発が起こり、アクアライントンネルで崩落事故が起こる。
事故を受け、官邸で関係閣僚会議が実施される。

当初の見方は海底火山の噴火だったが、熱水噴出孔の出現の意見が大勢を占める。

しかし、官房副長官の矢口(長谷川博己)は、正体不明の巨大生物説を唱える。
これは全員に一笑に付され、赤坂総理補佐官(竹野内豊)に叱責される。

政府の対応をよそに熱源域は移動をはじめ、大田区に近づく。
海面にトゲトゲの背びれのようなものが現れ、新種の巨大生物であるとわかる。
直ちに緊急対策本部が組織され、関係省庁から官僚が集められ、対策が練られる。

一方、都にも都知事を中心とした対策本部が設置され、対策が検討され始める。
専門家会議は前例のない事態に分析もままならず、原因も対策も立てられない。
その大きさからみて陸上に上がった場合、自重で潰れるとの意見に従い、
大河内総理(大杉漣)は不明巨大生物の上陸はないと発表した直後、
大田区吞川を大波を起こしながら遡上する巨大生物はあっさりと上陸してしまう。

政府は住民の避難を指示、消防や警察による避難誘導が行われる。
巨大生物は暫くすると活動を停止、形状が大きく変化していく。

それまでは這いずっていた巨大生物は、周りの建物を破壊して歩き始める。

総理は自衛隊に「害獣駆除」を指令し、攻撃ヘリが現場に急行する。
しかし、避難中の人影を発見し、攻撃は中止。
巨大生物は、その後、進路を海へと変え、東京湾に戻っていく。
甚大な被害にもかかわらず人々はあっさりと平静を取り戻す。

矢口らは各省庁や研究所のはみ出し者で構成するチームを率い、
巨大生物の謎を解明しようと努力する。

そんな中、アメリカ大統領の特使パターソン(石原さとみ)が矢口と面会。
巨大生物にかかわる情報をぶつけてくる。

はたしてその正体は。

***

最初に上陸した●●●●は別の巨大生物かと思った。
2014年のハリウッド版ゴジラと同じか思ったが、
まさか●●●●は全く予想していなかったのでびっくりした。

総勢300名近いキャストにそれぞれ役割が振られている。
小出恵介ですらチョイ役で「日本の一番長い日」の松山ケンイチよりも短い。

他にも大勢の有名どころがチョイ役で使われているが、一応出しときました感は感じない。
わざわざその人のために出番を作ったというよりは普通なら無名の俳優に
振られるような役に有名なキャストを使ったという感じ。

ただ、●●●●のクレジットが表示されたときには「どこにいた?」と思った。
後で●●●●だと知ってびっくりした次第。

石原さとみは小さい。
公式プロファイルは157cmで、長谷川博己(182cm)
竹野内豊(179cm)と比べて小さすぎ。

日本人ならそれでもいいが、アメリカ高官の娘で将来の大統領候補にしては
タッバがなさ過ぎる。
ちなみにヒラリー・クリントンは諸説あるが、168cm~174cmくらい。
ミシェル・オバマは180cm。
演技力は知らんが、タッバなら、すみれ(175cm)がよかった。

**追記**

アメリカ在住の日米バイリンガルな方によれば、石原さとみの英語は
とても自然でうまいらしい(若干カリフォルニア訛り)
でも、その方によれば、大統領を目指す超エリートの英語ではないし、
言動もアメリカ人ではない、とのこと。

タッパではなくても、どう見ても将来大統領を目指す超エリートに見えない、
と思ったのは正しかったようだ。
(態度がそう見えただけで、訛りがわかったわけではない)

ハリウッド映画では時代を先取りしたアメリカ大統領が登場する。
オバマ以前から黒人大統領は頻繁に登場したし、最近は女性大統領もよく出る。

それらのキャストから見て「カヨコ」には大統領になろうという一種の品がないのだ。
もちろんキャラ設定は脚本通りだろうし、本人のせいではないが、らしくない。

別にアメリカ通ぶっているわけではなく、例えば日本の政治家でも
トップに立とうとする女性議員たちの立ち振る舞いと比べて差があり過ぎる。
あくまでトップに立とうとする方々ですけどね。

また、ドイツのメルケル首相、イギリスのメイ首相、サッチャー元首相、
台湾の蔡総統、ミャンマーのアウンサンスーチー女史などにみられる
リーダー然とした雰囲気がない。

先のバイリンガルな方によれば、カヨコが
「西海岸に留学したあと外資系企業で働いてる気の強い人」
または「押しの強い帰国子女」ならばよかったそうだ。

外国人がどう思おうが知ったこっちゃないのであればまだしも、
海外での人気のある「ゴジラ」の映画としてはいかがなものか。

繰り返しですが、石原さとみ自身のせいではないと思うけど。

**追記終わり**

**

これを言ってしまうと実も蓋もないし、この映画だけのことではないし、
もとより、この映画の批判ではないのだが、ゴジラの目的は一体何なのか。
ゴジラが人間から何らかの攻撃を受けて反撃のために上陸したわけでもない。

環境変化に合わせて形態進化する発想は斬新だが、なんで一周して海に帰る。
理由がわからん。

再上陸後もなぜ鎌倉から東京を目指す。目的は都内観光か。

つまるところ、ゴジラは怪獣ではなく、未曽有の大災害の象徴であり、
映画は怪獣の物語ではなく、この国の危機管理の在り方を表しているのかもしれない。

どこまで計算されて設計されているのかはわからないが、
ゴジラのしっぽはバランス的に長すぎる。
通常の有尾の動物と違って、しっぽの意味合いは違うけど、
バランス上は役に立っていないように見える。
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2 コメント

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ゴジラの生態 (もののはじめのiina)
2016-08-16 10:49:30
ゴジラの生態が、いままで誰も考えなかったアイデアでした。
名は、ゴリラとクジラの合成ゴジラではあるのでしょうね。

先日は、渋谷の「くじら屋」で久々にクジラを食べましたが、もつけて野球観戦の前に腹ごしらえしました。

もののはじめiinaさんへ (KGR)
2016-08-16 21:43:40
形態変化は予想もしませんでした。
予告にも出てませんでしたから。

「ゴリラ+クジラ=ゴジラ」は本当のようですね(Wiki)

われわれは、過去にはなかった「水棲爬虫類から陸上哺乳類に進化途中の巨大生物」(Wiki)を地でいく、進化の過程を見たわけで斬新でした。

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