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29078、中国とモンゴル、鉄道・資源などで新しい26件の契約署名,

2014年08月23日 08時02分19秒 | thinklive

*Serchina

エルベグドルジ大統領は、今年(2014年)は両国が国交を樹立して65周年と指摘。習近平主席を、モンゴルにとって「最も尊貴な客人」と表現し、今回の訪問には「歴史的意義がある」と評価した。また、同国新聞に掲載された習主席の文章中にある「両国は相互に信頼する責任ある隣国であり、よいパートナーでありよい友である」という表現を「全面的に賛成する」と述べ「モンゴル・中国関係は新たな段階に上昇した」と述べた。  習主席は今後の重点としてまず、「両国の政治上の安全についての協力」を挙げた。「モンゴルは台湾やチベットなどに関連する問題で、正確な立場を堅持している」と評価し、「両国の国会や外交部門、政党、国防部門などの対話と交流メカニズムを構築し、利用することを支持する」と述べた。  さらに資源開発、インフラ建設、金融分野で「三位一体の全体的な計画にもとづく」推進を行うと述べた。  国際政治においては、国連、アジア欧州会合、上海協力機構、アジア相互協力信頼醸成措置会議などの場において、両国が協調と協力を強めておくと述べた。

[ウランバートル 22日 ロイター] - モンゴル外務省は、中国の習近平国家主席の21日からの訪問に合わせ、鉄道や鉱業、発電といった分野で26件の新たな契約に両国が署名したと明らかにした。

モンゴルでは今年上期の同国への直接投資(FDI)が70%減少するなど、経済情勢が悪化しているため、中国との関係強化が景気を下支えする可能性がある。

中国主席がモンゴルを訪問するのは2003年以来11年ぶり。モンゴルのエルベグドルジ大統領は21日の共同記者会見で、今回の訪問で30件以上の契約が交わされる可能性があると述べていた。外務省と大統領報道官はともに、新たに締結した契約の総額は現時点で不明だとしている。

21日にはモンゴルの鉄道網開発に向けた4件の合意への署名が行われた他、2件が保留となっている。鉄道インフラの不備によって同国は、中国の鉱物資源需要の恩恵を十分に受けることができない一方で、港湾へのアクセスがないため、中国市場に過剰に依存せざるをえない。エルベグドルジ大統領はまた、モンゴル横断鉄道をアジア・欧州間の陸路での貿易に活用する案について習主席と話し合ったと明らかにした。大統領によると、2020年までに欧州への鉄道による貨物輸送量を1億トンにすることを目指す。


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