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アリババ、16/7~9期、売り上53.7%増の、168億元、純利益は38.7%減、30億元、純利益率は17.8%

2017年05月14日 08時15分41秒 | thinklive

 【上海=菅原透】アリババ集団(浙江省)が4日発表した16/7~9月期決算は、売上高が前年同期比53.7%増の168億2900万元(約3100億円)だった。中国で旺盛なネット通販需要を取り込み、市場予想を上回る伸びを見せた。同社はグローバル化など次の成長に向けた手も着々と打っており、市場での成長期待が高まりそうだ。

*10~12期では66%の営業増益、17/1月末で通販利用人口は4億人、

 9月19日に米ニューヨーク証券取引所に上場したアリババにとって、初めての決算発表となった。7~9月期の売上高は米ドルベースで27億4200万ドルと市場予想(26億4千万ドル)を上回った。

 従業員に株式を付与するコストや、無形資産の償却費用が膨らみ、営業利益は17.2%減の43億4500万元だった。同社は有能な従業員をつなぎ留めるため、株式を付与する制度がある。純利益は38.7%減の30億2800万元。

 中国国内のネット通販サイトの総取引額(GMV)は48.7%増の5556億6600万元で、伸び率が4~6月期(45.2%)を上回った。ネットオークションサイトの「淘宝網(タオバオ)」が38.2%増の3800億元、海外ブランド品なども出店する仮想商店街の「天猫(Tモール)」が77.8%増の1760億元と好調だった

 恒常的に同社のネット通販サイトを使う利用者は9月末で3億700万人と初めて3億人を超えた。スマートフォン(スマホ)の普及で、モバイル機器を介した取引が全体の35.8%を占め、前年同期から21.1ポイント高まった。

 上場で史上最大となる250億ドルの資金を調達したアリババは次の成長に向けた手も打つ。一つは海外展開の加速だ。香港、台湾やシンガポールで現地のコンビニエンスストアと提携し、同社のネット通販サイトで注文した商品を店頭で受け取れる体制を整える。

 淘宝網や天猫での購入データや、オンライン決済の取引データなどを活用して、ネット通販サイト出店者の販売を後押しするサービスも強化する。付加価値の高いサービスを提供することで、新たな収益源に育てる構えだ。

 投資家が注目するのは中国のネット通販各社が値引き競争を繰り広げる11月11日の商戦だ。昨年はアリババだけで1日で350億元の取引額を記録した。食品やベビー用品など輸入商品の需要が高まっていることに対応し、今年は海外ブランド品の販売を強化する方針だ。中国メディアは「アリババは今年、500億元(8000億円)の取引額を目標に据えた」と報じており、10~12月期の業績拡大に期待が高まる。

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