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中国、退役軍人ら数千人規模デ北京軍中枢機関を包囲、待遇改善、生活保障を訴える、1

2016年10月12日 08時43分08秒 | thinklive

中国の軍最高意思決定機関である中央軍事委員会や国防省が入る北京中心部の建物「八一大楼」周辺で11日、少なくとも数百人の退役軍人らが包囲し、抗議活動を行った。元軍人らは待遇改善などを求める抗議活動をこれまでも各所で行っていたが、厳戒警備下の軍中枢機関に対する大規模な抗議は極めて異例だ。

 目撃者によると、抗議活動が始まったのは同日朝。迷彩色の軍服を着た中高年が次々と八一大楼の周辺に集まってきたという。関係者によると、江蘇省などの地方の元軍人で、退役後の保障の改善などを要求した。参加者は一時、数千人に上ったとの情報もある。

 中国当局は厳戒態勢を敷き、周辺の一部道路を封鎖。八一大楼の周囲の道に面した2辺が元軍人に取り囲まれたのに対し、当局はその外側に多数の警察車両や大型バスを壁を作るように並べて包囲。歩行者らを近づけないようにした。*朝日新聞

中国、退役軍人ら数千人規模デ北京軍中枢機関を包囲、待遇改善、

 北京の裏通りにあるレストランで中国の退役軍人4人が昼食を共にし、再会を祝って強い蒸留酒の「白酒」で乾杯していた。彼らはかつて同じ部隊にいたが、除隊してから一緒に酒を飲んだことはなかった。4人は現役当時、1979年の中越戦争後に発生した小さな衝突でベトナム軍部隊と戦った。 

 4人は現在、50歳代だ。彼らは、3月の全国人民代表大会(全人代)開催直前にここに集まり、別の戦いを共に戦おうとしていた。その戦いとは、除隊時に約束されたと彼らが言う福利厚生支援(恩給などの年金)を要求することだった。他の何百万人もの退役軍人が同じ約束をされている。

 4人は皆、南部の湖南省出身だ。彼らの戦いは、習近平国家主席が直面している問題の一端でもある。習氏は、人民解放軍の総勢230万人のうち30万人を除隊させようと準備しているからだ。1950年代以降で最大の軍再編の一環だ。

 中国では、年金に頼っている人民解放軍の退役軍人がすでに少なくとも600万人いる。このうちの数千人が近年、政府支援が不十分だとして組織的な抗議活動を展開した。過去においては、政府は元兵士に補助金を提供したり、国営企業で彼らの再雇用のため職場を確保したりしてきた。ただし退役軍人の中には、国営企業は実際には彼らを雇用しようとしないし、補助金の額も生活に不十分だと不満をもらす人が少なくない。

 ここに来て、経済鈍化に伴って国営企業部門で何百万人もの解雇が迫っている。そんななかで、軍の有力幹部らは、除隊対象とされる30万人に政府が職場を提供するか、十分に支援しなければ、退役軍人の抗議行動がエスカレートする恐れがあると警告し

  退役軍人による抗議行動として最大級の出来事が昨年6月に発生した。数千人の元兵士(大半は中越戦争で戦った)が勲章を付けた軍服を着て、中央軍事委員会の建物の外をデモ行進したのだ。中央軍事委員会は人民解放軍を指導する党の最高軍事組織で、習主席がトップを兼務している。

  その1カ月前には、北京の裁判所の外で別の大規模な抗議行動があった。抗議行動を追跡している専門家によれば、その他の都市でも小規模なデモが頻繁に発生しているという。

 

  退役軍人の中には、政府を提訴しようとしたり、正式の請願書を当局に提出したりする人も少なくない。冒頭のレストランにいた4人もそうだった。昼食の前に、彼らは近くの建物にある中央軍事委員会の事務所で請願書を提出した。

 事務所の担当者は請願書を受け取り、彼ら4人の身分証明書をコピーした。だが、4人によれば受理証もくれず、回答もなかったという。4人のうちの一人で石炭関連工場の元労働者(54)は「彼らはわれわれに故郷に帰れと命じただけだった」と述べ、「あそこに行っても無駄だと感じた」と語った。



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