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中国社会の老齢化は加速的に進行、2040年になると一気に4.09億人まで膨れ上がる、

2017年04月23日 15時50分38秒 | thinklive

、� 工業化前夜の歴史ある町・揚州市�  日本の65歳以上の高齢者人口は2003年で2,430 万人となり、総人口に占める割合が20%に肉薄 しています。一方、中国でも日本に劣らず高齢 化が進んでおり、2003年の人口13億5,000万人の うち、60歳以上の高齢者数(中国では伝統的に 60歳からを高齢者として扱う)は1.32億人で、 総人口の10.3%に達しています。この数字は 2040年になると一気に4.09億人まで膨れ上がり、 総人口に占める高齢者の割合は26.5%に達する と予測されています。�  大都市部では1979年から採られてきた「一人っ 子政策」が影響し、全国平均を大きく上回るスピ ードで高齢化が進んでおり、北京や、中国の経 済発展の主役・上海などの長江デルタ地域で、 さらに深刻な様相を見せています。2005年3月28 日の読売新聞は、上海市では少子高齢化が極端 に進み、このままいけば2030年には2人に1人が 65歳以上という「白髪都市」(中国紙の表現)に なる恐れがあることが明らかになったと報じて います。そのため「一人っ子政策」を撤回し、 少子高齢化に歯止めをかけようという動きもで てきています。�  中国では「養児防老」(子供を育て、老後の不 安を防ぐ)、「三・四世代同堂」(3~4世代が同 居する大家族のこと)が伝統的な家庭観で、子 供より高齢者を大事にすることが一種の美徳で したが、急激な経済成長とともに生活スタイル や家庭観の変化が大きく、大都市では女性就業 の一般化などの影響もあって、「核家族」、「3人 家族」が増えており、結果として、独居老人が 増加しています。� 上海市では、高齢化関連の法整備をはじめ、様々 な高齢化対策に取り組んでいますが、「上海市 養老施設管理弁法」第4条には“養老施設(老人 ホーム)の整備事業は政府の資金投入と社会参 入(民間資金利用のこと)により行う”と明記 されているように、「社会福祉施設整備及びサー ビスの社会化」が近年の重点的な取組みとなっ ています(参考資料:NTTデータ経済研究所)。 実際、上海市高齢化委員会の調査によれば、こ のまま推移すれば、2010年には上海市の高齢者 のうち50人に1人しか老人ホームに入所できない 状況になると指摘しています。� 南京などと比べるとのんびりとした雰囲気が残 っています。南京市から揚州市までは車で約2時 間半、高速道路の両側は豊かな土地を利用した 野菜畑が続いています。しかし、揚州市に近づ くと道路の周辺は、工業団地の大規模な開発が 行なわれています。今まさに揚州市は農業の町 から工業の町へ大変貌の真っ最中というところ です。�

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