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国際石油開発帝石(INPEX)は22日、イラク南部のブロック10鉱区で新たな原油を含んだ地層を発見したと発表した。日量8000バレル以上の原油の生産が確認でき、大規模油田となる可能性もあるという。同社はデータ解析などを進めて商業開発の可否を検討していく。
INPEXは2012年、ロシア石油大手のルクオイルと共同でブロック10鉱区の石油開発権を落札。参加権益比率はルクオイル6割、INPEX4割。掘削はルクオイルが担当していた。
INPEXの担当者は「当社にとってイラクの油田プロジェクトは初めて。極めて良好な結果なので、今後詳細を絞り込んで(商業開発を)見極めたい」と話した。