THINKING LIVE シンキングライブ

シンキングライブは経済情報サイト
矢野雅雄が運営しています。

アサヒビール、英SABの東欧ビール事業、5千億円で買収提案、インペブ統合に伴う事業縮小

2016年10月11日 08時51分04秒 | thinklive

*これまでの日本企業の海外ビール事業買収は成功事例が少ない、

 アサヒグループホールディングスは、英ビール大手SABミラーの東欧5カ国のビール事業に買収提案する方針だ。買収額は5000億円超に上るとみられる。実現すれば日本企業による海外ビール事業買収で過去最大となり、欧州で一挙に足場固めを狙う。世界のビール市場では大手による事業売買が相次いでおり、今回の再編でそのきがさらに加速しそうだ。

SABは世界2位だが、10日にビール世界最大手、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)に買収される。これに伴い、両社は世界の事業見直しに動いていた。SABの東欧5カ国のビール事業は近くインベブが入札手続きを行う計画で、アサヒはこれに応札する方針だ。欧米のファンドやアジアのビール会社なども応札を検討しているとみられる。来春までに合意を目指す。

 チェコ、ポーランド、ハンガリー、スロバキア、ルーマニアのビール事業が対象。SABのシェアはスロバキアの2位を除き、4カ国で首位。欧州を中心に幅広く飲まれているチェコの「ピルスナーウルケル」など有力ブランドも含まれる。

 アサヒの海外戦略の中心はアジアやオセアニアで、売上高の海外比率は2割程度とキリンホールディングスなどに比べ出遅れてきた。インベブの買収に伴い、近くSABからイタリアの「ペローニ」などを3000億円超で買収。東欧5カ国の獲得で海外展開の加速を目指す。

 世界のビール市場はインベブによるSABの買収に代表されるように、再編の動きが活発だ。SABは中国や米国の合弁事業から撤退したほか、アサヒにイタリアの事業などを譲渡する。他にもベトナム政府が国営ビール会社の民営化を決定。キリンもブラジル事業の見直しを検討しており、今後も各地で再編が広がる見通しだ。


ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« ソフトバンクの配当金2兆3728... | トップ | 日立造船、スコットランドで... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

thinklive」カテゴリの最新記事