THINKING LIVE シンキングライブ

シンキングライブは経済情報サイト
矢野雅雄が運営しています。

NTTデータ17/3期、営業益拡大、野村総研との比較

2017年07月16日 08時36分06秒 | thinklive

NTTデータの2019年3月期の連結営業利益(国際会計基準)は1500億円程度になりそうだ。16年に策定した中期経営計画では19年3月期の営業利益目標を1400億円程度としており、100億円ほど上振れる。企業の旺盛なIT(情報技術)投資需要を背景に、システム受注が増える。注力する海外でも受注を積み上げ、利益を押し上げる。

 収益をけん引するのは海外事業だ。17年3月期(日本基準)の海外事業の売上高…

この、NRI,NTTデータ2社は給与水準が高いことが学生人気の理由の1つだと思われますが、NRIはNTTデータよりも更に高い平均年収を誇ります。その理由として、この極めて高い営業利益率が1つの要因であることが予想できます。また、従業員一人当たりの営業利益が高いことから、一人当たりのパフォーマンスが高いことも予想できます。


平均年収    平均年齢    1人当たりの営業利益
NRI(野村総合研究所)    1089万円    39.1    570.3万円
NTTデータ    792万円    37.1    114.1万円

 しかし、国内市場の鈍化が見込まれていることを考慮すると、この給与水準を今後も維持できるかどうかは定かではありません。より詳細な両社の動向については、以下の有価証券報告書を参考にしてください。

両社の大きな違いとして挙げられるのはやはりグローバル展開に関する方向性ではないでしょうか。NRIはコンサルティングから保守サービスまでを一貫して提供する「トータルソリューション」を強みとしていますが、その特徴を残したままグローバル化するのは多少難しい点があるのかもしれません。現状では、海外進出する日系企業に対するコンサルやSIに取り組んでいる状況ではありますが、海外企業に対するサービスはいまだ規模が小さいことが課題点として考えられるでしょう。

NTTデータは今後も海外事業の規模拡大と質的向上に取り組んで行く方針でしょう。海外事業の黒字化を達成してはいますが、のれん償却前の営業利益率が2%台であるため、今後の更なる収益性向上が課題となるでしょう。

10年後の近い将来、この2社が業界においてどのようなポジションにつくかを予想することは出来ませんが、IR情報などを読むことでどのような成長戦略を描いているのかについて知ることが出来ます。ぜひ学生のみなさんも、志望企業のワークライフバランスや社風・給与だけでなく、企業動向やIR情報を通して「どのような戦略を描いているのか」を考えてみることで、企業についてより深く知ることが出来ると思います。


ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 中国、CIC、ブラックストーン... | トップ | 野村総研とNTTデーターの比較... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

thinklive」カテゴリの最新記事