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野村総研とNTTデーターの比較、両社の入社志願者のstudy、

2017年07月16日 09時27分36秒 | thinklive

こんにちは。17卒の早慶の理系学生です。就職活動において第一志望であった大手SIerに内定し、来年から働くことになりました。私はSIerやITコンサル業界を第一志望の業界としていましたが、業界の中でも特に人気な企業として「野村総合研究所(以下NRI)」と「NTTデータ」が挙げられます。私の大学での専攻が情報系であったこともあり、研究室の先輩や同期の多くもこの2社の両方を志望していたと思います。

さて業界の中でも特に存在感が大きいこの2社ですが、企業分析として両社の戦略や決算書の違いについてまとめることにしました。IR情報や企業分析を通して企業の体質について深く知ることは企業分析においても重要であり、面接対策にも大いにつながると思うのでぜひ参考にしてください。

*SIはシステム インテグレーション エスアイアーと読む

野村総合研究所(NRI)

コンサルティング・ITソリューションを一括して行うことを強みとしているNRI。金融業に対するソリューションを強みとしており、2大顧客として野村證券とセブン&アイホールディングスを抱えています。ソリューションの領域としては証券を始めとする金融業界において特に存在感が強く、業界標準のサービスを多数有していることも特徴のひとつです。私も金融業界向けのITソリューションに携わりたいと思っていたので、NRIの志望度がかなり高かったです。
 
一方で、グローバル展開はNTTデータに比べると遅れをとっていると考えられます。数多くのM&Aにより海外市場を広げているNTTデータに比べ、2015年時点でグローバル関連事業の売上高は総売上高の6%しか占められておらず、海外展開は大きな課題のひとつだと言えます。少子高齢化の影響で日本市場の縮小が見込まれているため、現状のままでは少し苦しくなっていくかもしれません。
 
前述したとおり、NTTデータに比べると目立ったM&Aはありませんが、新卒採用、中途採用を積極的に行っているため従業員は増加傾向にあります。というよりも、NTTデータのように積極的なM&Aを取ることができないような企業体質であるのかもしれません。

NRIが採用において求めている人物像や、ESの対策は以下の記事を参考にしてください。


NTTデータ

SIerの中でも最大の規模感を誇るNTTデータ。SIerの中でも官公庁や金融業界に強く、業界では国内トップを独走しています。2000年代後半からは、国内市場の成長鈍化を見据え、欧米中心のM&Aを繰り返し、05年に95億円だった海外売上高は現在5200億円まで成長しました。比率でいうと売上の28%を占めることになります。また、NTTグループにおける海外戦略の中核企業であり、SIer業界の中でも学生人気が最も高い企業です。

2008年にはSAP(統合管理システム)事業をメインに展開する独アイテリジェンスや、独BMWグループの情報システム子会社だった独サークエントを買収。そして、10年12月に米キーンを約1000億円で買収したことで、海外事業は一気に加速しました。また、100社以上あった海外子会社をブランドも「NTTデータ」へと統合しました。

公共、金融、法人各分野の売上比率は概ね30%:40%:30%となっており、NRIと比較すると非常にバランスのよいポートフォリオになっています。売上高の規模は業界の中でも最大であり、今後もM&Aなどにより規模を大きくしていくことが見込まれます。NRIと比較すると営業利益率は抑えられています。

 

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