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日本電産、2030年2に車載用モーター売り上4兆円、分野別で最大、連結売り上10兆円を目指す、

2017年06月18日 16時13分54秒 | thinklive

 日本電産の永守重信会長兼社長は16日、重点分野の車載用モーターの売上高について、2030年度に「(16年度比15倍の)4兆円に拡大する」との見方を示した。京都市内で開いた株主総会後の記者会見で明らかにした。連結売上高は30年度に10兆円をめざす目標を既に掲げており、車載向けは分野別で最大の事業になる見通しだ。

 16年度の車載向け売上高は2611億円で、連結全体の22%を占める。今後は次世代ブレーキ用モーターの需要が急増しそうなうえ、電気自動車の駆動部に使うトラクション用モーターも「中国や欧州からの引き合いが殺到している」(永守会長)という。 株主総会などを経て日産自動車出身の吉本浩之氏が担当副社長に新任された。永守会長は「車載関係の経歴が長く、事業を引っ張っていってくれる」と期待を込めた

モーターメーカーの日本電産の創業者、永守 重信会長兼社長は85歳になる2030年まで経営トップを続ける意向を明ら かにした。創業から40年以上にわたり同社を率いてきた永守氏(70)は27日、 京都市の本社でのインタビューで、連結売上高10兆円を目指す30年まで は最高経営責任者(CEO)を続けるとし、目標達成まで「責任を持た ないといけない」とその理由について話した。

永守氏は1973年に仲間3人と日本電産を創業。小型精密モーターを得意とし、パソコン用ハードディスク装置のモーターなどの需要拡大の 波に乗ったほか企業の合併・買収(M&A)も繰り返して急成長。前期 (15年3月期)には連結売上高が初めて1兆円の大台を突破した。今後 は車載向けなどに販路を拡大し、高成長を続ける計画を掲げていた。

 日本電産の急激な成長は猛烈な働きぶりと強力なリーダーシップで 知られる永守氏の存在と切り離せず、決算短信にも事業上のリスクの一 つとして為替リスクなどと並び、「会長兼社長である永守重信(氏)へ の依存」と記載している。

マッコーリー証券アナリストのジョージ・チャン氏は永守氏の考え について「今後も日本電産の成長を続けていきたいという株主に対して のメッセージ」と受け止めている。30年までに売上高を約10倍の10兆円 に伸ばす計画については「ありえない数字と思う人も多いだろうが、彼 らはこれまでもそうした目標を実現してきた実績がある」と述べた。

大型買収できる体制に

永守氏によると、10兆円への成長過程でもこれまでのようにM&A を活用していく考えだ。1兆円企業に仲間入りしたことで、買収の相手 先も売上高で「1兆円の会社までは買える」と話し、自社の規模拡大で これまでになかった大型買収ができる体制が整ってきたとも述べた。

 永守氏は自身が現在兼務している社長職について、後継者に譲って 権限移譲を進める可能性はあるとした上で、「社長が来てもCEOは 僕。僕が会長兼CEOになって次期社長が社長兼COOになるだけで変 わらない」と話した。

日本電産で現在、代表取締役の肩書きを持つのが永守氏以外では外 部から採用されて最高執行責任者(COO)を務める呉文精副社長と創 業メンバーの小部博志副社長の2人。4月22日付の発表資料によると、 シャープの元社長で昨年入社した片山幹雄副会長(最高技術責任者)も 6月の株主総会を経て代表取締役とする計画だ。

 

 

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