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トランプ次期大統領の、したたかさ、民衆の歓呼を浴びて米最大の財閥のCEOを国務長官に据えた!

2016年12月13日 22時19分50秒 | thinklive

*エクソンモービルはロックフェラ財閥の発祥の企業であり、基幹的企業であり、世界最大のエネ企業である、だから、オバマ民主党のバックパワーであり、ヒラリ.クリントンの支援企業でもある、

ティラーソン氏は米オイルの産地テキサス州出身の生粋のオイルマン。1975年に旧エクソン(後にモービルと合併してエクソンモービル)に入社して以来、41年間のティラーソン氏のエクソンでの人生で欠かせないのがロシアとの関係だ。

 98年にロシア担当になったティラーソン氏が取り組んだのが、樺太沖の原油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン1」だ。度重なる工事延期、環境問題、パイプラインの敷設など次々と難題が持ち上がる中、事態を打開しようとティラーソン氏はプーチン大統領との直談判にこぎつける。スティーブ・コール氏の著書「石油の帝国」によると、そのときプーチン氏は大統領令による解決を提案したが、ティラーソン氏は恒久的な法律に基づく解決を頑として主張したという。プーチン氏は激怒したものの、最終的にティラーソン氏に同意することになる。

 その後もプーチン氏は「サハリン1」への国の支配を高めようとしたが、ティラーソン氏は契約順守を要求して抵抗した。両者は何度となく衝突したが、ティラーソン氏は原理原則にのっとった解決を主張。その胆力と妥協のない性格に感じるところがあったのか、13年にプーチン氏はティラーソン氏に「友情の証し」としてロシアの友情勲章を贈った。

■炭素税で妥協も

 他のメジャーもロシアでエネルギービジネスを展開しているが、英BPや英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルは強制的に権益や合弁会社の持ち分を減らされる憂き目にあった。一方、エクソンは国営石油会社ロスネフチとタッグを組み、北極海、黒海、西シベリアといった広範な地域で権益を獲得するなどメジャーでも破格の待遇を受けた。その要因をたどるとプーチン氏とティラーソン氏の親密な関係にたどり着く。

 このため「(プーチン氏との関係は)懸念材料」(ジョン・マケイン共和上院議員)とティラーソン氏の国務長官への起用を問題視する声が、トランプ氏の身内の共和党からも上がる。

 いかにも頑強な体格に人を射抜くような目つき。妥協しないのはティラーソン氏の持ち味であるが、時には柔軟な面も併せ持つ。エクソンは化石燃料を大量に生産するため、環境活動家から標的にされ続けてきた。エクソン自身も気候変動問題への取り組みは消極的な時期もあったが、06年のティラーソン氏のCEO就任以降は、方針を転換。炭素税の導入を提唱するなど環境問題に一定の理解を見せるようになる。「我々は気候変動のリスクに対処するため真剣に対処しなければならない」(ティラーソン氏)。もっとも、方針転換の背景には、08年に大統領選に勝利し、環境重視を打ち出したオバマ大統領への政治対応の側面もあった。

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