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ブラジル建設大手オデブレヒト、海外腐敗防止法違反、米他3ケ国の罰金、26億$、

2017年04月22日 15時38分42秒 | thinklive

 【サンパウロ=宮本英威】ブラジル建設大手オデブレヒトは21日、米国の海外腐敗行為防止法(FCPA)違反で、米国など3カ国の司法当局に罰金計35億ドル(約4100億円)を支払うと発表した。同社はブラジル国営石油会社ペトロブラスを舞台とした汚職疑惑で、有力政治家らに不正献金を提供していたと米裁判所に認定された。オデブレヒトは今後23年間で計26億ドル、同社傘下で石油化学大手のブラスケンが9億5700万ドルを支払う。罰金は米国、ブラジル、スイスの司法当局が受け取る。

 オデブレヒトは同日、「業務を道徳的に遂行するために、適切で必要な対策を講じる」との声明を公表した。前最高経営責任者(CEO)のマルセロ・オデブレヒト氏はすでにブラジル国内で、贈賄罪などの有罪判決を受けている。

 FCPAは、米国に関連する企業が商取引の獲得を目的に、外国の公務員に金品を贈ることを禁じている。日本企業では過去に日揮丸紅ブリヂストンが摘発された。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、オデブレヒトグループの罰金は2008年に独シーメンスが支払いに合意した8億ドルを上回り、FCPAを巡る罰金額で過去最高となった。

マルセロ・オデブレヒト

オデブレヒトは、エンジニアリングや建設などを事業の柱とするブラジルの複合企業。先のW杯が行われたスタジアムの工事を請け負ったことでも有名。ドイツ系移民の家系。1968年生まれ。

アフリカ、アジア、欧州および米州の20カ国以上で事業活動を行っている持株会社オデブレヒト社(2013年総売上:970億レアル)の最高経営責任者(CEO)。グループ内の事業会社の会長も務めている。

1992年にオデブレヒト・グループに入社後、2002年に南米最大級の建設エンジニアリング企業であるノルベルト・オデブレヒト建設会社のCEOに就任。2008年末には持株会社であるオデブレヒト社のCEOに任命された。オデブレヒト社の事業領域は建設・エンジニアリング、石油化学、輸送・物流、石油・ガス、バイオエネルギー、不動産、環境サービス、防衛・技術、資産などである。

バイア連邦大学(ブラジル)で土木工学学士号を、IMD(スイス、ローザンヌ市)でMBAを取得。

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