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大阪、京都地域にホテル建設ラッシュ、18年末迄に8500室、リバウンドピークに間に合う?

2017年02月12日 09時38分03秒 | thinklive

大阪市内がホテル建設ラッシュに沸いている。不動産サービス大手のCBRE(東京・千代田)の調査で18年末頃までに新たに供給される客室数は8500室を超えることが分かった。インバウンド(訪日外国人)の増加で宿泊施設が不足し、ホテルの新設が相次ぐためだ。建設地はオフィス街にも広がり、客室数の増加率は2割に達する。

 大阪市内の客室数は約4万9千室(15年3月末時点)ある。最大の都市型ホテル、リーガロイヤルホテル大阪の客室数は984室あるが、同ホテル8棟分の客室が新たに供給される計算となる

 最も客室数が増えるのが関西国際空港からのアクセスが良く観光地に近い心斎橋・難波地区で3割増の1万2千室強になる。17年夏にはサンケイビルなど3社が開発するビジネスホテル「カンデオホテルズ東心斎橋」が開業する予定だ。

 大阪市内のホテルはキタとミナミに集中するが淀屋橋や本町などオフィス街でも開発が進む。老朽ビルが多く「解体などを機にホテルに用途転換し事業性を高める開発案件が増えている」(CBREホテル部門の吉山直樹シニアディレクター)。アパグループ(東京・港)は19年7月に917室の大型ビジネスホテルを本町駅前に開業する。

 高級ホテルの建設計画も進み、朝日新聞社と竹中工務店が建設する高層ビル内に最高級ホテル「コンラッド大阪」(164室)が17年夏に開業する予定になっている。

 京阪神地区でみると、宿泊施設の建設申請件数は大阪市と京都市で伸びが目立つ。大阪市の15年度の申請件数は141件と前年度の5.6倍。16年4~6月も前年同期の約5倍のペースで増えている。京都市でも15年度は134件と前年度の4.5倍となった。神戸市だけは15年度が5件と12年度以降、10件未満で推移しており、京阪神でも違いが出ている。

 関西では1994年の関空開港前後に相次ぎ都市型ホテルが開業し客室が供給過剰となり、その後の稼働率低迷を招いた。関西のホテル業界では急激な客室数増加を懸念する声も出ている。

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