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宝山鋼鉄の1~3期、1%減益の黒字確保、資源価格下落で収益維持、利益率4.3%

2016年05月01日 13時46分49秒 | thinklive

*中国内の自動車産業に圧倒的な供給シェアを持つ,新日鉄の支援で創業した、国営だが,現在も新日鉄との合弁を保有、さすがに赤字にはならない、中国鉄鋼業界もどうやら回復の気配へ向かった、

株価 5.57 CNY  0.01( 0.18%)4.29

宝山鋼鉄(中国の国有鉄鋼大手) 28日発表した1~3月期の最終利益は15億2900万元(約260億円)と前年同期比1%減った。売上高が同約15%減ったが、原材料の鐵鉱石、石炭などの価格が下落して小幅な減益にとどまった。

 売上高は352億7300万元だった。同社の15年通期決算は市況悪化を背景に最終利益が8割減少していた。今年に入り宝山鋼鉄を筆頭に販売価格を引き上げる動きが広がる一方、原材料価格が下落したこともあり一定の利益を確保した。ただ市況悪化を受けて一時的に生産を止めていた中小の鉄鋼メーカーが再び生産を始めたとも伝わっており、市況が回復に向かうかは不透明だ。(上海=小高航)


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