THINKING LIVE シンキングライブ

シンキングライブは経済情報サイト
矢野雅雄が運営しています。

アマゾンのクラウド事業の利益率は4割、売るビジネスではなく、JRのような情報レールを構築したことだ、

2016年12月07日 21時17分47秒 | thinklive

*高利益率という点では、アマゾンだけじゃない、アップルの利益率もGoogleの利益率も40%台である、IT事業の寡占業態は皆さん同じだが、全路線を新幹線速度にできるという点では宇宙的である、

*アマゾンのEC事業も4割レベルの高利益率であったが、その97%を将来施設投資額の金利として投入してきたから、極小の利益しか計上できない、その状態を今日まで継続している、巨大化の加速化をつくりだしてゆく戦略、

Amazonの総売上高のうち、Amazon Web Servicesは8%だが、営業利益で見ると同事業は52%を占めているのだ。これは、Amazon Web ServicesがAmazonの北米のEコマース事業と同じ額の利益を上げていることを意味する。

これがどういうことか、分かるだろうか。Amazonは北米で5億2800万ドルの営業利益を上げるのに、150億ドルの売上高を必要とした。しかしAWSは、20億8000万ドルの売上高から、5億2100万ドルの営業利益を上げたのだ。

Amazonは、同社の「EC2」サービス用の永続的なストレージサービスを発表した。注目すべきは、Eコマース事業者である同社が、いかに素早く競争の先頭に躍り出たかだ。実際、Amazonの本当の事業は今後クラウドサービスになると予想される。Amazonは、裏口でコカインを売る本屋のような存在になるだろう。店の表側で本を売っているのは、ストレージやクラウドコンピューティングを売るための見せかけだけになる。

 

Amazonはインフラ事業で最下層からサービスを開始したが、ライバルの大手企業はそのやり方をばかにした。従来の大企業は価値の高い領域を追求しているため、市場の下層をAWSに取られても問題はないと言っていたのだ。AWSがスタックを上に上がり始めると、旧来企業が安穏としていられる上層の領域は狭まっていった。これは、トヨタが米国の自動車産業にやったことと同じだ。AWSは、ビッグデータ、アナリティクス、データベース、ビジネスインテリジェンスなどの領域に参入することで、同じことをエンタープライズIT市場で再現している。

 

 従来のITベンダーは、組織改変や合併、大規模化、分割、その他の努力をしてクラウドを取り込もうとしているが、方程式を変えない限りはうまくいかないかもしれない、

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« au経済圏,自社事業の拡大に全... | トップ | 京セラ、英、事務機販売「ア... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む