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Apple、iphoneの販売台数減少は宿命、機能性、品質の高級化とその他の製品,サービスの拡大でカバー

2017年05月03日 21時12分48秒 | thinklive

アップルは米国時間5月2日、17年第2四半期(17年1~3月)決算を発表した。売上高は529億ドル(約5.9兆円)で前年同期比5%の成長を記録した。アップルのビジネスの65%を占めるのがiPhoneの売上高であり、「iPhoneは売れているのか」はアップルの経営陣や投資家だけでなく、一般の人々にとっても関心事となっている。iPhoneの販売台数は5080万台で、前年同期の5120万台を1%下回る結果となった。アナリストの予想は5250万台で、こちらも下回っている。iPhoneの販売台数は16年第2四半期から前年同期割れを続けてきたが、17年第1四半期に盛り返したかに見えた。しかし再び、前年同期割れの結果となった。この一見するとヤバいようにみえる結果をどのようにとらえればいいだろうか。

 iPhoneには、平均販売価格が上昇する仕組みが備わっている。たとえばiPhoneを長く使っているユーザーは、iPhoneの中にたくさんの写真やアプリが蓄積されており、長く使うほど、そうしたiPhone内の「持ち物」が増えていく。これを保持しながら新たなデータを蓄積するには、当然より大きな容量のiPhoneが必要になる。非常に単純な話だが、容量不足に陥ったとき、「次はより大きな容量のiPhoneにしよう」と考えるだろう。ライバルのAndroidスマホでは、microSDカードによる保存容量の拡張が可能になっている。これを使えば、本体の保存容量が少なくても、より多くのデータを保持し、機種変更のときにそのままカードを差し替えるだけで済む。非常に利にかなった仕様だ。

アップルはサムスン電子に7000万台の有機ELパネルをオーダーしたと言われている。通常のiPhone7 32GBモデルよりも320ドルも販売価格が高い特別なiPhoneが、1年間もしくはそれよりも短い期間に7000万台販売されると考えると、iPhone成長への楽観視にもうなずけるのではないだろうか。

 サービス部門には、iCloudの追加容量や、Apple Musicの定期購読などのサブスクリプションサービスや、App Storeの売り上げが含まれる。この部門だけで70億ドル(約7843億円)の売り上げを達成しており、App Storeは前年比40%の売上増で、過去最高の成長を記録しており、1アカウント当たりの売り上げや、有料サービスを利用するアカウント数も2ケタ成長を続けていると指摘している。また、Apple MusicとiCloud追加ストレージの売り上げは1億6500ドルに達しており、こちらも2ケタ成長だった。

 これらのサービスは、iPhoneユーザーが日々iPhoneを利用するうえで得られる売り上げであり、2020年までに倍増させる計画だ。



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