「日本が『独島は日本領』妄言してもムダ」「私は日本でオバマ大統領の様になれるかも」…東大・姜教授

2010年03月09日 | 支那朝鮮関連
【社会】 「日本、韓国に危機感」「日本が『独島は日本領』妄言してもムダ」「私は日本でオバマ大統領の様になれるかも」…東大・姜教授
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1268201850/-100

「韓国に追い越されるかも…日本で危機感増大」
東大・姜尚中教授、「新韓日関係」テーマにソウルで講演
写真提供=国際交流財団

 在日韓国人2世の姜尚中(カン・サンジュン)東京大学教授(59)は9日、ソウル・プラザ・ホテル(ソウル市中区)で、「新韓日関係」をテーマに講演した。
 韓国国際交流財団の招きで講演を行った姜教授は「今、日本ではキム・ヨナ・シンドロームがものすごい。日本は韓国に追い越されるのではないかという話も盛んに出ているほどだ」と述べた。バンクーバー冬季五輪以降、韓国に対する認識が確実に変わったということだ。そして、「日本の家電メーカーすべてを合わせた売り上げよりも、サムスン電子の売り上げの方が高く、韓国製自動車に対する評価も急速によくなっていることから、危機感が高まっている」と語った。

 姜教授は、中国と日本に挟まれている韓国の存在を「イルカ」に例え、「イルカはとても活発に動きながら関係を形成していく」と語った。独島(日本名:竹島)問題については、韓国に冷静な対応を求めた。「一部の(日本の)政治家が妄言を発しても、韓国が感情的に反応する必要はない。独島はすでに韓国が実効支配しており、これを覆すことは不可能だからだ」と述べた。

 日本のメディアに「東京大学のヨン様」とも呼ばれている姜教授は、「(日本)国籍を取得し、東京都知事選挙に出てみろ、とも言われた。わたしは日本のオバマ(米大統領)になれるかも知れないと思う」と笑いながら、「そうした話が出てくること自体、日本が変わってきているという証拠」と評した。

 姜教授は、日本の新聞・放送・出版界で「クールな論客」と評価されている。学問の垣根を超えた斬新な文体と共に、「言葉巧みでハンサムな東大教授」というイメージも人気に一役買っている。

鄭佑相(チョン・ウサン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
記事入力 : 2010/03/10 11:22:50
http://www.chosunonline.com/news/20100310000038

姜尚中「日本が竹島だと主張しても、放っておいてかまわない、ウリ達が実行支配してるからね」


「山本モナのあなたを知りたい」ゲスト 姜尚中

姜 「外国から労働人口を確保するしかない。移民増えるから日本のアイデンティティーも変わるでしょうね」「 今後、日本はマルチエスニックな社会にならなければ、少子高齢化を生き抜いていけないと思います。 これからは青い目の人が日本国籍を持って東京都知事になるとか、そんなことがもうざらにあるほうが いいと思う。」
AERA 2008年6月30日号 P.86



『外国人がたくさん日本国籍をとったほうが、早く天皇制は潰れる』『この先もどんどん外国系市民が増えます、なんとしても日本人を差別して死にたい』ー李敬宰(むくげの会会長)

ただ、在日が日本国籍をとるということになると、天皇制の問題をどうするのかという人がいますが、外国人がたくさん日本国籍を取ったほうが、早く天皇制は潰れると思います。というのは、この先もどんどん外国系市民が増えます。ある統計では、一〇〇年後には五人の内三人が外国系になるといいます。そうなれば、日本で大和民族がマイノリティーになるのです。だから、私はあと一〇〇年生きて、なんとしても日本人を差別して死にたいです。これが夢です(笑)。そういう社会が来たら、その時に天皇なんていうのは小数民族の酋長さんみたいなものになります。


ホントは怖い「多文化共生」




【日韓】「在日論客、姜尚中が見た新韓日関係」姜教授がソウルで講演、「日本民主党と新ネットワーク構築を」[03/09]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1268129413/-100

- 姜尚中教授「日本民主党と新ネットワーク構築を」 -

 【ソウル9日聯合ニュース】東京大学の姜尚中(カン・サンジュン)教授は9日、ソウル市内で開かれた韓国国際交流財団主催のフォーラムで、「在日論客、姜尚中が見た新韓日関係」をテーマに講演を行った。

 在日韓国人2世の姜教授は、日本国籍を取得していない韓国国籍者としては初めて東大教授となった。日本では、社会の問題点を建設的に批判する「在日論客」として知られる。

 姜教授は講演で、韓国の日本政財界との人脈は大半が55年間日本を率いた自民党系列だと指摘した上で、「鳩山政権が誕生しただけに、韓国も民主党陣営との新しいネットワーク構築に尽力する必要がある」と強調した。日本が明治維新以降、初めて選挙で政権を交代したと説明し、歴史、独島(日本名:竹島)、外国人参政権問題などで、韓国の立場をより理解している勢力との幅広いネットワークが必要ではないかと問い返した。

姜尚中教授(資料写真)=(聯合ニュース)
http://img.yonhapnews.co.kr/Basic/Article/JP/20100309/20100309160009_bodyfile.bmp

 独島問題については、「日本で一部政治家が妄言を吐いたとしても冷静に対応する必要がある」と強調した。米国とカナダが領有権紛争を抱えながらも良好な関係を維持している例を挙げ、独島は韓国が実効支配しており、この状況を完全に覆すことは戦争を除いては不可能なため、過度に感情的に反応する必要はないとした。

 在日韓国人を含む永住外国人の地方参政権問題と関連しては、現在のような不安定な政局状態では法案可決は期待できないが、民主党政権が安定し、今夏に行われる参議院選挙で同党が過半数を獲得すれば、より積極的な解決法が講じられるとの見方を示した。

 一方、韓日間の友好関係を阻害する要因としては、歴史問題、独島、対北朝鮮政策の維持、在日韓国・朝鮮人の地方参政権、対日貿易赤字の深刻化の5つを提示した。その上で、今後「新韓日関係100年」を築けるよう、両国が懸案解決に向けた努力を傾けてほしいと述べた。

ソース : 聯合ニュース 2010/03/09 15:46 KST
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2010/03/09/0200000000AJP20100309001600882.HTML




【鄭大均・首都大学東京教授インタビュー】姜尚中の耐えられない軽さ!? 在日をウリにする進歩的文化人の功罪とは
2011年10月30日15時10分
提供:日刊サイゾー

 『在日の耐えられない軽さ』(中公新書)などの著書で知られる鄭大均(ていたいきん)首都大学東京教授が、政治学者・姜尚中(かんさんじゅん)氏の批判本『姜尚中を批判する―「在日」の犠牲者性を売り物にする進歩的文化人の功罪』(飛鳥新社)を上梓した。岩手県で在日二世として生まれ育った鄭教授は、2004年に日本に帰化。その立場から、犠牲者性を軸にした多くの「在日論」に一貫して批判的なメッセージを発信してきたひとりだ。在日外国人地方参政権に批判的なことでも知られる。一方、姜氏といえば、東京大学教授にして『朝まで生テレビ』(テレビ朝日系)などの人気メディアにも多く露出し、在日コリアンの被害者性を強調した『在日』(講談社)などの著書でも知られる著名文化人のひとりだ。岩手県出身の在日二世・鄭教授が、熊本出身の二世・姜氏を批判する理由はどこにあるのか。鄭教授に執筆の背景と「姜批判」のポイントを聞いた。(聞き手/浮島さとし)

――鄭大均教授も在日二世であるわけですが、この手の批判本を書くと「在日同士のけんか」という好奇の目で見られることも多いと思います。

鄭氏(以下、鄭) 当然それは考えました。この歳になって他人の批判なんて本当はしたくない。そういうことは誰か他の人がやってくれたらいいと思ってました。しかし、どうやらそういうことをきちんとやれそうな人はいない。ならば自分でやるしかない。やらなかったら、後で後悔するだろうと考えたわけです。本でも記していますが、「在日犠牲者論」というのはけっこう、影響力が強いんです。在日の犠牲者性を同語反復する愚直さが、韓国や北朝鮮の発信する反日論とコラボレートして、実は世界的な影響力を発揮している。パリに行ったって、ニューヨークに行ったって、在日だというと、強制連行について言及する人間がいる。もう少し情報通になると、姜尚中という名前を語り始める。その発信地は日本なわけで、それを野放しにしていいのかという問題です。

――鄭教授も、若かりしころは韓国民族自主統一青年同盟のメンバーとして民族運動に携わっていたとお聞きしています。在日として、姜尚中さん的な被害者意識にのめり込まなかった理由は何でしょうか。

鄭 わたしにも、被害者意識に憑依してものを語る、そういう時期がありました。我々は日本で生まれた二世であって、文化的にも社会的にも日本人と変わるところは何もないんだとか、韓国に帰属意識があるわけでもないのに韓国籍を持ち続けるのはおかしいんだとか、そういうことが明瞭になるまでには、けっこう時間がかかりました。比較的若いころにアメリカを体験したことと、韓国で長く暮らしたのがよかったんでしょうね。あとは嗜好の問題でしょう。自分の被害者性を語ることのおこがましさに慣れることができるかどうかの問題ですね。わたしはそんな気持ち悪い役割は担いたくないと思った(笑)。

――1965年に朴慶植が記した『朝鮮人強制連行の記録』(未来社)という書物が当時の在日のバイブル的な存在になり、今の「在日論」を形成したとされています。

鄭 いや、あれは日本人のバイブルになったんでしょう。コリアンに歴史道徳的な負い目意識を持つ日本人の中に、あの本に出会って啓示を受け、それから「強制連行」の調査なんかを始める人間が出てくる。在日の場合は少し違うでしょう。もしあの本を当の在日一世が読んだら、それが自分たちのことを記した本だとは信じられないでしょう。一世の多くは、この国で一旗あげるためにとか、半島での貧しさから逃れるために故郷を離れ、日本にやってきたことを承知しているわけで、彼らの立場からすれば、自分らが日本にいることを「強制連行」のせいにするようなお話が、作りものであることは明らかですからね。

――今回の『姜尚中を批判する』では、姜氏の自伝的作品『在日』などをサンプルとして読み進めながら人間像を浮かび上がらせる形をとられています。例えば『在日』の中の次の一文。<わたしは、一世たちの思いを後世に伝えねば、と思う。わたし自身の半生を振り返ることによって、その思いを少しでも感じてほしい。在日二世、姜尚中を知ることによって......>

鄭 ずいぶん奇怪な文ですね。一世といったって、いろんな一世がいますし、「思い」といったって多様でしょう。どう考えても一元化できるはずのない多様な「思い」を自分の半生を振り返ることで後世に伝えるというんですから、これはでたらめか妄想か。さもなくば、ある種の戦略ということになるのでしょうが、わたしの見るところ、これはなかなか戦略的に書かれた本で、怖い本だと思います。バカにはできません。

――姜尚中氏はテレビで見る限りソフトな語り口が印象的ですが、こうして本を読み解くと、強引なことが書かれていることに気づかされます。

鄭 『在日』にはこういう記述があります。姜氏にはナイーブな部分とふてぶてしい部分が同居していて、こうした「分裂質的なわたしの性格が、父母とわたしを取り巻いてきた『在日』の環境からなにがしかの影響をこうむったことは間違いない」と。自分の「分裂質的」な性格を「在日」との因果関係で語るのですが、これはずいぶん強引な文章ですね。にもかかわらず「なにがしかの影響」などという婉曲話法が用いられているためにソフトな印象を与えてしまう。だから彼の文章は、疑念をもって何度も読み直さないとだまされやすい。

――ちなみに、その後の記述でも「分裂質的」な性格は母親にもあり、なぜかそれも「在日」という環境が原因だと書いています。

鄭 お母さんが突然ヒステリックになるところがあると記した上で、<母もまた、明らかに分裂質的な正確な持ち主なのかもしれない。わたしの勝手な解釈かもしれないが、母がそうなったのは、先天的な要因というよりも、やはり「在日」という環境の影響が大きいと思わざるをえない」>と続ける。しかし、分裂質的な性格を説明したいなら、「在日」などというわけの分からない環境因子に触れるより、母の兄弟に似たような事例はないのかとか、姜家の遺伝因子でも調べた方が科学的でしょう。在日に分裂質的な人間が多いなどという証拠があるわけではないんですから。しかしそうした点には一切触れず、「わたしの勝手な解釈もしれないが」とか「思わざるをえない」などという婉曲話法を用いて、結局は在日の犠牲者性や被害者性を語ってしまう。

――お行儀よく丁寧な文章に見えますが、どう客観的に読んでも、言っていることは身勝手で恣意的であるとの印象を強く受けます。

鄭 上辺は丁寧でソフトだけど中身は極めて身勝手。彼は中学生のころに友人の吃音を真似ているうちに自分も吃音になってしまったというが、これも「在日」のせいだというわけです。

――その記述があります。<小林秀雄は日本人とは日本語という母胎にくるまれた存在で、その母胎を通じて日本的な美意識の世界を形づくってきた(略)わたしはある意味でその母胎となる共同体から拒絶されている感覚を持ち続けざるを得なかったのである。そのはじき出されるような違和感が、身体化され、吃音となって表出したのではないか>。......こうなると、オカルトですね。

鄭 自らの吃音を語るのに小林秀雄を持ち出すのは知的なセンスですね(笑)。しかし、「在日」という言葉をなんの定義もないまま使い続けるのは知的というより魔術的です。「在日(コリアン)」という場合、わたしなら戦前から日本に住み続ける朝鮮半島出身者およびその子孫のうち、現在でも韓国・朝鮮籍を有する特別永住者を指して原則的には使う。ということは、その多くが二世や三世によって構成される40万人弱の特別永住者を指すもので、これは法的なカテゴリーです。そこに文化的ないしは社会的性格なぞ何もない。ところが、彼に言わせると「在日」という集団には、どうやら犠牲者性という性格が共有されているらしい。

――最後にお伺いします。先に批判された『朝鮮人強制連行の記録』と姜氏の『在日』を、同じ「在日論」というカテゴリーにおいてどう比較されていますか?

鄭 荒唐無稽という点では甲乙つけがたいですが、姜氏の『在日』は読者を魅了する仕掛けにおいては、大きな進化を見せています。武骨で読みにくいジャンルであった「在日論」に、情緒性やロマンチシズムの魅力を加味し、在日論の大衆化に大きく寄与したといえるでしょう。在日論は、日本人の心に歴史的負い目を植えつけるとともに、国際社会では日本を否定的に語るときに手軽に使えるアイテムとなっています。姜氏の『在日』は、数ある在日論の中でも、その犠牲者性がほとんど究極まで高められたような作品で、しかも氏は時代の寵児ですから影響力もある。黙っているわけにはいきませんね。

●ていたいきん
1948年、岩手県にて韓国人の父と日本人の母の間に二世として生まれる。アメリカや韓国、日本で多角的に学びながら、2000年代に入り「在日論」に取り組む。首都大学東京・人文科学研究科教授。専攻:東アジアのナショナル・アイデンティティー、エスニシティー。著書に『増補版 韓国のイメージ』『在日の耐えられない軽さ』(いずれも中公新書)、『在日韓国人の終焉』『在日・強制連行の神話』(いずれも文春新書)『韓国のナショナリズム』(岩波現代文庫)など。

http://news.livedoor.com/article/detail/5979387/






<民団八尾支部>公立小で人権講師 6年生5クラス受け持つ
2010-03-10
鮮やかな韓服で韓国の文化について語る民団関係者

 【大阪】藤井寺市立藤井寺小学校(濱崎徹校長、児童数1013人)は毎年、人権学習の一環として地元の民団八尾支部(朴清支団長)から講師を迎え、韓国をテーマとする「多文化理解教育授業」を実施している。同校での授業は今年で5年目を迎えた。

 2月24日は同支部から朴支団長、姜徳洙議長、許玉姫事務部長ら7人が6年生の5クラス(174人)を受け持ち、課内授業を1時間担当した。各講師は事前に児童たちから寄せられた好奇心いっぱいの質問に次々と答えていった。テーマは、「文化」「歴史」「学校事情」「流行」「ファッション」など幅広い。

 朴支団長は各クラスを見回りながら「キムチを食べたことのある人」と質問した。すると、どのクラスでもほぼ全員が手を上げた。これには朴支団長もびっくり。「児童の各家庭の冷蔵庫にキムチが入っていることを再確認できた。私たちの時代とは明らかに変わってきていると思う。多文化共生がようやく地に着いてきたようだ」と感想を語った。

 この多文化理解教育授業は、藤井寺市立道明寺南小学校に勤務していた教員が八尾支部に依頼したのが始まり。当時、支部の事務員として勤務していた許玉姫さんが道明寺小学校に出向き、キムチ料理やチャンゴ、ハングルなどを指導した。児童に好評だったため、同教員の転勤先で受け継がれてきた。

 坂上光浩教頭は「新しい発見に子どもたちは生き生きしてしています。今後も民団八尾支部さんと一緒に多文化理解教育の取り組みを継続していきます」と語った。

(2010.3.10 民団新聞)
http://www.mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=1&subpage=3728&corner=2






民団の広報大使に人気俳優イ・ソジン氏

民団中央本部は2月25日、韓国の人気実力俳優、イ・ソジン(李瑞鎭)氏を民団広報大使に任命した。鄭進団長は同日、民団中央本部でイ・ソジン氏に委嘱状を手渡した。

鄭団長が「在日社会と民団を韓国と日本で広く知らせてほしい」と期待を表明すると、イ・ソジン氏は「これから私が民団の顔になります。最善を尽くし在日のためにがんばりたい」と応じた。

イ・ソジン氏は、現在NHK-BS2で放送中の「イサン」のイサン(朝鮮王朝22代王・正祖)役で、日本でも人気が上昇中。「イサン」は韓国のMBCが開局46周年の特別企画ドラマとして制作、2007年9月から翌年6月まで放送(全77話)、高視聴率を維持した歴史大河ドラマ。

(2010.3.10 民団新聞)
http://www.mindan.org/shinbun/news_bk_view.php?page=1&subpage=2233&corner=6












貿易、台湾、チベットの“3T問題”で「内政干渉するな」 中国報道官
2010.3.4 20:52
北京の人民大会堂で記者会見する中国の全国人民代表大会のスポークスマン李肇星氏=4日(共同)

 【北京=河崎真澄】中国で5日開幕する第11期全国人民代表大会(全人代、国会)第3回会議の李肇星報道官(前外相)は4日の記者会見で、国際社会が指摘する「貿易(トレード)黒字」に端を発した人民元の為替相場と「台湾」「チベット」という「3つのT問題」について、「内政問題に国際社会が憂慮すべきではない」と突っぱねた。

 安すぎる人民元の為替相場が中国の貿易黒字を生んでいるとの批判が高まっているが、李氏は中国は世界貿易機関(WTO)規則に従った貿易をしているとして「何か問題はあるか?」と突っぱね、一段と強まる人民元の切り上げ圧力への警戒感をあらわにした。一方、市場では一昨年秋以降の金融危機対策を終えるため、中国が全人代閉幕後に人民元切り上げに踏み切るのではないか、との観測も広がっている。

 台湾については、中台間の貿易自由化をめざす「経済協力枠組み協定(ECFA)」に関し、全人代の専門家会議で協議する方針を明らかにした。ECFAを通じて台湾の中国経済への依存度を抜き差しならない段階まで進める作戦だ。また、チベットについても李氏は、「経済と社会の発展でチベット人民の生活改善は成果を上げている」として、チベット経済の向上によって情勢安定を求める中国の方向性を確認した。

 金融危機対応が課題だった昨年とは様変わりし、今年は経済力が国際的な政治発言力も高めたとの認識から強気の姿勢を取りそうだ。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/100304/chn1003042053004-n1.htm


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