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中国歴史ドラマ「宮廷の泪・山河の恋」第18話 あらすじ

2014年04月23日 23時52分37秒 | 宮廷の泪・山河の恋(中)

夜。外を見ながら"玉児よ。私のために誓いを立てた君が、なぜ頑なにドルゴンをかばう?死んでもいいほどに守りたいのか?"とホンタイジは思う。


牢獄で鷲の鳴き声を聞く玉児。「金爾袁?」とつぶやいた玉児は、雪だるまをドルゴンと作った時のことを思いだす。"「ドルゴン」は「玉児」の手を握れないが、こうして見守ってやれる。翌日、太陽の光りで消えるまで。それが彼の幸せなんだ"と言っていたドルゴン。玉児は涙を流しながら小玉児が差し入れで持ってきてくれた包子で雪だるまを作り「ありがとう、ドルゴン。私は明日限りの命だわ。たぶん愛する人を間違えたのね。でもあなたは私に一途でいてくれる。それだけで十分よ」と言う。


芳児も元と向かったドルゴンだったが、芳児は男と手と手を結び寝台で死んでいた。芳児のもう片方の手には文がある。


夜が明け、玉児は処刑場へ向かうことに。牢が開けられ、玉児に駆け寄った蘇瑪は「助けられなくて申し訳ありません。でも、すぐにあとを追います」と泣きながら言う。しかし玉児は「あと追いは駄目。帰郷して母上を支えてあげて。でないと、あの世から恨むわよ」と叱る。

牢獄から外へ出ると外は雪が降っていた。
声をかけてきた海蘭珠に「あなたの仕業ね?」と言う玉児。そして玉児は空に向かって「天よ、どうしてなのです」と言う。ふっと笑った海蘭珠は「今までが不公平すぎたと天も知ったのよ」と言う。私たちは雪の日に生まれた、私が生まれた日は雪により、たくさんの家畜が死んだ、でもあなたが生まれた日は雪が干ばつを救った、それからというもの私は"不幸の星"と忌み嫌われ、あなたは"幸運の星"として愛されたと。

「同じ雪だわ。幸運でも不幸でも太陽の下、消えてしまう」と返す玉児。
玉児はハンに深く愛され、姉さんがうらやましかったと話したうえで「でも分かったの。ハンの寵愛は雪よりも早く消える。これからの日々を幸せに暮らせる?」と海蘭珠に言う。そんな玉児に「どうでもいいわ。私や母さんの屈辱がようやく晴らせる」と言う海蘭珠。海蘭珠は玉児の頬に触れながら「最後にあなたを見送るわ」と言うが、玉児はその手を払い歩き出す。その後ろ姿を見ながら海蘭珠は"見殺しにする私を許して"と思う。


処刑場。雪が降り続く中、玉児はひざまずいていた。時間になっても執行しようとしない哲哲。索尼は「玉福晋を寒さに晒すだけです」と言うが、哲哲は玉児をじっと見つめるだけで何も言わない。阿納日は「この雪では急いでもすぐに到着できません」と哲哲に話す。

玉児が意識を失い倒れてしまう。哲哲と見守っていた蘇瑪が玉児に駆け寄り、外套をかける。寝ては駄目だと玉児を起こそうとする哲哲。索尼は再び「気を失っているうちに執行してあげましょう」と言う。「この雪は天のお慈悲よ。"幸運の星"を殺して天罰が怖くないの?」と哲哲が言うと「私はハンの命令で刑を執行するのです」と言い返す索尼。哲哲は「どうせハンのことよ、突然、気が変わったらどうするの」と怒鳴る。索尼はホンタイジの伺いを立てることに。

哲哲は玉児を胸に抱きながら「頑張るのよ。あなたを愛する人が助けに来るわ。それまで待つのよ」と励ます。そこにホンタイジが。
哲哲や蘇瑪は下がる。「最後の機会だ。名前を言えば解放してやる」と言うホンタイジ。しかし玉児は「分かりません」と答える。ホンタイジが「死にたいのか?」と言うが、玉児は首を横に振り話そうとしない。ホンタイジは玉児に背を向け数歩歩くと「執行せよ」と告げる。「やめて」と哲哲は叫び、玉児は涙を流す。その時、ドルゴンが来る。


ドルゴンは芳児と男の遺体を運んできていた。「密通していた宮女と侍衛が金殿に目撃されたため殺したようですね」と芳児の文をホンタイジに読ませるドルゴン。宮女は逃走する際、故意に玉福晋の巾着を残した、牢に侵入したのは罪悪感を抱いた侍衛だった、2人は逃亡したが発覚を恐れて自害したと。

「死人に口なしだ。それに遺書など何の証拠になる。別の者が書いて遺体のそばに置いたかもしれん」と言うホンタイジ。ドルゴンは「さすがハンは鋭い。でしたら巾着も何の証拠になりましょう。何者かが遺体のそばに残しただけかも」と言う。何も言わないホンタイジに「それとも玉福晋が無実では何かと困るため罪を着せるのですか?」と言うドルゴン。その言葉にホンタイジは頬笑み「よくやってくれた。玉児は無実だと公表してやろう。私の"幸運の星"を末永く大切にしてやる。私の後宮で一生、安泰に過ごさせよう」と言う。


永福宮。釈放になった玉児に「雅淳(淳福晋)の件で私に失望している?」と聞く哲哲。でも私は大福晋という立場がある、過ちを罰せねばならないと。「叔母上が正しいならそれでよいかと」と玉児は答える。哲哲は真実を求めても災いを招くと話すが、玉児は真実が分からないと不安だと言う。そして「なぜ私は陥れられたのか。きっと姉さんが…」と言う玉児。しかし哲哲はハンが信じることが唯一の真実で、追及しても損なだけだと言う。

哲哲は自分は3人の母親でもう寵愛は望めないと玉児に話し「海蘭珠が身重の今、娜木鐘が機会を逃すわけがない。あなたの機会でもある。ハンの寵愛を取り戻すのよ」と言う。後宮では子を産む事が大切、冷遇されては駄目だと。「水に流せと言うので?ハンは私を…」と言い出す玉児を「お許しになった」と哲哲は止める。そして「こじれた原因は分かるわよね。ハンとて男の人なのよ。そして権力者なのだわ」と哲哲は言う。そんな哲哲に「ハンの寵愛など恐れ多くて望めません。安らかに暮らせれば十分です」と言う玉児。


海蘭珠は卓林の夢を見る。「やっと復讐できると期待したのだが」と言う卓林。海蘭珠が失望させたことを謝ると、卓林は「手を緩めるな。ほだされてしまえば復讐は成し得ないぞ」と言う。「大丈夫よ。復讐してあなたの元へ行くわ」と返す海蘭珠。「急ぐのだ、時間がない」と言った卓林は、海蘭珠のお腹を見て「ホンタイジの子を産む気か?」と言うと消えてしまう。卓林の名を呼びながら海蘭珠は目覚める。


海蘭珠は薬を持って阿古拉の元へ行く。しかし部屋に阿古拉の姿はなかった。寝台に座った海蘭珠は枕元に折れたかんざしがあることに気付く。


阿古拉は娜木鐘に会いに行っていた。後ろから抱きついてきた阿古拉に「夜、寝宮に来るなんて死にたいの?」と言う娜木鐘。「俺が恋しくないのか?」と阿古拉が聞くと、娜木鐘は阿古拉の頬を叩き「さっさと死んだら?」と言う。驚いて、俺が何をしたと?と言う阿古拉。

「詰めが甘いから玉児たちは助かったのよ」と娜木鐘が言い、阿古拉は"あの日"のことを思い返す。口づけをしている所を酔った金に見られた娜木鐘と阿古拉。金は泥酔していたが、娜木鐘は自分のつけていたかんざしで殺してしまう。そして「せっかくだわ。ドルゴンと玉児へ私からの礼よ」と娜木鐘は玉児の巾着を遺体に投げる。さらに巾着1つでは玉児を陥れることができないと思った娜木鐘は、玉児が捕われたと知れば必ずドルゴンが救出に向かうと考え、ドルゴンを排除したいと思っているホンタイジに密告を。

「ホンタイジに心変わりされては困る。だから必死で誘惑したわ。なのにドルゴンが現れ宮女と侍衛の私通なんて話をでっちあげた。せっかくの苦労が水の泡よ」と娜木鐘は阿古拉に話す。ホンタイジを誘惑したと聞き「恥を知れ」と言う阿古拉。笑みを浮かべ「嫉妬したの?そんな資格ある?」と言う娜木鐘。怒りを抑えながら「君のために命も危険に晒した。君のためなら何でもやってやる。何でも従おう。ホンタイジに体を捧げても心を捧げていいのは俺だけだ」と阿古拉は言う。

体も奪えないくせに心を奪おうなんて笑えるわ、あなたは復讐のために玉児を殺し権力のためにドルゴンを殺す、私のためでなく自分のためだと言う娜木鐘。「私たちは利害が一致してる。でも不服なら手を組む必要はないのよ。私に従う男なんて大勢いる」と言うと娜木鐘は行ってしまう。そんな2人の会話を海蘭珠が立ち聞きしていた。

娜木鐘が行き、阿古拉の前に海蘭珠が姿を出す。「あんな女に価値がある?」と海蘭珠が聞くと阿古拉は「知ってたのか」と言う。「一体何がしたいの。あんなたちの悪い女に溺れるなんて」と言う海蘭珠。「近付いたのも復讐のためだ。それに俺を支え、愛してくれる」と阿古拉は言う。海蘭珠は鼻で笑うと「あなたの愚かさにつけいっただけよ。手を組んでもいいけど深入りはしないで。寵愛を得ている彼女があなたを受け入れると思う?」と叱る。「姉さんも寵愛を争ってる」と言う阿古拉。「体はホンタイジに捧げたけれど、心は卓林のものだろ?それもすべて嘘なのか?」と。海蘭珠は言い返すことができない。


哲哲は宮女2人に褒美を渡す。宮女が下がると「宮女と侍衛の家族に銀子を送っておきました。家族は自害だと思っているようです」と哲哲に報告する阿納日。哲哲は先ほどの宮女たちには、わざと小玉児の前で噂させたと話す。疑われないよう純粋な小玉児の口からドルゴンの耳に入れるようにしたと。


最近、顔色が悪すぎる、私の所に遊びに来たら?と海蘭珠を誘う娜木鐘。お礼を言い「ただ、出来の悪い弟が心配で仕方なくてね」と海蘭珠は返す。娜木鐘は「阿古拉が何をしたの?私が説教するわ」と言うと、海蘭珠は「これに見覚えがある?」と娜木鐘にかんざしを差し出す。そしてあなたにとって困ることもすべて知っていると話す海蘭珠。娜木鐘はかんざしを取ると「一石二鳥のつもりが二羽とも取り逃がしたわ。失望させたわね」と言う。

「私の獲物よ。先に声くらいかけて。おかげで大福晋(哲哲)に私の仕業だと疑われたわ」と娜木鐘に言う海蘭珠。娜木鐘は「大福晋を敵に回しても友の私がついてる」と話す。「友だちだと思うなら阿古拉を解放して」と海蘭珠は言う。弟は若いから、誰かに利用されないか心配だと。「解放しないのはどっちかしら。彼を説得してくれない?そっとしておいてほしいとね」と娜木鐘は返す。そんな話をしているところに玉児と哲哲が来る。

玉福晋に対する大福晋の情に感動したと話す娜木鐘。そして娜木鐘は玉児に「これからは言動に注意したほうがいいわね。また面倒なことになれば大福晋を心配させるわ」と言う。「大丈夫ですよ。誰が味方かはしっかり心に刻んでいます」と言う玉児。
玉児に「無事で安心したわ。あなたがいなければ本当に寂しくなる」と海蘭珠は言う。玉児は礼を言うと「でも私は"幸運の星"なんですよ」と返す。


ホンタイジは宮女と侍衛の死を調べさせていた。宮女と侍衛は確かに毒が原因で死亡し、遺書も宮女の筆跡で自害したのは間違いないと報告する索尼。「ドルゴンの筋書きは周到だな」とホンタイジが言うと、侍衛は当直で負傷し、その怪我のため最近の職務は見張りだけだった、牢に侵入するのはとても無理だという怪しい点もあると索尼は言う。ドルゴンが宮女と侍衛の遺体を利用したとホンタイジは考え、索尼は必ず証拠をつかみ、ドルゴンを追い詰めると言う。"ドルゴンめ。あんな猿芝居にだまされんぞ。誰が後金の主か思い知らせてやる"と思うホンタイジ。


金の死に動揺していた賓客たちにはリンダン・ハーンの宝や女たちを与えたとドルゴンはホンタイジに話す。彼らも我らの謝罪を受け入れ、無事に帰国したと。兵を動かすことなく納得させるとは見事だとホンタイジはドルゴンを褒める。そこに敵将・祖大寿が守る大凌河城が頑固で責め切れないという知らせが。
ホンタイジはお前が主将でドドとホーゲを副将にし、必ず大凌河城を陥落させよとドルゴンに命じる。


ホーゲは浅はかで敵軍の状況も知らない、奴が副将では足手まといだとドルゴンに話すドド。「勝てばホーゲに花を持たせ、負ければ私の責任にする。ただでさえ大変な戦なのに子守りまで押し付けられるとはな」とドルゴンも言う。ドルゴンは長期戦でも構わないと思っていたが、ドドは義姉上に一人で子を産ませられないと「短期戦でいこう」と言う。そして「玉児を忘れるのは到底無理なんだろう?だが義理姉上は福晋で、子供の母になるんだぞ。玉児のために苦しませるな」とドドは言うと行ってしまう。


屋敷に帰って来たドルゴンに抱きつく小玉児。小玉児は鷲と燕の刺繍を見せ「あなたが鷲で鷲が燕なの」と話す。鷲がどんなに遠くへ飛んで行こうとも、燕は一生ついていくと。「ありがとう」と言うドルゴン。ドルゴンはもうじき戦場へ向かわなくてはいけないと小玉児に話す。顔を曇らせ「なぜいつもあなたが遣わされるの?身籠った時はオルドスへ行ったし、もうじき子が産まれるのに、また私を捨てるの?」と小玉児は言う。

ドルゴンは「捨てやしない。朝廷に仕える身だ。命令ならば仕方がない」と言う。そしてドルゴンは母の一番好きだった腕輪を小玉児の腕に。「私が悪いのね。遠くへ飛ぶ鷲を愛してしまった。生まれた子に"父上"と呼ばせたいの。だから早く帰ってきてね」と小玉児は言う。そんな小玉児を抱き寄せ「約束は守る。だから私の帰りを待ってくれ」と言うドルゴン。


ーつづくー


金を殺した犯人は娜木鐘でしたねー。
阿古拉はこんなにあっさり人を殺してしまう娜木鐘でいいのかな?(0д0∥)

昨日に続き、今日も玉児をかばってくれた哲哲が嬉しかった(*´ω`*)
そして玉児も処刑されなくてよかったー(;△;)
が、あの宮女と侍衛は……この2人のことを考えたらすごく複雑。

ドルゴンは小玉児に優しいんだけど、それがとても悲しい(;_;)
ドドが小玉児のことを思ってドルゴンに話すこともいつも切なくなっちゃうの。
言われるほうも言ってるほうもつらいよね(;△;)

ホンタイジもいろいろ考えてるみたいだし、ドルゴンが心配ヾ(・ω・`;)ノ


雪だるまは包子でいいのかな?(って誰に聞いている?)
あんまんのちょっと大きいやつみたいなの。(←おい)



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3 コメント

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こんにちは (Apple)
2014-04-24 16:44:44
包子の雪だるま、美味しそう(o^^o)
ユアルも自分の気持ちに正直になって行く感じ!

ドルゴンが小ユアルも大事にするのは、私もちょっと複雑~
小ユアルがなんとなく可哀想で~ドドではダメなのかな~当たり前か( ; ; )
ドドも可哀想で~

ナムチョンだったね( ; ; )凄い強い!
アクラ大丈夫なのかな?ナムチョンにいいように遊ばれているみたい…

最近海蘭珠が~あの笑いだったり、卓林を忘れかけてるのでは~って思ったけれど
忘れてはいないようですね(^_^;)

いつもありがとうございます~
こんばんわ (靖子)
2014-04-25 02:17:09
雪だるま。可愛い~。ユアル
助かりました。主人公だから、助かるよねと(笑)
いつも思いながら見てますが、(笑)
ドルゴンが、まにあいました。。ユアルのためなら、ですね。
犯人わかりましたね。二点、さんてんして
アコラも、虜にする女。(笑)。
アコラ~。目を冷ませ~。

うささんいつもあらすじ感想をありがとうございます。

雪だるま、再び (time)
2014-04-28 00:38:47
人生最期(になるはず)に語りかけたのは
十四爺でしたね。
玉兒も素直になって来て本当によかったです。

そして、便乗的ではありますが、
十四爺が救えてよかったです。
皇太極のためにも幸福の星を亡きものにしなかったのは
本当によかったですよね。

みなさん仰っているように、阿古拉はちょっと
ハマりすぎですよね???
もっとお似合いの人がいるはず!!と
毎回突っ込みたくなっています。

そうそう、蘇瑪がちょっと気になっています。

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