カイルXY(Episode3)

◆簡単なあらすじ◆

カイルの目覚めた森から白骨死体が発見され、ニコールは尋ねてきた刑事に白骨化した遺体の写真を見せられます。刑事はその遺体は射殺され、漂白もされていたと言います。そして、遺体の腐敗を早め、判別がつかなくなるように生石灰もかけられていたと言うのです。
犯人にはひっかかれた傷がある事も聞かされますが、カイルにはそんな傷跡はありませんでした。刑事は最後にもう1枚の写真をニコールに見せます。それはカードキーで、あるマークか描かれていました。被害者か犯人のどちらかの持ち物らしいのですが、データベースでは何のカードが分からなかったと刑事は言います。もし、カイルが知っているのなら手がかりになると言うのですが…。
スティーヴンは職場にカイルを連れて行きます。そこで初めてカイルはたくさんの人と触れ合い「嘘」というものを体験します。その職場でサーバーがダウンして困っているのを知ったカイルは、それを数分で直してしまいスティーブンを驚かせるのでした。
カイルにニコールは刑事から手渡されたカードキーの写真を見せます。どこかで見た事がないか聞く二コールに、見た事がないとカイルは答えます。
殺人事件にカイルが関係しているかもしれないと、ニコールはスティーヴンだけに話します。その話をいつもつけている男が盗聴している事に2人は気づきません。そして、その男の手にはひっかかれた傷があるのでした。
カイルはジョシュの課題を良い事だと思いやってしまいます。ジョシュからはこの事は秘密だと言われ、これは嘘ではなく黙っているだけだと言われます。
ローリーはカイルの面倒を両親に頼まれましたが、カイルを置いたまま出かけてしまいます。そして、ニコールたちもバスタブに寝ているカイルに気づかないまま出かけてしまうのでした。一人残ったカイルが目を覚しテレビをつけると「受信不能」の文字が出て見れなくなっています。カイルは「解決すれば役に立てる」と思い、屋根に上りアンテナを直します。そして屋根から飛び降りたところを運転していたアマンダは見てしまい、驚いて車をぶつけてしまうのでした。
帰ってきたローリーはカイルに口裏を合わせるように言います。
カイルはジョシュの課題をやってしまった事やローリーに置いていかれた事も話せず、嘘が膨らんでいく事に苦痛を感じていました。とうとう我慢できなくなったカイルは、真実を話してしまいます。その事でジョシュとアマンダを怒らせてしまったカイルは、スティーヴンに正しい事をしたと言われますが、間違っている気分だと言い、その場をあとにします。真実は人を傷つける事があるとカイルは学ぶのでした。
カイルは自分が目覚めた森の絵ばかり描いていました。ニコールはカイルの描いた絵に、それぞれその場所に似つかわしくない線が描かれている事に気付きます。何枚かの絵で、その線をつなぎ合わせると、そこに浮かび上がってきたものは、あのカードキーのマークだったのです。




～感想～

上記には書けなかったのですが、アマンダが車の事で母親に怒られていると、カイルがやってきてアマンダをかばい、自分が車を傷つけたと言うんですよね…。
アマンダの母に、二度と娘に近づかないで、と言われちゃうんだけど、カイルはそれは正しい嘘だと思う。
「嘘も方便」という言葉をスティーヴンに言われた時は分からなかったカイルだけど、理解したって事なのかな。

今回は「嘘」について考える回でした。
カイルも、日々いろんな事を吸収して成長していきますが、家族もカイルによっていろんな事を考えさせられるんですよね…。
きっと、そうやってカイルも家族にとって、かけがえのない存在になっていくんだろうなぁ。

ローリーもジョシュもバラしちゃったカイルにひどい事を言うけど、あとでちゃんと謝ってました

それからカイルは自分だけの部屋を持つ事ができます。スティーヴンの作業場だったところ。
バスタブもちゃんとあって、カイルはやっと自分の居場所見つけたと思うんですよね。とっても気に入ったみたい。
そうそう、カイルはバスタブが一番安心すると言うんだけど、それだけではない何かを感じているみたいで、カイルの過去に関係していそうです。

謎の男は白骨死体に関係があって、誰かに痕跡を消す時間がほしいと言ってました。相手が誰なのか、どう関係しているのかはまだ分からないです。
でも、いつの間に盗聴器をつけたのかな?なくても声って拾えるのかな?

そして、カイルの絵。カードキーのマークをカイルは見た事がきっとあるんですよね。
その謎も気になります～～～




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