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中国時代劇「蘭陵王」第40話 あらすじ

2014年04月04日 07時00分07秒 | 蘭陵王(中)

宇文邕は毎年、寒食節には阿史那皇后の作った御膳を食べていた。御膳を用意して待っていた阿史那皇后は、来ない宇文邕を思い「お忘れになったのは初めてだ」と言う。


雪舞は墨をすりながら、売られたり捕われたりして働かせている人を、解放し故郷で農業をするようすすめてみたらどうかと宇文邕に提案する。うなずき「そうだな」と返す宇文邕。
宇文邕は今日から寒食節だと思い出す。皇后が火をつかわぬ食膳を整えているだろな、と言いながら雪舞の元まで歩いてきた宇文邕は「なれどこの沙汰を片づけてしまわねば」と言う。そこに阿史那皇后が来る。

阿史那皇后は御前を持ってきていた。寒食節の話をしていたと宇文邕は阿史那皇后に話す。
香煎に水を入れていた阿史那皇后は、手を滑らせ器を墨の上に落としてしまう。紙の上に墨が飛び、慌てて雪舞は紙を手に取る。その時に墨のついた手で頬を触ってしまう雪舞。墨が頬につき、宇文邕は笑いながら拭くが、よけい汚れが広がってしまう。二人の仲のよい姿に阿史那皇后は穏やかな気持ちでいられない。


ひと月後は宇文邕のお誕生祝いだった。今年も阿史那皇后は宴を開く事にする。


自分が殺してしまった父・高湛と蘭陵王の夢に今夜もうなされる高緯。添い寝していた鄭児は、そんな高緯を起こす。目を覚ました高緯は酒を持ってくるように言うが、鄭児はよい薬を手に入れたとすすめる。効き目の強い薬で、よほどでなければ飲まないほうがいいと思い黙っていたと。高緯はすぐにその薬を飲む。

横になった高緯は、鄭児が髪にさしている髪飾りを見て「そなたは慎ましい。朕がいつ見ても、その地味な髪飾りをつけておるのだな」と言う。鄭児は幼い頃より長く着けているため、今では愛着がわいていると話す。目をつぶり「効いてきた」と言う高緯。

高緯の飲んだ薬は祖珽の用意したものだった。「曼陀羅華です。一粒飲めば心安らぎぐっすりとお休みになれるでしょう。されどもご用心を。度を超して召せば手放せなくなり、心身ともに衰えます。やがては死に至ることも」と祖珽は言っていた。


高緯も眠り、鄭児は蘭陵王の元へ食事を運んで来る。
長く眠っていた蘭陵王に「いつになったら目を覚ますのか分からなくて不安だったわ。誠に死んでしまったならどうしようかと」と鄭児は言う。「愚かだな」と言う蘭陵王。鄭児は蘭陵王の後ろ姿をしばらく見つめた後「私は、あなたと出会って愚かになってしまったのよ」と静かに返す。

「あなたのため心を込めて作ったの。羊の煮込み」と言う鄭児。蘭陵王は鄭児から器を受け取り、食べずに置いてしまう。そして鄭児の顔を見ると「山査子を思い出す」と言う蘭陵王。鄭児が理由を聞くと、蘭陵王は「そなたと再び会ったのは妃選びの時だ。髪飾りを見て、あの日のことを思い出した。山査子飴をくれたな」と話す。

涙ぐみ「あなたも覚えていてくださったのね」と鄭児は言う。「当たり前だ。私とて情けはある。忘れるものか」と言う蘭陵王。そして「ふと考えるのだ。定めに弄ばれてたのか、それとも定めに逆らってしまったのか。そなたの願いは私と結ばれること、ただそれだけであった。なれど私は頑に拒んだ。そなたは罪を重ね、我らは皆、不幸になった」と言う。

「何ゆえ私が不幸だとおっしゃるの?」と聞く鄭児。蘭陵王は「愛してもおらぬ男に嫁ぎ、胸に抱かれることはさぞつらかろう」と言う。鄭児は眠れない陛下をなだめるのは疲れたと話す。そして何度も自害しようと思った、かような人生なら何の悔いもない、あなたへの恨みだけにしがみつき今まで生きてきた、苦しんだ分だけ苦しめてやりたかった、と言う。

鄭児はやはり自分は"鄭児"で"馮小憐"にはなりきれないと話す。あなたが毒を飲んだ時、私の中身は変わらないと気づいてしまった、あなたを深く愛し、側に留まるためなら何も恐れなかった鄭児のままだと。蘭陵王は鄭児の髪からあの時の髪飾りをとる。それを見つめながら「あの頃に戻りたい」と言う蘭陵王。鄭児は「それなら私と逃げて。二人だけで新しい人生を送るの。あなたと出会った頃の無邪気な娘だった、あの鄭児に戻りたいわ」と言う。蘭陵王は「そなたを愛せはしない」と言うが、目覚めてもすぐには愛さないと分かっていた、なれどいつの日か心が変わるかもしれないと言う鄭児。いつまでも待つと言う鄭児に「1日考えてみる」と蘭陵王は言う。考えると言ってくれただけでも幸せだと鄭児は涙を流しながら笑う。

鄭児が出て行った後、蘭陵王は袖に隠した鄭児の髪飾りを取り出す。


「悩みがあるの」と雪舞に言う貞。貞はもうすぐ小馬ちゃんの誕生日だと話す。それを聞いた雪舞は、何を贈ればいいのか分からず困ってしまう。貞もそのことで悩んでいた。小馬ちゃんの大好きなものをよく知っている皇后様には負けてしまうと。「皇后様は素晴らしいかたなのね。宇文邕は幸せな人だわ」と言う雪舞。雪舞は綺麗で穏やかなお祝いの仕方を考えましょうと言う。


貞は宮殿の外へ宇文邕を連れ出す。外には雪舞が待っていた。三人は馬車に乗って出掛ける。
その頃、阿史那皇后はひたすら宇文邕のことだけを想い、宴の準備を進めていた。


雪舞たちが宇文邕を連れ目的地に着いた時には、あたりはすっかり暗くなっていた。雪舞は火樹銀花の花火を打ち上げる。喜んで見上げる宇文邕と貞。雪舞はその花火を見ながら"殿下。あなたも天からこの火樹銀花を見ているのかしら"と思う。

雪舞が火をつけた筒の1つから花火が上がらない。近付いて見ようとした雪舞だったが、火はついていた。それに気づいた宇文邕が「危ない」と駆け寄り、雪舞をかばって左肩の後ろをやけどしてしまう。雨も降り出し、雪舞たちは雨宿りをしながら宇文邕のやけどに薬を塗ることにする。

薬を塗っていた雪舞は、雨が強くなり、宴の心配をする。「気にするな。使いをやって皇后に伝える」と言う宇文邕。雪舞はまた怪我をさせてしまったことを謝る。「皇帝ですもの。かようなことで危険を冒してはいけない」と雪舞が言うと「朕が一介の民なら、何もかも投げうち、そなたを助けようぞ」と宇文邕は言う。さらに、愛しきおなごを救うために妨げになることあらば、皇帝の位などいつ捨ててもよいと。

何も言わず雪舞はただ薬を塗り続ける。そんな雪舞の手を握る宇文邕。「そなたは朕にひとかけらの望みすらくれぬと申すのか」と宇文邕に言われ、雪舞は自分の手から宇文邕の手を離す。


たくさんの大臣や使者を呼んだ皇后の宴だったが、宇文邕たちが帰ってきた時には総ての人が帰った後だった。
宇文邕の背を見た阿史那皇后は、焦げた服を見てやけどをしたことを知り、感情を押さえることができず雪舞の頬を叩いてしまう。「おい、何をする」と止めた宇文邕に、慌てて謝る阿史那皇后。雪舞の手をとり心配そうに宇文邕は頬を見る。

皇后の顔を見て、慌てて宇文邕の手を離した雪舞は「お詫び致します。皇后様のご心配は当然。私がいたらず陛下にお怪我をさせました。かようなお叱りなど罰とも呼べぬ優しきご処分です。お慈悲に感謝申し上げます」とひざまずこうとする。そんな雪舞に「何を申すか」と立たせる宇文邕。宇文邕は阿史那皇后と雪舞を交互に見ると、怒って出て行ってしまう。


一人になった雪舞は、結髪と蘭陵王からもらった玉佩を手に持ち、寝殿の外へ出る。夜の空を見上げながら「殿下、私は自分勝手だわ。生き延びるために阿怪の気持ちにつけこんで、ここで暮らしている」とつぶやき涙を流す。"あなたがとても恋しい"と思う雪舞。


皇后の座よりも大切な夢を抱いてきた、その夢がかなうと嬉しそうに紅萼に話す鄭児。鄭児は逃げる準備をしていた。そんな鄭児の首に背後から近付いてきた蘭陵王が髪飾りを突きつける。「雪舞は?」と聞く蘭陵王に「どうやって抜け出したの?」と鄭児は驚く。そなたの髪飾りと、雪舞の知恵だと蘭陵王は答える。蘭陵王は髪飾りで手かせ足かせを外していた。

「答えよ。雪舞はどこだ?」と再び蘭陵王は聞く。鄭児は死んだと言うが、金の櫛などないのに見たと申したのは作り話だからだと蘭陵王は言い返す。「やはり、すべては空言?私を騙したのね」と言いながら涙を流す鄭児。鄭児はたとえ死のうと雪舞の居所は教えない、墓があってもお参りなどさせてやるものかと言う。あなたたちは永久に離ればなれだと。そこに目の覚めた高緯が間もなくお着きだという声が聞こえる。

「道は二つだ。一つは私を逃がして二度と関わらない。もしくはこのまま高緯と会う。私の姿とあの地下牢を何と釈明する」と鄭児に言う蘭陵王。鄭児は迷ったあげく「陛下をお迎えに出るわ」と紅萼に言い、蘭陵王を置いて歩きだす。そんな鄭児の背に向かい「鄭児。すべて嘘と決めつけるな。なれどそなたは許し難い。もう過ちを重ねるな」と蘭陵王は言う。


ーつづくー


いろいろいろいろ小馬ちゃんがカッコよかったー(≧∇≦)ノ彡
やけどをしているのに、雪舞を守れて嬉しそう♪
花火も楽しそうだったし。
怒った姿もまた素敵。
やんっ(*´艸`*)
でも、雪舞は蘭陵王に一途だから、つらいね、つらいね、小馬ちゃんつらいね(;△;)

阿史那皇后もつらいよね(;_;)
小馬ちゃんは阿史那皇后もとっても大事にしているけど、自分には見せない楽しそうな姿を見たら、やっぱり悲しいよね。

雪舞も切ない。
小馬ちゃんは自分を利用してくれてかまわないって思うだろうけど、雪舞はそういうことが平気な人じゃないから。

蘭陵王が逃げられそう。
よかったー!!(;△;)



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7 コメント

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阿史那皇后… (Apple)
2014-04-04 12:19:25
私も今回は雪舞がね~もう少し阿史那皇后の事を考えるべきだったかな~( ; ; )
雪舞は下心も無いのはわかってるけれど~
貞の頼みだったけれど~
影で雪舞をいじめるより、よかったでは無いけど~何と言えばいいのかな~
性格が出ちゃったな~
う~ん、誕生会も台無しだったし~

雪舞の涙が辛い~
暁冬はどうしてるんだっけ?

子馬ちゃんがやっぱりかっこいいね~
子馬ちゃん、うまく阿史那皇后をホローして欲しいな!次に期待
そうしないと雪舞がいられないよ~

蘭陵王~よかった!逃げれる感じ~
テイジは又裏切られて~どうなるんだろう?諦める?諦め無いよねーーーー

まだまだ、心配!
早く蘭陵王と雪舞と会って欲しいけど、5爺とも会って欲しいな手を組んで頑張る~

うささん、こちらもありがとうございます(^-^)/3879
こんばんは。 (メーア)
2014-04-05 19:01:21
久々にこちらにコメントさせていただきます。m(__)m

いやもうなんなのー子馬ちゃん♪♪♪♪
って感じです~(*´―`*)
雪舞の頬の墨を吹いたり~不発の花火から雪舞を守る姿~うささんの仰る通り、怒ってる姿も~姿も~♪♪♪♪(*´―`*)
「朕が一介の~~」「愛しきおなご~~」では、(うささんまた久々にお借りします。m(__)m)きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ♪♪♪♪でしたが、「そなたは朕にひとかけらの~~」では・・・・(;_;)

雪舞、子馬ちゃん、阿史那皇后の切ない思いが3人ともうまくかみあわないというか、うまくいかないというか・・・(;_;)
Appleさんの仰る通り、雪舞がもう少し阿史那皇后のことにと思ってしまいました・・・雪舞も貞ちゃんも悪気はないけど・・・少し話がずれるんですが、私の母が花火の時に阿史那皇后も連れて行けば良かったのにと言ってました・・・(阿史那皇后は宴会の準備があるから雪舞も貞ちゃんも誘わなかったかもしれないけど・・・)

蘭陵王が逃げられそうでほっとしましたが、鄭児に期待を持たせて天国から地獄に落とすみたいなことに・・・雪舞のこと知りたくてやむを得ずなのは分かるんですが、鄭児はますます雪舞と蘭陵王を恨むような気がして・・・(--;)

「蘭陵王」も残りは・・・もっともっともっと続いて欲しいです・・・(>.<)y-~
何度もごめんなさい。m(__)m (メーア)
2014-04-05 19:05:40
上の私のコメントの最後の顔文字、続きは・・・

<)y-~

です、いやぁーみたいな顔文字を選んだらコメント切れちゃいました・・・(^o^;)
本当にごめんなさい~(;_;) (メーア)
2014-04-05 19:09:13
また切れちゃいました、とコメントし直したらまたコメント切れちゃいました・・・ラストの顔文字はいやぁーみたいな顔文字を選んだんです・・・
うささん更新ありがとうございます (toria)
2014-04-05 20:48:44
うささん、あらすじありがとうございます。
今回のお話はなんだかほのぼのしていそうだな~~と思い
37,38,39話を見ないでいきなり40話を見ました
宇文ヨウ・雪舞・貞ちゃんの3人で見る花火のシーンが
どうしても見たくなってしまって♪
オープニングにも少しだけ流れるあのステキなシーンですよね
形だけの夫婦だとしても
今回ばかりは少しでも家族みたいに見えて微笑ましかった。。
宇文ヨウもとてもうれしそうで・・
見てるこっちまでうれしくなりました
しかし、花火キレイすぎて・・少しCG入ってないかな~
とかどうでもいいこと考えてるバカものです


>メーアさん

 私もなんだかコメント投稿が上手くできずに
文章が勝手に?切れる現象を体験しております。
驚かれるかと思いますが
投稿する側はどうすることもできませんので
あまり気にしないで忘れて下さい~~
大丈夫です♪
今回のカップルたち (Berry)
2014-04-07 15:51:53
とても遅くなりましたが、一言だけ。宇文邕のお誕生会の花火の色も、雪部の王妃(皇妃)
の衣装も色彩豊かで綺麗でした。、髪型や着物風で日本ぽくもあり。二人がぐっと近いくなり、貞とても親子のよう。

また、鄭児は蘭陵王に対して乙女心いっぱいで素は、愛情がまだあるんですねー

蘭陵王が亡くなったからこそ近くカップルたちですね
かわいい貞ちゃんのお誘いが・・・ (time)
2014-04-07 20:52:02
貞ちゃん本当に可愛いですね。
彼女の無邪気なお願いに、雪舞も小馬ちゃんも
公があっても優先してしまいがち。。。
それが裏目に出ましたね。。。

公の顔の阿史那皇后はこの点では
被害者だと思います。。。
思わず感情的になったことも理解できますね。。。

ただ、あの花火のシーンはステキでした。
三人三様の思いで見上げたのでしょうが、
絵的にはステキな家族に見えました。

そして、今回は、四爺の本格的復活、
鄭兒の儚い期待の結果と。。。
四爺復活のストーリーはどうなるのでしょう???

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