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各務原市・坊の塚古墳 大型石槨と判明

2017年10月03日 | Weblog
 各務原市は、同市鵜沼羽場町の坊の塚古墳(全長120mの前方後円墳、四世紀後半から末期(注1)の石槨の大きさについて、少なくとも長さ6m、幅1.5mあり、同時代の古墳としては大型だったと発表した。 
同古墳は県内で大垣市の昼飯大塚古墳(全長150mの前方後円墳、4世紀末)についで2番目の規模。
 今回の調査で、石槨の蓋(ふた)に使ったと思われる長さ2m、幅1mの板状の石4枚を発掘。一五年度に長さ2.85m、幅1.38mの蓋石を発見しており、これらを合わせて、石槨の大きさを推定した。
 祭祀で使われたとみられる土製品や副葬品を発見した。長さ6.5cmと8.2cmの魚型の土製品2点もあった。魚型のものが出土するのは、東海地方で初めてではないかという。
[参考:2017.9.29中日新聞]

(注1) 築造時期は、これまで5世紀前半、あるいは4世紀末~5世紀初頭としていた。

過去の関連ニュース・情報
坊の塚古墳
2017.1.29 5世紀前半に造られた全長約120mの前方後円墳で、後円部は3段の階段状であることが判明。


大型な石槨と判明 各務原「坊の塚古墳」
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